- ヒキガエル何でもpart2
13 :名も無き飼い主さん[sage]:2012/10/09(火) 09:39:31.63 ID:TNdTrkek - 前スレで ヒキガエルが地面にお腹を当てて
お腹から水分を吸収していると書き込みあったけど、 木陰の湿った土や、朝露、夜露なんかでしのいでいるのかなあ 竹やぶは竹の切り口などに水が多いね。 ヒキガエルってあんなにふにゃふにゃした体なのに、結構固い地面を掘って 埋まっていることが何度かあって驚いた。(草刈や畑を耕してたら出てきた) 場所によっては数十センチ掘れば水が湧くところもあるし 人間は知らないけど、地下の不思議な空間に秘密基地を作って でヒキガエルたちが繁殖してるのかもね
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15 :名も無き飼い主さん[sage]:2012/10/09(火) 20:07:10.95 ID:TNdTrkek - 古事記
さて、大国主の神(出雲大社の祭神)が出雲のミホノサキにいらっしゃったときに、 白い波間の間を小さな船にのって近寄ってくる神様がありました。 そこで、大国主の神は、その小さな神様にお名前をおたずねになったが その小さな神様は答えません。 付き添っていた何人もの神々にもたずねてみましたが 誰もその小さな神様を知りません。 そこで、ヒキガエルが申し上げた ←★ここでヒキ登場! ヒキガエル 「これはクエビコが知っているでしょう」 ヒキガエルがそう申し上げたので、大国主さまはクエビコをお召しになりおたずねになると 「これはカムムスヒの神のお子さんで、スクナビコナノ神です」とお答え申し上げました。 ●ヒキガエル =谷潜(タニグク) ヒキガエルは谷間や地の底をくぐって、陸地の果てまで行くと信じられていた。 「たにぐくの渡るの極み」の慣用句もある。
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16 :名も無き飼い主さん[sage]:2012/10/09(火) 20:19:58.68 ID:TNdTrkek -
なぜ、ヒキガエルは小さな神(スクナビコナ神)を知っている者として クエビコ(足は立たないが、天の下の全ての出来事を知る神(田を守るカカシ))を 大国主さまに紹介できたのか? それはそれぞれが同類の存在でだったからであった。 タニグク(ヒキガエル)、クエビコ神(足の立たないカカシ)は共に異形の者であった。 ヒキガエルはくずおれた姿のものであった。 クエビコは、足が萎えて腰が立たぬ存在。 不具の聖者である。 不具なるものが、神に近かった事は柳田国男も書いている(一つ目小僧、その他など) クエビコは足が萎えて動けないが、田んぼにたたずみ雨に濡れぞぼり、田を守る神であったが、 ヒキガエルと友達で、地の果ての極みまでいく、ヒキガエルのもたらす情報を受け取っていた。 ヒキガエルは諸国世界を放浪し、その見聞をクエビコに伝える。 ヒキガエルは異形であるために神に近く、神への媒人であり、 だからこそ、クエビコという同類の物知りの神様を、大国主さまに紹介することができた。 古事記は1000年、2000年以上前の、この日本に住んでいた人の感性や経験を集積したものだから むかーしの人も今の我々と同じように、 ヒキガエルを愛おしく感じてたのかな?と思われて何とも嬉しい気持ちになった。 >>14の性格とか、悩み事や何か全てを、神様に報告中かも知れんよw?
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18 :名も無き飼い主さん[sage]:2012/10/09(火) 21:22:04.38 ID:TNdTrkek - 昔の人も不思議に感じていたんだろうね。>>12の感じたままと同じ疑問を持って
ヒキガエルは地の果てまでいくと信じていたんだと思う。
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