- 世界樹の迷宮のキャラは超鳥缶カワイイ 第49階層
795 :ドクドク1/4[sage]:2011/02/14(月) 22:01:58 ID:wxxKaI52 - 金ドク「今日はバレンタインなのよ」
凸ドク「そうですね」 金ドク「最近は友チョコなんてのが流行ってるらしいのよ」 凸ドク「そうらしいですね」 金ドク「というわけでチョコちょーだいなのよ」 凸ドク「はぁ、でも先生は先生であって友達ではないですよね」 金ドク「ぶーぶー」 凸ドク「はぁ・・・、わかりました。 ではギルドの皆でチョコレートケーキでも作ってパーティーしましょう」 金ドク「じゃあついでに何か食べる物持って来させるのよ」 〜〜〜 金ドク「はいみんな集合なのよー。ちゃんと好きな食べ物持ってきたのよね?」 一同「はーい」 金ドク「それじゃあ早速ケーキ作りよろしくなのよ」 地味子「うん、得意だから頑張る」 ガン子「あ、ごめんなさい、私ケーキ作り初めてなの」 姫子「うちも洋菓子はちょっと・・・」 ブシ子「う、某は料理自体が・・・かたじけない」 凸ソド「ボクは食べる専門っス!」 金ドク「ちょっと何なのよ、誰も作れないじゃないのよ?」 地味子「えっ、あの…」 凸ドク「大丈夫です。先程ケーキのレシピをいただいてきました。 これを見ながら作りましょう」 ガン子「凸ドクさん、それホットケーキのレシピ」 凸ドク「えっ」 〜〜〜 金ドク「というわけで第一回、チョコ鍋パーティーの始まりなのよ」 凸ドク「何が『というわけ』なのかわかりませんが・・・何なんですか、そのチョコ鍋というのは」 金ドク「まず部屋を暗くするのよ。それでチョコを満たした鍋に」 凸ドク「もういいです、だいたいわかりました」 ガン子「・・・本当にやるの?」 金ドク「誰もケーキの作り方知らないんだから仕方ないじゃないのよ」 地味子「あの…、うぅ、もういいや…」 金ドク「グダグダ言ってないでとっとと持ってきたものブチ撒けるのよー」 ―かくして、恐怖の闇鍋パーティーが始まったのである。
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796 :ドクドク2/4[sage]:2011/02/14(月) 22:02:56 ID:wxxKaI52 - 凸ドク「それでは明かりを点けますね」
・・・・・・ 姫子「うーん、見た目はただのチョコやね」 ガン子「…そうね、見た目はただのチョコね」 ブシ子「うぅ、あんなもの持ってくるんじゃなかったでござる…」 凸ソド「それじゃーボク一番乗りっス!もうハラペコっス!おりゃー」 地味子「あっ!」 ガン子「ためらわずに行った!」 凸ソド「んー、こりゃ何っスかー?」 ガン子「あ、それ私が持ってきたフライドチキン…」 凸ソド「やったっス!大好物っス!(もぐもぐ)」 地味子「ちょっ、凸ソドちゃん大丈夫?」 凸ソド「んー?チョコもフライドチキンも大好きっスよ?(もぐもぐ)」 ガン子「いや、そういうもんじゃないでしょ・・・」 金ドク「ちゃんと骨まで食べるのよ」 凸ドク「無茶言わないでください」 凸ソド「(ボリボリ)」 ガン子「食べてるし!」 金ドク「それじゃー凸ソドから時計回りでひとつずつ食べてくのよ」 ガン子「う…、次は私?やだなぁ…、何かしらこれ、丸くて柔らかいわね」 姫子「あ、それ多分うちが持ってきた大福やわ」 ガン子「あ、よかった。それなら食べられるわね・・・ってこれ、はんぺんじゃないの!」 金ドク「あ、それアタシが入れた丸はんぺんなのよ」 ガン子「うぅ、食べられるからいいけどなんではんぺん・・・」 凸ドク「次は私ですか。・・・えーと、これは魚ですか?」 ブシ子「あわわわ、申し訳ないでござる!申し訳ないでござる! サンマの塩焼きでござる!まさかこんなことになるとは思わなかったが故!」 凸ドク「ああ、いえ、私もサンマは好きですから…うっ」 金ドク「ちゃんと食べるのよー?」 凸ドク「…わかってますよ。…うっ」 ブシ子「あぅぅぅぅ」 地味子「し、仕方ないよ!こんなことになるなんて誰も知らなかったんだし!」 ガン子「でもケーキパーティーに焼き魚の時点で」 地味子「しーっ!しーっ!」
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797 :ドクドク3/4[sage]:2011/02/14(月) 22:04:09 ID:wxxKaI52 - 金ドク「それじゃー次はアタシなのよ。当たり引いてやるのよ。
…お、何やらドーナツみたいなもの発見なのよ。いただきますなのよ(パクっ)」 地味子「あ、それ私が持ってきたルーカサイト」 金ドク「ぶーっ!なんてもの持ってきてんのよあんた!」 地味子「美味しいのに…」 金ドク「ぉをを、何なのよこのえもいわれぬ食感と鼻をつく香りは…」 凸ドク「食べ物(?)を粗末にしてはいけませんよ」 地味子「美味しいのに…」 地味子「それじゃ次は私ね。…あ、これ大福だ。おいしい」 ガン子「・・・・・・」 地味子「・・・?どうしたの?」 ガン子「さすが地味子だわ。何事もなく終わったわね」 姫子「羨ましいわぁ」 地味子「うぅ、おいしいのになんか嬉しくない…」 ブシ子「次は某でござる。…むっ、これは何でござるか」 ガン子「細長くて穴が空いてるわね」 金ドク「あー、それはチクワなのよ」 姫子「次はうちやね…、あ、これもちくわみたいやわ」 ブシ子「でも何かぎざぎざしてるでござる」 金ドク「あー、それはちくわぶなのよ」 凸ドク「ちょっ、先生、いくつ入れてるんですか」 凸ソド「がんもどきウマいっス!」 ガン子「なんでおでんの具材ばっかり・・・、あ、これはスコーンかしら?」 凸ドク「あ、私のです」 ガン子「凸ドクさん、あなたいい人だわ…」 金ドク「あーもーじれったいのよ。もう全部かき混ぜちゃうのよ」 ガン子「あーっ!」 凸ドク「先生、何やってるんですか!」 ブシ子「う…、何か色が変わったでござる…」 金ドク「さー次は凸ドクの番なのよ、早く食べるのよ♪」 凸ドク「先生、次は自分の番だってわかってます?」 金ドク「あ…」
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798 :ドクドク4/4[sage]:2011/02/14(月) 22:05:52 ID:wxxKaI52 - 金ドク「それじゃーここらでお開きなのよー」
ガン子「あ、逃げた!」 凸ドク「どうするんですか、これ!」 金ドク「あーもうわかったのよ。ちゃんと始末するのよ」 凸ドク「捨てちゃ駄目ですよ。食べ物ですから」 金ドク「ちゃんと食べてくれる奴にくれてやるのよ」 ガン子「誰も食べないでしょ、こんなの…」 金ドク「アテならあるのよ」 〜〜〜 葉バド「ようダク男、チョコはもらえたか?」 ダク男「バッチリっす。手作りチョコっす。これは本命に間違いないっすね」 葉バド「なんだ、お前もか。自慢してやろうと思ったのによ。 んで、誰からもらったんだ?」 ダク男「いや、それが匿名なんすけどね」 葉バド「ほう、そうか。実は俺のも匿名なんだ」 ダク男「恥ずかしがり屋さんなんっすね」 葉バド「だがそれがいい(にやり)」 葉バド「とはいえ凄まじい味だ・・・。しかし俺は残さず食べる! そう、味ではなく愛を、味覚ではなく心で味わうんだッ!」 ダク男「ぅお、チョコにさつま揚げを入れるなんて大胆な子だぜ… だがだからこそッ!本命の味ッ!うおおお食っちゃるぁー!」 金ドク「ほら一件落着なのよ」 凸ドク「何がですか」 おまけ スキュレー「あてりん受け取って!バレンタインのチョコよ!」 あてりん「何…これ…?」 スキュレー「採れたて海鮮入りのチョコよ。頑張って作ったの」 あてりん「ねぇスキュレー、ひょっとしてあたしのこと、嫌い?」 スキュレー「何を言っているの!?こんなに愛を込めて作ったのに!」 あてりん「わかったわよ食べるわよ…うぷっ」
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