トップページ > 詩文学 > 2011年02月02日 > Xsc3MaX7

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nezumi
詩人になろうぜ 2

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詩人になろうぜ 2
176 :nezumi[sage]:2011/02/02(水) 01:55:41 ID:Xsc3MaX7
戦士「寒くなってきたな俺のコートをきてろ」
さっそうとロングコートを脱ぐ、戦士くるときロングコートなんか着てたっけ?
コートは着ると床につくくらいの長さで裏地が絹で高級品らしかった。
砂漠からの風は寒くなってたのでこれは助かった。

白刃をふりかざした集団がどこからかゾロゾロあらわれた。
異国語でわめいてる。
戦士「盗賊だな無益な殺生したくないな、おい走るぞ!」
と声を残して遠くの建物のかげに消えるとこを見た、早い!

護衛「俺が戦って時間をかせぐから先に逃げろ!」
と指示され背中をつきとばされたのだが立ち去ることはできなかった、
すそ、すそ踏んでる!
護衛「あらあ、なんてマヌケな運命なんだお前って、気の毒だなあ」
わたしのせいじゃないと思うんだ!

盗賊団は、護衛を回避し、わたしに狙いをさだめた、まあ当然か。
しかし指さしてわめくだけで斬り掛かってこない。
護衛「その、コートを返せって言ってるみたいなんだが」
あ?
コートを差しだすと盗賊団はひきあげていった。


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