- 【初音ミク】亞北ネル -Project DIVA-【DIVA】
675 ：名無しさん＠お腹いっぱい。[sage]：2011/11/26(土) 02:17:08.46 ID:fmp+zQKX - >>640続き
ハク「…」
ネル「…ごめん」
ハク「ネルさん、私にはよくわかりません…。でも、今の素直なネルさんも…
素敵ですよ…《ネルを抱きしめる》」
ネル「ふぐぅ！ 胸！ 胸！ 苦しい！」
ハク「あ、ごめんなさい…《腕を緩める》」
ネル「言っとくけど、女には惚れないからな…」
ハク「ふふ…。きっと、朝までには…。みなさん、帰ってきますよ…」
ミク「《小さな声で歌い続ける》」
リン「ミク姉…。鎮魂歌を歌っちゃだめだよ」
ミク「でも…もう、息もしてないのに…」
リン「…(人の気配…？)《見回す》」
テト「《姿を現す》ここで、そんな歌を聴くのは初めてだよ。君たちは、部外者かな？」
リン「誰…？」
テト「その人は…！《歩み寄る》」
ミク「マスターが、私をかばって…」
テト「その様子、まさか、ナノマシンが体内に…？」
ミク「《うなずく》」
リン「《天井を見上げる》…あなたの声、スピーカーから…？」
テト「…ボクは、重音テト。ただの立体映像と音声だけど、そういう名前がついてる」
リン「VOCALOIDにそっくりだね」
ミク「リンちゃん…。それどころじゃないんだよ…。マスターが…」
テト「言ってみれば、物真似。施設内のネットワークに接続しているコンピュータで
分散処理して、VOCALOIDのAIをエミュレーションしているんだ。姿形はどうとでも
なるから、似ているのは当然だよ」
リン「なるほど…」
テト「…AI用とは別の分散処理モジュールで、人間の体内にナノマシンが混入すると
どうなるか、シミュレーションしてみた」
ミク「…？《顔を上げる》」
テト「結果は、VOCALOIDと同じ。体温の著しい低下、昏睡を経て、仮死状態に陥る。
ただ、VOCALOIDよりはるかに効き目が早く現れる。1分から2分以内といった…」
ミク「もういいよ！ …マスター、どうして…」
リン「ミク姉、落ち着いて。マスターはきっと目を覚ますよ」
テト「仮死状態に陥ったVOCALOIDが目を覚ました例はない。残念だけど、人間も…」
リン「じゃあ、私がその最初の例だよ」
テト「えっ！？」
ミク「リンちゃん…？」
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- 【初音ミク】重音テト -Project VAVA-【DIVA】
97 ：名無しさん＠お腹いっぱい。[sage]：2011/11/26(土) 02:28:07.55 ID:fmp+zQKX - 体型はミクさんと互換だって俺が言ってた
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- 【初音ミク】亞北ネル -Project DIVA-【DIVA】
676 ：名無しさん＠お腹いっぱい。[sage]：2011/11/26(土) 02:33:16.19 ID:fmp+zQKX - >>672
どっちも錯覚に過ぎな…あれこんな時間なのに誰か来たかな
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99 ：名無しさん＠お腹いっぱい。[sage]：2011/11/26(土) 13:58:28.67 ID:fmp+zQKX - テト「>>98、ちょっと屋上で二人きりで話があるおξ#＾ω＾)」
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101 ：名無しさん＠お腹いっぱい。[sage]：2011/11/26(土) 17:59:09.42 ID:fmp+zQKX - 呼び出されて屋上に向かった>>98を待っていたのは、
愁いを帯びた瞳で遠くを眺めるテトの姿だった。
テト「…テトお姉さんと約束」
テトが背を向けたまま口にした言葉には、
いつもの陽気さが欠片も含まれていなかった。
テトの両肩が上下に少し動いて、ツインドリルが揺れた。
>>98の目には、彼女がため息をついたように見えた。
テト「ほかの子には胴長短足なんて言っちゃだめだぉ」
そう言ったテトの口調は、いつもと同じに戻っていた。
ただ、彼女が振り返ることは最後までなかった。
>>98は屋上を去る前、テトの唇が動いて、何かを言うのを
目にした。
その言葉は急に強く吹いた風にかき消され、>>98の耳には
届かなかった。
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103 ：名無しさん＠お腹いっぱい。[sage]：2011/11/26(土) 21:09:37.60 ID:fmp+zQKX - ああごめん
ちょっと横向いたんだよ
尻尾で吊り上げて屋上から投げ捨てられた可能性もあるが
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