- 【ラブプラス】高嶺愛花お芋28個目【ウサギの国】
184 :うさマナカ調査隊[sage]:2011/06/14(火) 05:13:31.18 ID:CuF4XVKh - >>178
続き 我々は車に乗り込んでその場から立ち去った。 私はふと思った。 「喋れない筈のうさマナカが何故人間の言葉を理解できるのか…」 私は次の調査を考えながら車を走らせた。 「もきゅもきゅ!」「もきき!もきき!」 車が去った後、五匹が激しく鳴き始める。手足をばたつかせて脱出しようとするが、縄はきつく縛られている為、びくともしない。 「もきき!もきぃ!」 ドヤ顔は特に激しく鳴いていた。どうやらドヤ顔は宴会グループのリーダー格らしい。時折仲間を励ます様な優しい鳴き声を出して仲間を勇気づけている。仲間もドヤ顔の声を聴くとジタバタと手足をばたつかせた。 「もきゅ…ゼイゼイ…もきゅ…」「も…きゅ…ゼイゼイ…」 ドヤ顔達の努力も虚しく、時間が過ぎ、体力が減るだけだった。 辺りは暗くなり始め、昼とは違う世界になり始めていた。 「もきゅぅ…」「もきゅ…ガタガタ…」 夜になると仲間達は恐怖に怯えるようになった。森という未知なる世界、漆黒の闇…。 河川敷とは違う世界に五匹は怯えていた。 ガサガサ…ガサガサ… その時、森の奥から小さな足音が聞こえた。 足音が近づく度に4匹は更に震え始めた。
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185 :うさマナカ調査隊[sage]:2011/06/14(火) 05:25:45.88 ID:CuF4XVKh - ドヤ顔は恐る恐る足音がする方を見る。直立したウサギの様なシルエット、長い耳…短い手足…
そう、うさマナカだ。 「もきゅ!もきゅもきゅもきゅもきゅ!」 ドヤ顔と仲間達嬉しさの余り、激しく鳴き始める。 足音が近づく度に力を振り絞って更に力強く鳴き始める。 ガサガサ… ガサガサ… ガサガサ… 足音が更に増える。 そして足音はうさマナカ達に近づいてくる。ドヤ顔達はこの地のうさマナカ達が助けに来てくれたのだと確信した。 ガサガサガサガサ… 数匹の影がうさマナカ達の台に到着する。 ドヤ顔達は大粒の涙を流しながら助けを求めた… ポコン!ポコン! しかし、数匹の影はうさマナカ達の頭を叩き始めたのだ。ドヤ顔達は戸惑いながらもうさマナカ達の影に助けを求めた。 ポコンポコンポコン! ポコンポコンポコン! うさマナカ達が助けを求める度に影が激しく叩く。 助けもせずに叩きまくるうさマナカの影に対してドヤ顔は「もぎぃ!」と一喝する。しかし… ポコン!ポコン! 更に叩くのが激しくなる。しかも太い何かで叩かれ始めるようになってしまった。 ドヤ顔は恐る恐る影をジッと見つめる。すると… 「ポンポコリーン☆」「ポンポコポンポコポンポコリーン☆」 それはうさマナカの鳴き声ではなく、天敵のぽんぽこネネの声であった。
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186 :うさマナカ調査隊[sage]:2011/06/14(火) 05:39:04.71 ID:CuF4XVKh - 「ももももっ!!!!!」
ドヤ顔達は奇声をあげる。 ドヤ顔達が見たのはうさマナカ達ではなく、ぽんぽこネネだったのだ。 必死で鳴き叫びながら助けを求めるドヤ顔達の鳴き声にぽんぽこネネ達が誘われたのだ。 「ぽごぉ!ぽごぽごぉ!」 6匹のぽんぽこネネ達は木に向かって合図をする。するとぽんぽこ10匹、木の後ろから現れた。 「もぉぉぉ…」「もきゅうぅ…」 ドヤ顔達は絶望した。 ぽんぽこネネはうさマナカを捕食する。力でもうさマナカでは到底適わない。ドヤ顔達は諦めたのか耳を垂らしてもきゅと一鳴きした後、黙り込んでしまった。 「ポンポコリーン☆」 3匹のぽんぽこネネが子うさマナカの体をケルナグールし始める。 「もぎゅう!もぎゅう!」泣き叫ぶ子うさマナカ。ぽんぽこネネ達は泣き叫ぶ子うさマナカに容赦なく鉄拳を見舞った。 「もぎぃ!もぎもぎぃ!」 ドヤ顔が3匹に向かって威嚇し始める。 しかし、威嚇はぽんぽこネネ達を怒らせてケルナグールの制裁を更に過酷にするだけであった。 「ぽこぽこぉ?」 一匹のぽんぽこネネがドヤ顔の上に座り始める。ドヤ顔が抵抗すると他のぽんぽこネネがケルナグールの雨を見舞った。 「ぽこぉ…ぽこぉ…」 ブリブリ…ブリブリ… ドヤ顔の上に乗ったぽんぽこネネが糞をする。 ぽんぽこネネの顔は脱糞に満足したのか、恍惚たる顔をしている。 「もき…き…ガクガク…」 糞をされたドヤ顔はあまりの臭さに気絶してしまった。
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