- 少しは歌謡曲の話でも【四畳半・ナイトクラブ】 [無断転載禁止]©2ch.net
925 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2018/03/31(土) 06:10:26.54 ID:RE+y0dRy - 昭和の歌謡曲の住処が放送メディアを中心とした家電にあるとすれば
ラジオ、テレビの音の本質とはどういうものだろうか。 >>863において肯定的、>>862において否定的と両極端だ。 あまり自分でも考えなかったのが オーディオメーカーとしての松下電器の立ち位置だ。 サン・トリ・パイのうちにも入らず ソニーをリトマス試験紙に見立て、真似下電器と揶揄されるが 1960年代の中頃に小型ブックシェルフと共に テクニクス・ブランドを立ち上げ その後、ダイレクトドライブ・ターンテーブルSP-10など 独自技術も含め幅広く展開していた。 注目すべきは、パナソニック・ブランドとしての活動で ゲンコツという異名をもつ20cmフルレンジスピーカーから始まり 同軸型2wayのPXシリーズは、安価な割にフラットな特性をもつことで 海外でも売れ行きの良かったものだ。 意外に忘れられがちなのが、小型真空管の信頼性で 今でも長寿命管として知られる。 国内でのナショナル製品があまりに日常的であったために 嗜好品としてのオーディオ製品と見なされなかったのが 今になって思うと残念な気がする。
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926 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2018/03/31(土) 06:39:58.55 ID:RE+y0dRy - 嗜好品として見なされない音響機器は
造り手の顔が見えないノンデザイナー・ブランドで 昔は日本製オーディオを「お茶漬けの味」と揶揄していた。 酒の肴にもならず、酔い覚ましのシメの部分だろうか。 ここでお茶漬けの味をちゃんと考えると ただご飯にお茶をかけただけではダメで いい塩梅の薄い塩味、ほんのりとした海苔の香り そして少々の魚介類の旨み成分が加わって 胃がもたれずにスルスル入る。 昭和の歌謡曲の味加減を考えるに ある種のストレス社会との相反性も感じられ 「お茶漬けの味」を肯定的に見直すことが必要だと思う。
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927 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2018/03/31(土) 07:08:48.39 ID:RE+y0dRy - おそらくは、お茶漬けの味の代表格はNHKである。
NHKの音というのがあるのか? そういう疑問もあるかもしれないが 民放のようにラウドネス競争に走らない ニュースキャスターが皆揃って同じ口調 などの印象から、工業製品としての規格化の傾向が強い。 BTS規格から生まれたデンオン、ダイヤトーンの各製品は ビギナーからベテランまで安心してお勧めできる高品質なものだ。 海外でこうした雰囲気をもったオーディオは 英HMV、米RCAなどが思い浮かぶ。
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928 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2018/03/31(土) 07:34:00.20 ID:RE+y0dRy - 一方で、NHKの音は超えられない壁のような存在であり
ストレス社会を黙認するお役人のような感じもする。 規格化を意識させている時点で、すでに抑圧的なのだ。 では無意識に存在するお茶漬けの味とはどういうものか。 それがパナソニック製品の音なのである。 マネシタ電器の裏には、徹底した規格化と低コスト化という 技術的なバックボーンがなければけして成立しない。 規格化の背景には、必要ないところにはコストを掛けない つまり不用の用の勘所をしっかり弁えていることが重要で そこがサウンド造りに生かされていると言える。 例えば、音質の要となるスピーカー、真空管は自社製で トランス、コンデンサーの類は無味無臭なもので統一して 調達コストを下げるという割り切り方が、サウンドに現れる。 出力トランス、カップリングコンデンサーなど アンプの音決めをする要だのだが、意外にアッサリしている。 この点が、お茶漬けのように感じられる要因だと思う。
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929 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2018/03/31(土) 07:49:03.15 ID:RE+y0dRy - ここで、歌謡曲をお茶漬けの味に喩えて
その味にこだわるということについて考えると いい塩梅、ほのかな香り、わずかな旨み成分と 薄味のなかに繊細な感性が生きていることに気が付く。 ご飯がふやけてしまうと味気なくなるし 海苔がベトベト絡みつく、鮭の脂が溶け出しすぎる等々 サッパリ感のバランスが崩れる要因は意外に多い。 つまり作り立てをササッと掻き込むのが美味しいのだ。 オーディオに喩えると、ピアノからメゾピアノの音量に 繊細な再生能力を傾けた仕様が好ましいことになる。 これは多くの日本人歌手の声量から考えても妥当で 1〜2Wのレベルで高品位ということを目指すことになる。
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930 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2018/03/31(土) 08:16:57.60 ID:RE+y0dRy - お茶漬けの味には、繊細な薄味の美学のほかに
様々な要素の混ざり具合というものもある。 いい塩梅、ほのかな香り、わずかな旨み成分は 塩、海苔、鮭と、どれを単味で取り上げても サッパリ感は出てこない。 雑味として混ぜ合わさることで、各々の味が引き立つ。 一方で、それぞれの味がしっかりしてないとダメで 塩なら食塩ではなく、梅干しや塩鮭に含まれる粗塩 海苔も炙りたての焼きのり 逆に、ご飯は冷飯、お茶は二番煎じのほうが 加えた味が浮き出て美味くなる。 歌謡曲もリソースに忠実な再生だけではダメで いい塩梅になる混ぜ具合を吟味することが大事だと感じる。
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931 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2018/03/31(土) 09:04:01.85 ID:RE+y0dRy - いい塩梅の要件は、塩梅の味がちゃんと判るようになってるかで
それは録音ソースを引き出す入り口が明瞭なほうがいい。 私は入り口のメインがCDなので、そもそも音がささくれやすく 出口に辛口のジェンセンを配置してるので、基本的に辛口嗜好である。 正確というわけではなく、ギミックな明瞭感を基調にしてる。 この反対に、塩梅を薄める冷や飯、二番煎じも必要で オーディオのタガの外れた規格のものが入ると 少し気軽さが演出できて、家庭の雰囲気が出てくる。 2A3、300Bという三極管を好む人も多いだろう。 私はCDをベルトドライブ式&スローロールオフ・フィルターで和らげ サンスイのラジオ用トランスで庶民的なレンジ感を演出してる。 言い方が悪いかもしれないが、デノン PMA-1500REは冷や飯の類で 造り込んだ音をレシピ通りに増幅してくれる無味無臭の存在である。 同じ無味無臭の存在は、フォステクスのツイーターで ジェンセンのやんちゃ振りをモニター調に整えてくれる。 こうしてみると、入り口と出口の辛めの音を和らげるトラップを 色々と配置しているようだ。
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932 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2018/03/31(土) 09:11:50.66 ID:RE+y0dRy - デノン PMA-1500REの良いところを挙げると
音量の大小でのリニアニティが変化しないことで ただ安いアンプだと、小音量に合わせて 低域や中高域に微妙にラウドネスが掛けてあるが 中堅機のPMA-1500REには、そのような甘さがなく 音がスッと引くときのバランスが崩れない。 低音がズドーンと残ったり、高音の出音だけが元気いい そういう感じがなく、出た音と消失する音の表情に変化がない。 逆にこれより高価なアンプには、押し出しのほうが強くて 小音量のディテールが判りにくいものものあり 単純に残留ノイズのほうが盛大なものも多い。
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934 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2018/03/31(土) 12:39:50.07 ID:RE+y0dRy - アナログ・テープの音の特徴のひとつに磁気ヒステリシスがあり
テープコンプとも呼ばれる音量が飽和する感じが ソフトディストーションの心地よさを出します。 デジタル機はこれと違って、ちょっとでも入力オーバーすると バリバリと不快な歪みを出してしまう。 このため、アナログ・テープのほうがS/N比が低いのに 音量のフォルテ感が出しやすいという特徴があります。 デジタル機器でこのようなコンプレッション効果を出すのに よく真空管のソフトディストーションのことが言われますが 音質で影響の大きいのはトランスのほうで 個人的にはライントランスに過入力を与えたほうが 真空管の過入力歪みよりもマイルドで好ましいと思っています。 あとは旧式のフォトカプラーを使ったリミッターがあり 例えば、UNIVERSAL AUDIO LA-2Aは自然な飽和感が得られますが もとは生音を扱うためのものなので、既に処理してある録音に対して ダイナミックレンジまでいじる必要性は低いと思います。 稀にミニワットの真空管アンプで、小さい音が聞こえにくいなどに 有効な場合もありますが、もっと安い製品で十分です。
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935 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2018/03/31(土) 12:50:30.78 ID:RE+y0dRy - アナログ・テープのもうひとつの特徴はヒスノイズで
一般にはアナログ録音の弱点とされてきたものです。 一方で、FM放送の三角ノイズが高域をソフトにして 高次歪みが曖昧になるため心地よく感じる人も多いらしく ヒスノイズも一概に悪玉とはいえないように思います。 三角ノイズは、無信号時のテレビで聴かれた「砂の嵐」で うるさく騒ぐ幼児に聴かせると、おとなしくなるなど 一説によれば、子宮内での音に似ているとのことです。 試しに信号を入れないアンプにツイーターを繋いで フルレンジと一緒に鳴らしてみると それだけで表情がほぐれたように感じます。 今どきのハイレゾも一緒の効果があるかもしれません。
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936 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2018/03/31(土) 13:11:37.84 ID:RE+y0dRy - ちなみに磁気飽和を狙ったライントランスは
高級なハイファイ用ではなく、小さいトランスのほうが出しやすいです。 そしてプリアンプとパワーアンプの間に挟んで プリ側で過入力で送り出し、パワー側のボリュームを絞ることで ちょうどいいポイントが見つかります。 例えば、初期のNEVEのコンソールにはトランスが多用されていましたが 磁気飽和を起こすと綺麗な高次倍音が乗るような設計になってました。 16chものマルチトラックになると、音が混濁してジャマなだけですが ソロパートの収録に存在感を出したいときは、今でも有効な手段です。 トライデント社のライントランスなどは 廃棄されたコンソールからパーツ取りする場合もあります。 これと同じというわけではありませんが、安価で製造されているもので サンスイトランスのST-78、ST-17Aが歌謡曲にはピッタリで 高域の伸びたST-78、それより暖色系のST-17Aと使い分けています。
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937 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2018/03/31(土) 14:41:27.55 ID:RE+y0dRy - 放送用テープデッキについては、
一般の録音スタジオが8〜16chにいたるマルチトラックなのに対し 番組そのものを収録した2トラックの再生機器が主流になります。 ハイファイ規格のFM局の地方局との連携に必須だった一方で 何よりも大事なのが堅牢性で、絶対に止まらないことです。 このためスチューダーやアンペックスのように音質面での話題はない一方で 放送用のターンテーブルもそうなのですが テープ速度の正確さはもとより、ワウフラッターの低さなど メカニズムの安定性からくる腰の据わったサウンドが特徴としてあります。 個人的にはデジタル機器には、音程のブレはない代わりに 腰が据わったという感覚をあまり感じません。 腰が据わったというのは、聴感的に音がまっすぐ伸びた感覚なのですが おそらくデジタルは微小信号のグランドノイズがパルス波でチラチラするので どこか落ち着きのない感じがするようです。 この落ち着き感は、ライントランスを入れることで、スッと出てくるので 可聴領域を侵さない程度にアナログのフィルターを入れると解消します。 トランスとまでいかなくても、コイルでも十分なような気がしますが 既にトランスをひとつ噛ましているので、まだ試していません。
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938 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2018/03/31(土) 15:05:41.93 ID:RE+y0dRy - あとFM放送で多用されているOPTIMODというマルチバンド・プロセッサーがあって
可聴領域を5〜8バンドに分けて、個々に音質を最適化する機材です。 ラジオで聴く楽曲が、CDで聴くより音が前に出て聴きやすいと思うのは このプロセッサーによるところが大きいのですが この音質を好む人と好まない人とに分かれることも確かです。 個人的には、このプロセッサーの機能に頼り過ぎて 高域や低音が張り付いたままでダイナミックな変化に乏しくなるなど 総合的なまとまりに欠けた音で流すことも否めない感じがしており やはり判断する人間の感性が反映されるのでしょう。 もちろん、元の録音がそういう傾向のものもありますが パッケージメディアと聴き比べてあらためて気付くときがあります。
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939 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2018/03/31(土) 15:21:41.79 ID:RE+y0dRy - あとLPと比べて、CDの音が潤いに欠けるという意見も多く
これは逆にLPのカッティング時に行う、リミッターやエンハンスの作業を CDに移し替えるときに省略しているためで、初期の再発CDに多くありました。 これはリマスタリング作業が間に入ることで解消していくのですが オリジナル・テープからハイビット&広帯域で直接コピーという宣伝には 諸手を挙げて称賛せず、一呼吸おいてから鑑賞するほうが無難です。 これは稀なのですが、初期の再発CDのほうが、原音に近いという意見もあり おそらくかなりの大音量派ではないかと推測します。 もともと歌謡曲は小出力の機材で聴き映えするように最適化されていて 適度な音量のほうがラウドネスの具合が合ってると思います。
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940 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2018/03/31(土) 15:59:22.47 ID:RE+y0dRy - ラウドネス機能には少し誤解されている部分があって
ラウドネス曲線をもとに小音量では低音と高音が聞こえにくくなるので フラットなバランスで聴くためドンシャリに持ち上げる機能を指します。 ttp://www.zainea.com/loud3.gif ttp://www.zainea.com/tempo7.gif 実際の大音量と小音量の聴感には逆の効果がみられ 中域から中高域に+3dB/octの盛り上がりがあると 音像が一歩前に出たような錯覚を感じます。 ttp://www.zainea.com/tempo15.gif つまり遠くで鳴っていても、すぐ近くで鳴っているように感じ いわゆる古いPA機器にみられた特性でもありました。 ただ歌謡曲の多くにはラウドネス機能が累加されているので 音量を上げて聴くときは、両端を少し落とした感じで バランスがとれると思っています。 マイクの特性を含めた考察は以下のものがあります。 ttp://www.zainea.com/loudness%20related%20to%20mics.htm
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941 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2018/03/31(土) 16:07:27.32 ID:RE+y0dRy - 以上をキーワードでまとめると
アナログテープの磁気ヒステリシス、ヒスノイズの模倣 デジタル音響機器のパルスノイズの除去 試聴時のダイナミックレンジとラウドネスの最適化 ということになります。 ちなみに磁気ヒステリシスは 高層ビルに使われる免振デバイスも同じ曲線で 粘り強く腰の据わった感覚となります。
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942 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2018/03/31(土) 18:25:33.61 ID:RE+y0dRy - LPとCDを比べたときに、音楽のノリがLPのほうが良い
という意見もよく聞くのですが どうもLP盤特有のワウフラッターと関連があると思ってます。 単純な回転数の乱れ以外に、円溝の偏心による揺らぎもあります。 試しにフランジャーというエフェクトをゆっくり薄くかけると バンド全員がリズムを取ってるようなノリが出てきます。 放送送り出しのテープデッキではこういうことは起きませんが レコードを掛けてる場合は、クオーツロックでもワウは生じます。 逆にクオーツロックのダイレクトドライブについて 回転数の制御で音の伸びやかさが失なわれ、ぎこちなく感じる人もいます。 ぎこちなさの原因は、高域の線速度の乱れを感じ取るからで これが安定してないと音の連続性が途切れたように感じるからだと思います。
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943 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2018/03/31(土) 18:47:32.29 ID:RE+y0dRy - CDにも一種のぎこちなさを感じるのですが
この原因は、音の立ち上がりにパルス波が乗ってくるからで 広帯域なのにインパルス特性に乱れのある機器では ざわついた感じで耳につきます。 逆にロックでは鋭角的な立ち上がりが強調されて 好ましいと感じる人もいて、相性も関係すると思われます。 こうしたことは、アナログレコードではスクラッチノイズとして よりエッジの効いたメカニカルな特性として現れます。 こうした現象は、デジタルだからアナログだからということではなく それに合わせた対処とコントロールができるかの問題だと思います。 個人的に、歌謡曲のDACにはスローロールオフのフィルターが 肌合いの滑らかさが出て合っているように思っていて そこでちゃんとウーハーから出音の応答速度も確保して 全体のポテンシャルを維持したほうが良いように思ってます。
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