- ウルトラビーストを同じ部屋に閉じ込めてみた。 [無断転載禁止]©2ch.net
259 :名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止[sage]:2017/01/21(土) 01:50:55.88 ID:e4zD9WCl0 - ウツロイド「あ、きれいな貝殻」
赤ウツロイド「都合よくあいつに会えるものなのか?……」 コソクムシ「ん?見慣れないポケモンだな、観光客か?しかも珍しいことに島の神様までいるし」 カプ・ブルル「おっ、向こうからやってくるとは都合がいい」 コソクムシ「オ、オレっちなんも悪い行いはしてないっちよ!」 カプ・テテフ「あー・・・ あのコソクムシさんは部屋に迷い込んだコソクムシとは別のコソクムシさんですねぇ」 ウツロイド「怪我もしてないみたいだし口調からしてポケ違いみたいね…」 赤ウツロイド「しんじゅで呼ぼうとしても、前に出会ったコソクムシがやってくるとは限らないか…」 カプ・ブルル「ふむぅ…」 デンジュモク「しらみつぶしに探すとしても効率は悪いだろうよ……」
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260 :名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止[sage]:2017/01/21(土) 02:12:48.59 ID:e4zD9WCl0 - ウツロイド「こうなったらいろんな場所を巡ってみる?もしかしたら海岸じゃない場所にいる可能性だって十分あるわけだし」
カプ・テテフ「そうですね! テテフの島はここの海岸以外にもきれいな穴場スポットがいっぱいあるですよぉ!」 赤ウツロイド「私たちは観光しにやって来たわけじゃないだろ だが…」 赤ウツロイド「ウツロイドとテテフとせっかく来たんだ…… ま、まあこの際アーカラ島を見て回るのも悪くないかな/////」 カプ・テテフ「テテフが面白い所をいっぱい紹介してあげますぅ♪あ、でもコソクムシさんは探さないといけないですね」 デンジュモク「……テテフの奴、バスガイドさんにでもなったつもりかよ…」 カプ・ブルル「…あれでは神というよりアーカラ島の観光大使だな…」
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261 :名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止[sage]:2017/01/21(土) 02:54:00.27 ID:e4zD9WCl0 - カプ・ブルル「よし、テテフとウツロイド二匹、私とデンジュモクとで手分けして探ってみよう」
ウツロイド「そう… そっちはそっちで頑張ってね(デンジュモクもむさい分類のオジサンと二人行動しないといけないなんて大変でしょうね)」 赤ウツロイド「では私たちは女の子水入らずでコソクムシの情報を捜査させてもらうぞ!そちらの方も健闘を祈る」 カプ・テテフ「デンジュモクとブルル頑張ってね〜! さ、みんな行くですぅ!」 ウツロイド二匹とテテフが去った後、不意に合いたくもないのにブルルと目が合ってしまうデンジュモク デンジュモク「・・・・・」 カプ・ブルル「さあ、私には他にもやらなければならない仕事もある、探ろう…」 デンジュモク「・・・・あ、あぁ」 カプ・ブルル「なぜそうも不満を言いたげな表情をするんだ…」 デンジュモク「別にいいだろ・・・・」
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262 :名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止[sage]:2017/01/21(土) 03:00:20.39 ID:e4zD9WCl0 - 〜いつもの空間〜
ナマコブシ「あ!そういえばデンジュモクさんには目がないのに、目が合うって表現間違っている気もしますがどうなんでしょうか?」 マッシブーン「細かいことは気にするな!」 ナマコブシ「確かに… デンジュモクさんに目はないけど、見られている感覚はあるからきっと視線自体はあるのでしょうね」
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265 :名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止[sage]:2017/01/21(土) 22:50:06.90 ID:e4zD9WCl0 - 赤ウツロイド「おいみんなあそこの海辺でのんびり釣りしてる奴って・・・」
ウツロイド「あ!あのポケモンなんじゃないの?」 カプ・テテフ「ウツロイドさんきっとそうです! お〜い!そこののんびり釣りしてるグソクムシャさ〜ん!!!」 グソクムシャ「おわっ! …誰かと思えばテテフ様じゃないですか。守り神さん直々に用事とは拙者に何か用ありですかな?」 カプ・テテフ「えっとぉ・・・ グソクムシャさんはこの島にいるコソクムシさん全員に詳しいって聞いたのですが・・・」 グソクムシャ「さすがにすべてのコソクムシと知り合いだとは言えぬが、拙者を慕っているコソクムシは数多いですからな」 ウツロイド「じゃあ… そのコソクムシ達の中に、最近別のポケモンからいじめられているコソクムシはいませんでした?」 グソクムシャ「ふむぅ…… 心当りはあるな。三日か四日前ほどだったけな、グソクムシャさんのように強くなるにはどうすりゃいいんすかと尋ねてきたボロボロのコソクムシはいたが…」 赤ウツロイド「そのコソクムシ、友人にオニシズクモがいなかったか?」 グソクムシャ「……よく知っているな。確かに、そいつはオニシズクモだけでなくもっと多種多様なポケモン達と仲が良かった奴だったな」 グソクムシャ「しかし拙者には、もともと友好的で友達思い、それなりに勇気もあるアイツが他ポケモンからいじめられるような性格の奴にはどうも思えないのだが…何があったのだ?」 カプ・テテフ「たぶんそのコソクムシさんで間違いなさそうですね・・・・」
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266 :名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止[sage]:2017/01/21(土) 23:14:28.23 ID:e4zD9WCl0 - ちょうどそのころ、牛の民芸品の中のオッサン&イルミネーションボーイは…
カプ・ブルル「土地勘がないとどうにも動きづらい……」 デンジュモク「ブルルのオッサン、観光パンプレットもらってきたぜ、見るか?」 カプ・ブルル「だからわしらは旅行に来た観光客ではない! よし、地図が描かれた看板でも探そう」 デンジュモク「地図よりもコソクムシ探せよ… あいも変わらずおつむの硬い融通のきかねえオッサンだな…」 バキッ!ボコッ!ベキッ! ?????「いいこと!? あんたらの犯した愚行のせいで、スワンナさんに悪評が立ったのですよ!」 ?????「スワンナさんのきれいな顔に泥を塗ったお前らは、どうこの罪の償いをするつもりなのよ…」 ?????「今回はこれぐらいで許してやるわ、フンッ!」 デンジュモク「?! オッサン、さっきの声聞こえたか!?」 カプ・ブルル「おっと、地図があったぞ!これでどこに何があるのか分かりやすくなる」(聞いてねーやこのオッサン) カプ・ブルル「デンジュモク、君もこっちに来て地図を確認し・・・ む?」 ブルルが地図に夢中になっている間に、デンジュモクは声がした方へと向かっていってしまった
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268 :名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止[sage]:2017/01/21(土) 23:43:56.38 ID:e4zD9WCl0 - デンジュモク「……おい、大丈夫か?!」
イトマル「大丈夫じゃないっす・・・・・」 ヒンバス「ひ・・・ひどいわ・・・」 ヌメラ「・・・・ふえ〜ん、全身痛いよぉ・・・ボーンラッシュはともかくフライパンとテニスラケットは反則だよぉ・・・」 デンジュモク「お前ら… いじめられていたのか?……」 イトマル「あんな奴らに立ち向かおうなんてやっぱ無理なんすよ・・・」 ヒンバス「あ・・・なた・・・は・・・誰?・・・」 デンジュモク「名乗るほどのもんでもねぇ…… おい!ブルルのオッサン!コソクムシの前に怪我人をなんとかしねえと!」
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