- これは良い音だと感心したときの組み合わせ
130 :イントゥリーグ[]:2020/04/15(水) 08:01:29.44 ID:gCsCnhBH - ステレオってぇメカニズムからは
「広い空間の中で聞く生の音」は出ない。これはもう絶対に出ない。 とおの昔に諦めている。 幸福な諦めではあるが。
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- これは良い音だと感心したときの組み合わせ
131 :イントゥリーグ[]:2020/04/15(水) 08:04:34.56 ID:gCsCnhBH - ベートーヴェンでもいいですよ。
あの人には、聞こえる音なんてつまらないんです。 聞こえないんです。 あの人には音は聞こえないんです。 するとあの人は全部、精神で音を聞いているんです。音楽を書いているんです。 こういう世界ってもんは恐ろしいことです。 はっきりしているのは、音楽は音なんていう詰まらねーもんじゃないという事だよ。 つまり、聞こえる音楽の裏のほうに本当の音楽があるんです。 そうだと、解ったことがあるんだよ。 もう30年も前のこった。
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- これは良い音だと感心したときの組み合わせ
132 :イントゥリーグ[]:2020/04/15(水) 08:06:04.36 ID:gCsCnhBH - 騒音の集まりが上手くいって楽音になるんじゃないですよ。最初から楽音なんですから。
最初にハイドンがパッと入って来たら、ガーガー言ってようが聞こえないものなんだよ。 なんかガーガー言ってやがんなーったら、もうハイドンはありません。ガーガーがあるだけです。 雑音を取ろう取ろうとして取ったとしてもハイドンにはなりません。 最初にハイドンは有るんだもの。
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133 :イントゥリーグ[]:2020/04/15(水) 08:09:00.38 ID:gCsCnhBH - トスカニーニ Beethoven 7番なら「1935年のNY Phil か BBC」がいい。
コーホー氏お薦めの「降る弁の流動性のリズム」は心臓のものではなく、肝臓のもの。 精神の軟弱所以、ポリフォニー美は殆ど消える。 やはり「コーホー氏お薦めの」降る弁のバイロイトBeethoven 9番終楽章コーダも極端なプレスチッチッチシシモ、オケも合唱も壊滅。これも精神の軟弱の証。 トスカニーニBeethoven 9番なら「テアトルコロンの迫真性」も棄てがたいが、「NBC 1952年 正規RCA盤の第一楽章/第二楽章のヴァイオリンの息吹」を、私は採る。 其れよりなによりトスカニーニの魅力は、小品の飛翔の素晴らしさとポリフォニーの構成美。 オペラ指揮者として只者でない彼の凄みは、建築、彫刻の其れ。その上の歌、完璧なポリフォニーとリズム。 『モーツァルト交響曲ジュピター/39番』はその完成形。録音もモノラルながら良い。 40番は彼の個性と合わない。「カザルス&マルボロ響盤」と「ワルター&コロンビア響盤」が私のベスト盤。「パウムガルトナー盤」も1楽章をじっくりと味わえる名盤。 シベリウス Finlandia の強烈な怒りと意志、完璧な自立音調。 サンサーンス、死の舞踏。ロッシーニ、ウィリアムテル序曲。ウェーバー、魔弾序曲。 ビゼー、カルメン序曲。チャイコ、くるみ割り組曲。ベルディ、シチリア島の夕べの祈り。椿姫、序曲1/3幕、運命の力序曲。 思いつくままに。 コーホー氏はトスカニーニはローマ三部作以外気に入らなかったようだ。 『降る弁の軟弱な精神』を見抜けていない。
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