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126 ：名前はいらない[sage]：2017/03/31(金) 00:29:10.82 ID:/eR+iK82 - 夜風が雨の香りを運んできた
ここではないどこかの
夜風が雨の香りを運んできた
そこではないどこかの
掌から零れた淡い夢が砂に変わる頃
ここではないどこかに私はいるだろうか？
掌から零れた紅い花が砂に変わる頃
そこではないどこかに君はいるだろうか？
流した涙すらも想い出にかわる頃
私たちはお互いを忘れてしまうはず
泣き出しそうな空でも見上げ
口笛を吹いて上の空を気取ろう
消えかけの想い出をかき集めたって
君にはならないから
泣き出しそうな空でも見上げ
口笛を吹いて来世に逃げよう
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