- 【アホロートル・メキシコサラマンダー】ウーパールーパーpart26
357 :名も無き飼い主さん[sage]:2012/11/19(月) 00:09:13.39 ID:48JSWEY6 - そんなことわかっりきたことという人は流しておくれ。
落とし込みつか、投げ込み式やスポンジ式といったエアレーションタイプのフィルターは 流水量が弱いところが、生物濾過での水質維持&向上を効率的にしているわけで効率が悪いと勘違いしている人多杉。 必ずしも流水量多=濾過能力とはならないよ。 確かに一部メーカーでも流水量をやたら多くする傾向はあることはあるけれどね。 一言で書くのは乱暴かもしれないが、流量が多ければ目で見える浮遊物などが 早くスポンジなどに濾されている過ぎず、実際に水の中のアンモニアなどを害の少ない物質に バクテリアが変えるという効果を発揮する(こなれた水にする)には、ある程度の時間がかかる。 これをサポートするというなら、活性炭やゼオライトなどの吸着剤併用。 単に水中モーターで早く水をまわして流水量を多くすれば 濾材に住み着いているバクテリアが作用している間に 水は次から次へと未処理のままどんどん流されていくわけで 流水量が多いことで、劇的に生物濾過が行われて変わるわけではないよ。 実際、アクアリウム以外の浄水業界でも「ろ過流量は浄水能力と密接に関係している」といわれ 「時間当たりの体積量が少ない方が、浄水能力は高くなり、 逆に多くなれば浄水能力は低くなる傾向がある」とされている。 水中ポンプなどの力で流水量を多くするのは、物理的に浮遊物をろ過して越したり ろ過材への付着を流したりするのがメインと思った方がいいよ。 だから水質に五月蝿いディスカスなどでは投げ込み式を多用するマニアもいるわけ。 (あとバクテリアたちへ大目の酸素供給も意外と重要) あくまで濾過材の交換や洗浄は、物理的に濾(こ)しそこに付着したゴミが バクテリアが分解しきれていないカスやデトリタス(生物遺体や生物由来の物質の破片、微生物の死骸など)を 取り去ってカスやデトリタスから、新たに湧き出る汚れ(アンモニアなど)で 飼育水を再び汚すことを防ぐ為であって、そのことで濾過を効率よくするためのメンテナンス。 良い飼育水を作るという意味なら、流水量の多さだけで判断する先入観は マイナスに働く方が大きいこともあると覚えておいた方がいいよ。長くなったけどあまりに気になったので…。
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372 :名も無き飼い主さん[sage]:2012/11/19(月) 23:30:31.10 ID:48JSWEY6 - >>371
横レスでゴメン。 両生類の浸透圧は http://www.press.tokai.ac.jp/webtokai/uminiikiru2.pdf >両生類という名は、この仲間が淡水と陸の両方で生きていけるということで. 付けられた。 >体液の主要な成分は 0.65% の塩化ナトリウム、体液浸透圧は鳥類や哺乳類の2/3ほどではあるが、 >周辺の低張な淡水から、浸透的に皮膚を通して水が体内に流入する(水は浸透圧の低い方から、 >高い方に移動して、塩濃度を平均化しようとする)。 この 『0.65%』 という数字は、具体的に書くと 「カルキ抜きした水1リットルに対して6.5グラムの比率」までだよ。 2%や4%(水1リットルに対して2%なら20グラム、4%なら40グラム)の塩水では 体組織から水分が出てしまうので両生類(つか海水に耐性の無い生き物)、 特に体調崩している時は短時間でも危険だよ。 海水ですら約3.5%(水1リットルに対して3.5グラム)。老婆心ながら…。
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373 :372 orz[sage]:2012/11/19(月) 23:37:43.66 ID:48JSWEY6 - 念の為少し補足
この 『0.65%』 という数字は、具体的に書くと 「カルキ抜きした水1リットルに対して6.5グラムの比率」までだよ。 >「カルキ抜きした水1リットルに対して食塩(塩化ナトリウム)6.5グラムの比率」までだよ。 水1リットルに対して2%なら20グラム、4%なら40グラム >水1リットルに対して2%なら食塩20グラム、4%なら食塩40グラムが相当 海水ですら約3.5%(水1リットルに対して3.5グラム)。 >海水ですら約3.5%(水1リットルに対して塩化ナトリウム3.5グラム相当)
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