- 【滅ぼせ】ペットショップはバカ!【悪の店】
852 :動物愛護支援の会[sage]:2012/06/11(月) 10:26:17.37 ID:FWwZ0Pgi - ある時、チャッピーが私たちに甘えたりワガママを言ったりしているところを、
ジョンがこっそり見ていることに気付きました。 そうか! チャッピーと猫たちを見て、どれだけ私たちを信頼してくれているのか、 家族とはどういうモノなのか、ジョンなりに考えていたようです。
|
- 【滅ぼせ】ペットショップはバカ!【悪の店】
853 :動物愛護支援の会[sage]:2012/06/11(月) 10:26:53.67 ID:FWwZ0Pgi - よしッ、この方法でしたら進展がありそうです。
あれから、チャッピーの私たちに対する甘えとワガママをジョンに見せ付けるようにしました。 「ほら、これほどワガママをしても、怒られることはないわよ。」 「ジョンおいで、思い切って甘えて見なさいよ!」 時間がたつにつれ、ジョンは徐々にチャッピーのマネをするようになりました。 人間に対する信頼、そして家族の一員としての存在感を、 やっと、取り戻したようでした。
|
- 【滅ぼせ】ペットショップはバカ!【悪の店】
854 :動物愛護支援の会[sage]:2012/06/11(月) 10:27:20.08 ID:FWwZ0Pgi - 最近、堂々と甘えてくるジョンを見ると、涙が出るほど嬉しくてホッとしています。
今では、雨の日にベランダに出ても用をたすとすぐ部屋に戻ってきますし、 家族の集まる部屋に入ってきて、「遊んでちょうだい」と催促するようになりました。
|
- 【滅ぼせ】ペットショップはバカ!【悪の店】
855 :動物愛護支援の会[sage]:2012/06/11(月) 10:27:42.14 ID:FWwZ0Pgi - 何よりも嬉しかったのは、目をそらさなくなったということです。
私たち家族だけではなく、他の人とも目を合わせられるようになったのです。
|
- 【滅ぼせ】ペットショップはバカ!【悪の店】
856 :動物愛護支援の会[sage]:2012/06/11(月) 10:28:10.57 ID:FWwZ0Pgi - ジョンはもはや捨て犬ではありません。
ジョンは我が家にとって、大切な家族の一員です。 嬉しくて、毎日ジョンを抱き締めながら泣きました。 -------------------------------------------------------
|
- 【滅ぼせ】ペットショップはバカ!【悪の店】
857 :動物愛護支援の会[sage]:2012/06/11(月) 15:16:44.01 ID:FWwZ0Pgi - --------------------------------------------------
日本では珍しくない話 Part 8 日本社会の落とし穴 --------------------------------------------------
|
- 【滅ぼせ】ペットショップはバカ!【悪の店】
858 :動物愛護支援の会[sage]:2012/06/11(月) 15:17:02.60 ID:FWwZ0Pgi - 「どこかで猫の鳴き声がするわね、聞こえませんか?」
「そういえば聞こえるわね、どこかしら……?」 家の前でおしゃべりしていたおばさんたちは耳をすませ、猫の鳴き声に注目した。周辺を見渡す限り猫の姿は見えない。でも鳴き声は確かに聞こえる。 「奥さん、ここだわ、ほら、マンホールの中から。」 「あら本当だわ……。」
|
- 【滅ぼせ】ペットショップはバカ!【悪の店】
859 :動物愛護支援の会[sage]:2012/06/11(月) 15:19:32.43 ID:FWwZ0Pgi - 場所は足立区関原。道脇のマンホールの中で猫が声を枯らしながら「助けてッ!助けてッ!」と叫んでいた。人通りの多い場所なのに、猫の叫び声に気がつく人はいなかった。いや、気がついたかもしれない。でも、かかわりたくないというのが本音でしょう。
|
- 【滅ぼせ】ペットショップはバカ!【悪の店】
860 :動物愛護支援の会[sage]:2012/06/11(月) 15:19:55.79 ID:FWwZ0Pgi - 偶然マンホールのそばで立ち話をしていたおばさんたちがやっと気付いたようだ。
「どうやってこの中に入ったんでしょうね、奥さん、どうしましょう……かわいそうに。」 「このままだと死んでしまう。なんとか出してあげたいわね。でもこの鉄の蓋を持ち上げられないし、そして誰かに頼んで開けられたにしても、この中に入れないわ。」 「そうようね、どうしたらいいのかしら……?」 「そうだ、消防のレスキューなら何とかしてくれるかも。携帯電話で聞いてみましょう。」
|
- 【滅ぼせ】ペットショップはバカ!【悪の店】
861 :動物愛護支援の会[sage]:2012/06/11(月) 15:20:13.41 ID:FWwZ0Pgi - おばさんたちが猫のことで相談をしているあいだも、マンホールの中の猫は叫びつづけていた。全力で「助けてッ! 助けてッ!」と騒いでいた。
それもそうだ。マンホールに落ちってしまった猫にとって、これは死活問題だ。 「この暗い穴の中で死にたくない! 助けて! お願いだから、誰か助けてよ!」 猫は必死だった。
|