- 【希望ヶ峰】ダンガンロンパ キャラ萌え総合【5日目】
20 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/03/02(水) 16:45:56.21 ID:bqIJXEtz - 今別の所で見てきたんだけど、
大和田の処刑法は「ちびくろサンボ」という絵本が基になっているという説もあるみたいだな
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- 【希望ヶ峰】ダンガンロンパ キャラ萌え総合【5日目】
23 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/03/02(水) 16:59:10.37 ID:bqIJXEtz - マジでか…絵本は名前も聞いたことないな 有名なものだったのか
「説もあるみたいだな(キリッ」とか俺 m9(^Д^)
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- 【ダンガンロンパ】霧切響子の正体は俺の嫁Part3
171 :にゃえぎり[sage]:2011/03/02(水) 22:09:48.27 ID:bqIJXEtz - ちょっと真面目な流れに水を差しちゃうんだけど…>>157の続き書いていて載せにきたので
うざいと思ったら何卒スルー・NGしてください
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- 【ダンガンロンパ】霧切響子の正体は俺の嫁Part3
172 :にゃえぎり[sage]:2011/03/02(水) 22:11:17.58 ID:bqIJXEtz - 翌朝。
久しぶりに腹部への圧迫感のない朝に、心地よく上体を起こす。 そこで感じる、違和感。 僕はとっさに、彼女の姿を探した。 「霧切、さん…?」 すぐに、その姿は見つかった。 部屋の隅、毛布に体を包めて、自分の体をキツく抱きしめている。 心なしか、顔が紅い。羞恥的なものじゃない。 まるで熱に浮かされているかのように、目が蕩けている。 「霧切さん、どうしたの?大丈夫?」 「っ…近寄ら、ないで」 顔を覗き込むと、目をそらされた。 何事かと僕が考える前に、彼女が次の言葉を紡ぐ。 「今の私は…あなたに何をするか、わからないわ」 彼女の瞳に宿る光に、野性を感じ取る。 僕は身の危険を感じて、思わず身じろぎした。 「少し…時間をちょうだい…心を、鎮めるから…」 霧切さんが落ち着くのを待って、僕は彼女の話を聞く。 「…体の異変は、昨日から感じていたのよ。いくら私が、猫っぽくなっている時に理性が無くなるからって… いきなり、あなたの指を、その…舐める、なんて…これまでの奇行に比べて、明らかに異常性が増しているわ」 「確かに…これまではせいぜい、すり寄ってくるくらいだったもんね」 「…と、とにかく、あの時から…その、身体がおかしいのよ」 「おかしいって、どんなふうに?」 「どんなふうって…体が熱くて、気持ちがそわそわして…」 「風邪、かな?」 なんて、額に当てた僕の手には、まるで懐炉を触っているような熱が伝わってきた。 霧切さんは身を捩って僕の手を退け、顔をそむけたまま、耳を真っ赤にしてぼそぼそと喋る。 「その…だから……は…」 「は?」 「発情期、だと思う…」 「え、と…なんて?」 「聞き返すなんて、いい根性してるわね…」
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- 【ダンガンロンパ】霧切響子の正体は俺の嫁Part3
173 :にゃえぎり[sage]:2011/03/02(水) 22:12:49.32 ID:bqIJXEtz - 続き
聞こえなかったわけじゃない、自分の耳が信じられなかった。 彼女の口がら、そんな言葉が出てくるなんて、思わなかったから。 毛布から伸びている彼女の尻尾が、咎めるようにぺしぺしと僕の鼻を叩く。 潤んだ瞳で恨めしく睨まれても、可愛いばかりで、いつもの迫力は全然ない。 「こう見えても今、必死に我慢しているのよ…気を抜いた瞬間に、あなたに襲いかかっちゃう、か、も…」 「ば、馬鹿な事言わないでよ…それに、さすがに女の子には力負けしないよ」 こう見えても、とは言うけれど、言われてみれば今の彼女には、興奮という状態が当てはまるんだろう。 こんな霧切さん、初めて見たから確証は得られないけれど… 息を荒げ、冗談めいて言う霧切さんは、どことなく色っぽい。 「私…結構強いのよ。試してみる?」 ごくり、と、喉が音を立てて生唾を飲んだ。 「冗談に聞こえるかもしれないけど…探偵業でトレーニングを欠かせたことはないし、体格もあなたより大きい… その気になれば、いつだってあなたのこと、襲えるんだから… 今は必死に理性で抑えつけているけれど、体が疼いて疼いて、今にも頭がおかしくなりそう… それにあなたは人が良いから…私がそういうことをしても、拒めないでしょう…? だからこそ苗木君、あなたにお願いがあるのよ」 そこで彼女は、毛布を脱いだ。 ふわ、と、湿った熱気に乗って、彼女の女の子の匂いが鼻に届く。 それだけで、僕はどうにかなってしまいそうだった。 まだ顔は紅く、息はあがっているが、真剣な目つきで彼女は僕を見ている。 霧切さんは、どこから取り出したのか、ガムテープを僕に押し付けた。 苦しそうに胸の前で手を握り締めながら、声を絞り出す。 「まだ、私の意識があるうちに…っ、私の手を、縛っておいて」 「な、何言ってるのさ!」 僕はガムテープを、彼女に押し返した。 「女の子を、し、縛るなんて…出来ないよ!」 僕だって、この現状で、だいぶ理性がやられているんだ。 彼女の自由を奪って、それこそまともでいられる自信はない。 「苗木君、私は真面目に話しているの…本当に、あなたのためでもあるのよ」 「だ、だからってそんなこと…た、例えば霧切さんを部屋に入れておいて、僕は外に出ているとか…」 「閉じ込めるということ?鍵は内側にあるのに、意味はないわ。開けるくらいの知能は残っているから…」 「それに…僕に襲いかかるかどうかなんて、わからないじゃないか」 「あなた、今まであれだけされて、まだそんな悠長な事を…猫になった私は、絶対にあなたを襲うわ。断言できる」 「どうして、断言できるのさ!?」 「猫になった私は、普段の私の記憶や趣向を反映し、より本能的に動く…ここまで言えば、わかるでしょ…?」 「わかんないよ、全然!なんでそれが、猫の霧切さんが僕を襲う確証になるの!?」 「だから!それは、私があなたを、っ……」 そこまで言うと、彼女は黙ってしまった。 でも、その先を聞かなくても、なんとなく…。 だって彼女は、言い淀んだ瞬間からますます顔を真っ赤にして、唇を一文字に、拗ねたように僕をじっと見ていて、 彼女の熱に当てられたかのように、僕も顔が赤くなっていくのがわかった。
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- 【ダンガンロンパ】霧切響子の正体は俺の嫁Part3
174 :にゃえぎり[sage]:2011/03/02(水) 22:13:54.75 ID:bqIJXEtz - 続き
「霧切さん…」 雰囲気に流されつつある僕が、彼女の背中にそっと手を回そうとした、その時に、 「あ、っ…」 それは、唐突に始まった。 「霧切さん!」 「っ、わた、しは…忠告した、のに…もう、知らないから…!……っ…ぁ…」 息がますます荒くなる。 顔は紅いまま、どんどん瞳孔が細くなる。 彼女は最後の力を振り絞って、毛布にくるまった。僕を守ろうとしてくれたのかもしれない。 そんな僕は、どうしていいかわからずに、尻もちを着いていた。 本当に襲われたらどうするんだろう。逃げるべきか、拒むべきか。 正直、発情なんて聞かされ、指舐め以上のことをされて、理性を保っている自信はない。 けれど、こんな状態の彼女を放ってはおけない。 「にゃ…ふーっ…」 毛布の中から、うめき声が聞こえる。 普段の鳴き声じゃない。明らかに異常が見て取れる。 「霧切さん…?」 何度目か、彼女の名前を呼んだ。 びくり、と、毛布が震え、動きが止まって、 次の瞬間、毛布が僕に襲いかかってきた。 「っ、わ…!」 驚く声が口から飛び出す前に、体を押し倒され、 僕は無様に、地面に横たわった。思い切り床に頭をぶつけ、目の前がぐわんぐわんと揺れる。 毛布の中から飛び出た腕が、転がる僕をベッドの上に放り投げ、自分もそれに跨ってきた。 「ふーっ…ふぅうぅ…」 「霧切、さ…」 毛布で包まれた暗闇の中、彼女の双眸が光る。 獲物を狙うような、鋭く冷たい目つき。 ごくり、と、僕はさっきとは別の味の生唾を飲み込む。 そんな彼女の気に当てられて、興奮が僕にも伝導してくる。 「はぁ、はぁ、はぁ…」 「ふぅーっ…ふー…」 互いの吐息が、かかる距離。 彼女の体温を、香りを、存在を近くに感じて、僕ももう限界に近い。 ケダモノは、果たしてどっちだろう。
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- 【ダンガンロンパ】霧切響子の正体は俺の嫁Part3
175 :にゃえぎり[sage]:2011/03/02(水) 22:15:05.52 ID:bqIJXEtz - 続き
男と女が二人でベッドの上、毛布にくるまって体を密着させて。 このままじゃ、どちらが先に動き出しても、何かしらの過ちを犯しかねない。 霧切さんは、ぼくの腹の上に膝立ちでのしかかっている。 彼女の膝に袖を踏まれて、腕の自由も奪われている。 手の甲に、うっすら湿り気を帯びた彼女の太ももが触れている。 確かに彼女の力は、想像していたよりも強い。 けれど、抗えなくはなかった。体重もたぶん、僕の方が上だ。 彼女は探偵として鍛えているといった。確かに、本気の彼女が僕を押し倒せば、抗う術はないかもしれない。 けれど今は、本能のままにのしかかられているだけ。 がむしゃらに起き上がれば、簡単に形勢逆転できるだろう。 だからこそ、残り少ない理性と、全脳細胞をフル動員して、この状況の打開策を考える。 彼女が本能を行動に移す前に。 僕の理性が焼き切れる前に。 「ふっ…ふっ…」 もぞもぞと、腹の上で霧切さんが動き出す。 上体を倒し、頭を彼女に抱かれるような形になる。 ドッ、ドッ、ドッ、ドッ、 心臓がうるさいくらいに、早鐘を鳴らしている。 それは、彼女の鼓動か、僕自身の鼓動か。 「はーっ…はーっ…」 力を込めて起き上がれば、彼女を押し倒すことができる。 できるけど、絶対にやっちゃダメだ。 正気じゃない女の子を押し倒して襲うなんて、犯罪だ。いけないことだ。人間として最低だ。 必死に自分を咎めるけれど、鼻孔をくすぐる甘い匂いに、自制の言葉が浮かんでは溶かされていく。 ずるり、と、霧切さんの体が下にずれてくる。 二人の目線が、合う位置まで。 「なぅ…」 目があったのを確認すると、彼女は妖艶にほほ笑み、足を絡ませてきた。 誘惑しているような目つき。 す、と顔が近付き、 ペロリ 僕の頬を舐めあげる。 ――ヤバい、ヤバいヤバい!! これ以上はエロパロ板行きだ。 とうとう僕は、苦渋の選択の答えを出した。
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- 【ダンガンロンパ】霧切響子の正体は俺の嫁Part3
176 :にゃえぎり[sage]:2011/03/02(水) 22:16:28.05 ID:bqIJXEtz - 続き
ぐ、と力を込めて、自分の手を彼女の下から引きずり出す。 「に゛ゃっ…」 バランスを崩した霧切さんが呻く。 そして彼女の背中に手を回し、思いっ切り抱きしめる。 「にゃ、うっ?」 あまりに唐突で、さすがの霧切さんも面喰らっている。 服越しに柔らかな彼女の体を感じながら、僕はガムテープに手を伸ばした。 背中にまわした自分の左腕に、ガムテープをぐるぐる巻きにして、彼女の背中にあてがった。 固定するのは、彼女の服と僕の左腕。 肘から先は自由なので、同じ要領で右腕も、彼女の服に貼り付ける。 僕が霧切さんに抱きついた形で、二人は固定されている。 体が密着しているわけだから、僕はもちろん、霧切さんも身動きが取れない。 「にゃ…にゃう…」 霧切さんは不可解そうに首をかしげていた。 最初こそ、満足そうに頬を擦り寄せてきて(この時点で僕はもうヤバい)いたんだけど、 やがて自分が身動きを封じられたことを理解したのか、 「なぁああぁう…ふーっ!!」 あからさまに不機嫌そうな声をあげて、バタバタと暴れ出した。 彼女が暴れるたびに、その、慎ましやかな胸(本人に直接言えば、きっと命はない)の膨らみが押しつけられ、 僕の理性を、アイスピックで氷を割る様に、ガンガンと勢いつけて崩しにかかる。 「ダメだよ…元に戻るまで、自由にさせないからね…!」 僕の言葉は届いているのかいないのか、 「フーーっ!!」 彼女はますます暴れて、ベッドを揺らすのだった。 ギシ、ギシと音を立てて、ベッドが揺れる。 その上には、毛布をかぶって重なり合う男女。 人に見られれば、確実に誤解されるであろう光景だな、なんて考えながら、 僕は自分の意識をどこかに飛ばし、目の前の現実に向き合わないように必死だった。 やがて、どう頑張ってもほどけないと理解したのか、ぴたりと暴れていた霧切さんが止まる。 「にゃう…」 ようやくわかってくれたか、と、安堵をしたのもつかの間。 「うう…ふぅうう…」 発情はすぐ収まるわけではなく、今度は切なそうに吐息を洩らす。
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- 【ダンガンロンパ】霧切響子の正体は俺の嫁Part3
177 :にゃえぎり[sage]:2011/03/02(水) 22:17:21.97 ID:bqIJXEtz - 続き
霧切さんの顔は、僕のすぐ横にあるわけで、 彼女がこちらを向いて吐息を洩らせば、それが僕の耳に吹きかかるのも当然。 「ふー…ふー…」 「っ……ひっ…」 情けなくも、女の子のように甲高い声が漏れてしまう。 それに気付いてしまったのか、今度は霧切さんは、僕の耳を執拗に攻めてくる。 ぬるり、と、彼女の温かい舌が僕の耳をなぞった。 「うぁっ!」 声が口から飛び出す。 反応に気を良くしたのか、ますます耳の穴を霧切さん舌が犯してくる。 絶えず足を絡ませ、グイグイと腰を押し付けられる。 我慢だ、我慢だ…彼女はまともな意識じゃないんだから… 欲望が背中から追ってくる。 「にぅぅぅ…」 耳を舐める合間に、耳元で彼女が、切なそうに鳴き続けている。 まるで、僕に何かを訴えかけるように。 ゾクリとした温い恍惚が、背中を駆け抜けた。 逃げなきゃだめだ、逃げなきゃだめだ…! このまま時間が経てば、元のクールな彼女に戻ってくれる。 万が一、互いの欲望のままに動いて、僕が彼女を、彼女が僕を襲えば、もうこれまでの関係には戻れない。 僕がこうして我慢しているだけで、また元の関係に戻れるんだ。 一時の感情に身を任せて、大切なものを失ってはいけない。 しばらく、そのままの時間が続いた。 霧切さんは僕の頬や耳を舐め、身体を擦り寄せて切なげに声をあげ、 僕は彼女を抱きしめたまま、思いっ切り彼女から顔をそらしている。 毛布の中は酷く暑くて、自分の呼気の温もりさえ感じるほど。 彼女と触れあっているところから、じっとりと汗ばんでくる。 「はぁ、はぁ…」 少しずつ酸素が薄くなっていく中で、彼女の動きも鈍くなっていく。 もうそろそろ、大丈夫だろう。 そうして気を抜いた瞬間に、 僕の意識は、深く深く落ちて行った。
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- 【ダンガンロンパ】霧切響子の正体は俺の嫁Part3
178 :にゃえぎり[sage]:2011/03/02(水) 22:18:45.03 ID:bqIJXEtz - 続き
どれくらいの時間、気を失っていたのかは分からない。 一瞬かもしれないし、一日かもしれない。 窓のない部屋では、時間の経過は分かりづらいから。 ただ、起きた時には霧切さんは、もう元に戻っていたみたいで、 「…おはよう、苗木君」 少し動けば触れ合う距離で、僕に挨拶をかけてくれた。 「あ、あの、霧切さん、これは…」 「わかってるわ。記憶もちゃんとある」 彼女を抱きしめたままの格好に気づき、途端に慌てて弁明を口走る。 けれど霧切さんの所作は至って落ち付いていて、互いを抱きしめた体勢のまま、体を起こす。 顔は少し赤かったけれど、本当に『元の』霧切さんだった。 「…耳、消えたんだね」 「尻尾もね。お陰さまで」 余裕を見せようと、ミステリアスな笑みを浮かべるのも、 「今、ガムテープはがすね」 「…ええ」 髪をかき上げる仕種も、 「…多分、この『発情期』みたいなものが、一つの節目だったのね」 推論を進める時にした唇を撫でるクセも、 本当に全部、元の霧切さんだった。 ああ、やっと終わったのか。 ガムテープをほどいた後、どっと疲労感に襲われて、僕はまたベッドに横になった。 もうあの無邪気な微笑みや、恥じらう霧切さんを見られないと思うと少し残念だったけど。 彼女自身に特に危険が及んだわけでもないし、何事もなく終わって、今はほっとしていた。
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- 【ダンガンロンパ】霧切響子の正体は俺の嫁Part3
179 :にゃえぎり[sage]:2011/03/02(水) 22:19:48.12 ID:bqIJXEtz - 続き
「その…ゴメンね」 「何がかしら?」 「急に抱きついちゃったから…」 霧切さんは、なぜかむっとして僕の頬をつねりあげた。 「い、いひゃい!いひゃいよ霧切ひゃん!」 「痛くしてるのよ…」 「何で!?」 「謝ったから」 「え、ええ!?」 ああ、この理不尽な攻撃も久しぶりだな、と、僕は頬をさすりながら感慨にふける。 「私を守るためにとってくれた行動で、なぜ謝るの?…あなたから謝られたら…私が素直に、謝れないじゃない…」 「う…なんというか、罪悪感というか…」 だって、緊急自体とはいえ、女の子を抱きしめるなんてほめられた行動じゃない。 それに、彼女に対してやましい気持ちを抱いてしまったのは、本当だから。 その旨を伝えると、また彼女は顔を真っ赤にして、 「あなたのせいで、赤面症にでもなってしまいそうだわ…」 と、恨めしげにつぶやくのだ。 「そ、それはこっちの台詞だよ!色々してきたのは霧切さんじゃないか。どれだけ僕が我慢して…」 「なら、拒めばいいと言ったでしょう?突き飛ばしても、縛り上げてもいいって言ったのに」 「そんなこと、女の子に出来るわけないよ…ましてや、好きなひt」 「えっ…」 「あ」 Fin
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- 【ダンガンロンパ】霧切響子の正体は俺の嫁Part3
180 :にゃえぎり[sage]:2011/03/02(水) 22:20:02.37 ID:bqIJXEtz - すまんかった
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