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名も無き飼い主さん
うさぎ総合スレ その90

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うさぎ総合スレ その90
729 :名も無き飼い主さん[sage]:2012/11/24(土) 16:51:22.09 ID:cvnKt1gH
うさぎの食性について

うさぎは後腸内発酵を行なう単胃草食動物です。
うさぎの盲腸は複雑な動きと複雑な働きで、消化生理の重要な部分を支えています。
盲腸の中には多数の細菌が盲腸内常在細菌叢を形成しており、これが消化に大きな役割を果たしています。
盲腸では硬くてコロコロと丸い●と『盲腸便』と呼ばれる柔らかくまとまった糞の2種類を作り分けています。
盲腸便は24時間のリズムで排出され、うさぎはこれを肛門に口をつけて直接食べます。
この盲腸便にはビタミンB群と良質なタンパク質、そのたが含まれています。
うさぎは完全草食性動物であり、野生時代には母乳以外に動物性の食物を口にすることはなかった。
一般に野生の草食動物のなかには木の実や穀類、イモ類など高脂質、高炭水化物の植物を食べるものも多いですが、うさぎはもっとも栄養価の低い草や木の葉を食べていました。
これはアナウサギが高栄養価な植物が存在しない地域に生息していたからであり、進化の過程で低栄養な植物から、体に必用なエネルギーを得るための、非常に高性能な消化管を獲得したものと考えられます。
うさぎは草や木の葉の繊維を炭水化物として利用することができ、この高性能な消化管をもってしても不足な部分を盲腸便栄養というシステムで補っているのです。
うさぎ総合スレ その90
730 :名も無き飼い主さん[sage]:2012/11/24(土) 16:52:03.82 ID:cvnKt1gH
このような食性を持つうさぎが人と暮す中で、さまざまな不具合が起きています。
すなわち、うさぎ本来の食べ物でない高栄養の食物(ナッツ類、穀類とその製品、豆類、トウモロコシなど)を与えすぎるため、肥満や消化障害が起こったり、本来の主食である乾草を嫌い、臼歯の過長症になりやすくなったりします。
非常に栄養価の低い草や葉を食べるように進化したうさぎは時間が許せば四六時中食べる性質があります。
さまざまな疾病により体調が悪くなっても、食べ続けることを止めようとはしません。
栄養価の低い食物を食べ続けることが生き抜いていくために必要不可欠なことだからであります。
したがって、うさぎの食欲が低下、または廃絶するという事は死活問題であり、「まだ多少は食べているから大丈夫」というのはうさぎにはあてはまらないのです。
むしろ疾病の種類や病態によりますが、うさぎは死亡する数時間前まで食べていることは珍しくありません。
うさぎの食欲の低下や廃絶は非常に危険であると認識すべきです。
草食のうさぎは食事を摂らない状態では、生理的平衡状態を保つことができないので、絶食できる時間は短く、食事を摂らないタイムリミットは短いのです。
うさぎ総合スレ その90
731 :名も無き飼い主さん[sage]:2012/11/24(土) 16:52:41.51 ID:cvnKt1gH
炭水化物摂取の注意
 ペットラビットが与えられる可能性のある澱粉源としては、穀類(大麦、小麦、トウモロコシなど)やその製品(パン、乾麺、クラッカー、シリアルなど)およびイモ類(さつまいもなど)があげられる。
また市販のおやつ類も小麦粉を主原料とするものが多く、主成分は澱粉である。澱粉が多く繊維が少ないと、盲腸内細菌による発酵産物が増加し過ぎる結果、病原微生物の増殖を許し、腸毒素血症に陥るおそれがある2)。
砂糖菓子やクラッカー、パン、ウサギ用おやつ(クッキーやトースト風のもの)を多量に与えた時に消化管異常をきたすことがあり、このような事例は腸毒素血症が関与していることが示唆されており、離乳直後の子ウサギに多い5)。
離乳直後の子ウサギは腸内細菌叢が完全に構築されきっていないので、細菌叢の異常が容易に起こるのである1)3)。
しかし極端に急激な澱粉の過剰摂取は大人のウサギにも腸毒素血症を惹起することがあり、急性鼓脹症を伴い、中には急死する症例もある。
いずれにしても腸内細菌叢は腸内環境(浸透圧やpHなど)の急激な変化に弱いので5)、普段食べていないもの、特に炭水化物が主成分である食物を急に多量に与えてはならない。
うさぎ総合スレ その90
732 :名も無き飼い主さん[sage]:2012/11/24(土) 16:53:32.47 ID:cvnKt1gH
繊維の重要性
草食のウサギにとって植物の繊維は消化管の恒常性を保つために不可欠なものであることを忘れてはならない。
例えば繊維の不足は盲腸内細菌叢の異常と盲腸内pHの異常に関連していると考えられている。
繊維は盲腸内細菌の栄養源となっている。そして繊維の発酵により産生される脂肪酸は盲腸内pHを低く維持して有害微生物が繁殖するのを防いでいるといわれる。
また繊維は蠕動を促進し、消化管の通過速度を速める。
繊維不足は蠕動運動を弱める結果、消化管内の恒常性が破綻し、腸炎の発生が増加することが知られている。
また繊維不足は過剰なグルーミングを起こさせるとともに、上部消化管に毛が滞りやすい要因となるため、繊維不足は胃毛球症の発生を増加させる。
多くの調査研究が低繊維食による子ウサギの成長率低下を証明している。
繊維は消化管の蠕動運動を促進する作用があるが、下痢を悪化させることはない。
なぜならばウサギの下痢は通常蠕動が低下した状態で起こっているからである。
うさぎ総合スレ その90
733 :名も無き飼い主さん[sage]:2012/11/24(土) 16:54:54.22 ID:cvnKt1gH
ウサギの食物に関する習性
野生ウサギは草木の若芽や若葉を好んで食べるが、状況が悪ければより硬い部分を食べ樹皮までも食べる。
野生ウサギは消化管のコンディションやその他の体調に合わせて食物を選ぶものと想像される。
飼育下のウサギにおいてもこのような選択の片鱗をうかがわせることもあるが、一般にペットラビットは与えられた食物の中から、好きなものの順に食べる。
嗜好には個体差があるが、多くのウサギの好みは、市販のおやつ、野菜、ペレットフード、乾草の順である。
ウサギは幼時に食べた経験のないものを成熟後に食べないことが多いので、将来的に味を覚えさせておいた方がよいものは幼時より与え、食物として認識させておく必要がある。


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