- 自己満足ポエム投下しまう
28 :名前はいらない[sage]:2011/10/11(火) 23:17:45.89 ID:0vL4Tu4j - 「孤独」
青々とした夏の空 無数の人が交錯する街の雑踏 行き交う人々の笑い声 横断歩道 車 人 大人 子供 女 男 婆 爺 彼女 彼 家族 友人 恋人 夫婦 全ての者が僕を嘲り哂う それは決して絶える事はない 僕はただ耐えるしかない stand 僕は立っている stand 僕は耐えている 僕は何もしていないのだ 罪など犯していないのだ 否、それが罪だったのだろうか 何もしないという罪 友も恋人もなく ただ惰性で生きている そんな僕への戒めか 苦しみ悩み迷い悲しむ されど喘ぎ叫んで狂って嘆く事は許されない 僕は孤独なのだ どんなに声を張り上げて苦しみを叫ぼうとも 誰も手を差し伸べてくれる事はない 僕に仲間はいないのだから だから僕は必死で堪え続ける 永遠に止まる事のない冷たい歯車に巻き込まれ 身も心も引き裂かれながら、しかしそこから抜け出す事は許されない 廻る廻る廻る 何処へ僕は行くのだろう 永劫回帰する孤独と苦痛の深淵か まぁ、どっちでもいい 僕に救いなどありやしないのだから
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