- オーディオ・マキャベリズム Ver.1.0
214 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2019/12/06(金) 06:37:06.20 ID:Qg3V/lz2 - 日本では電蓄というと、粗雑な音の代表例に挙げられ
SP盤の再生はアコースティックな蓄音機が主流だ。 ところが、欧米の蓄音機はラジオと一体化した高級仕様があり ライブ中継を放送することで、Hi-Fiの代名詞になっていた。 米Zenith社が1935年から製造した Stratosphere 1000zは Jensen製の12インチウーハー×2本、業務用のQ型ツイーターを実装し 50Wのパワーアンプで周波数30Hz〜15kHzとトーキー並の実力をもつ。 Scott社の"the Philharmonic"は SP盤の針音対策に10kHzのノッチフィルターを実装していた。 英HMVが1946年に開発したElectrogram 3000 De Luxeは デコラにも搭載された楕円型フルレンジに2機に デッカ製のリボンツイーターを搭載したものだった。 このツイーターは後に独ローレンツ製のものに入れ替わるが いずれにしても、通常のSP盤再生に必要なレンジの2倍は確保していた。
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