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名無しさん@お腹いっぱい。
【源泉の感情】平岡公威・三島由紀夫の詩♭♯♪

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【源泉の感情】平岡公威・三島由紀夫の詩♭♯♪
330 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/10/13(木) 10:10:49.34 ID:5EyS8W79
楯の会会員たりし諸君へ

諸君の中には創立当初から終始一貫行動を共にしてくれた者も、僅々九ヶ月の附合の若い五期生もゐる。しかし
私の気持としては、経歴の深浅にかかはらず、一身同体の同志として、年齡の差を超えて、同じ理想に邁進して
きたつもりである。たびたび、諸君の志をきびしい言葉でためしたやうに、小生の脳裡にある夢は、楯の会全員が
一丸となつて、義のために起ち、会の思想を実現することであつた。それこそ小生の人生最大の夢であつた。
日本を日本の真姿に返すために、楯の会はその総力を結集して事に当るべきであつた。
このために、諸君はよく激しい訓練に文句も言はずに耐へてくれた。今時の青年で、諸君のやうに、純粋な目標を
据ゑて、肉体的辛苦に耐へ抜いた者が、他にあらうとは思はれない。革命青年たちの空理空論を排し、われわれは
不言実行を旨として、武の道にはげんできた。時いたらば、楯の会の真価は全国民の目前に証明される筈であつた。

三島由紀夫
昭和45年11月、楯の会会員への遺言「楯の会会員たりし諸君へ」より(倉持清への書簡に同封)
【源泉の感情】平岡公威・三島由紀夫の詩♭♯♪
331 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/10/13(木) 10:12:00.36 ID:5EyS8W79
しかるに、時利あらず、われわれが、われわれの思想のために、全員あげて行動する機会は失はれた。日本は
みかけの安定の下に、一日一日魂のとりかへしのつかぬ癌症状をあらはしてゐるのに、手をこまぬいてゐなければ
ならなかつた。もつともわれわれの行動が必要なときに、状況はわれわれに味方しなかつたのである。
このやむかたない痛憤を、少数者の行動を以て代表しようとしたとき、犠牲を最小限に止めるためには、諸君に
何も知らせぬ、といふ方法しか残されてゐなかつた。(中略)
日本が堕落の淵に沈んでも、諸君こそは、武士の魂を学び、武士の錬成を受けた、最後の日本の若者である。
諸君が理想を放棄するとき、日本は滅びるのだ。
私は諸君に、男子たるの自負を教へようと、それのみ考へてきた。一度楯の会に属したものは、日本男児といふ
言葉が何を意味するか、終生忘れないでほしい、と念願した。青春に於て得たものこそ終生の宝である。決して
これを放棄してはならない。

三島由紀夫
昭和45年11月、楯の会会員への遺言「楯の会会員たりし諸君へ」より(倉持清への書簡に同封)


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