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名無しさん@お腹いっぱい。
ラジオな音ですみません [無断転載禁止]©2ch.net
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ラジオな音ですみません [無断転載禁止]©2ch.net
85 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2017/02/23(木) 06:26:24.70 ID:Y1H3rRsg
ちなみに1949年頃からのトスカニーニ自宅のシステムは以下のとおり。
トスカニーニ個人が集めたというより、NBC響のバイオリン奏者だった
デヴィッド・サーサーに依頼して組んでもらったもの。
( ttp://www.audiohistory.com/files/documents/AudioSystemsOfTheRichAndFamous.html)
Tape Library in basement:
RCA 16" Transcription turntable, then
Jerry Minter 16" Transcription turntable
early Westrex disc cutting lathe
Pultec pre amp (custom made for AT)
Musician's Amplifier (Nov. 1949 by David Sarser)
Altec 604 and Olson LC-1A speakers
Main Hall:
Altec Voice of the Theater (furniture finish)

デヴィッド・サーサーに作ってもらったウィリアムソン・アンプは以下のとおり。
ttp://oestex.com/tubes/maestro.html
アルテックのVOTTは、A7の前身にあたる800型を家具調にアレンジしたのだろう。
ttp://www.lansingheritage.org/html/altec/specs/pro-speakers/800.htm
サーサーの業績全般は以下のとおり。
ttp://www.reevesaudio.com/studiothree.html
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86 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2017/02/23(木) 07:04:11.91 ID:Y1H3rRsg
デヴィッド・サーサーはコロンビア側のエンジニアで
スタジオではアルテックのプレイバック・システム(商標)を使っていた。
グレン・グールドのセッションでも、プレイバックにアルテック800型が見える。
ttps://www.youtube.com/watch?v=g0MZrnuSGGg
RCAなので、例えばラビリンス・システムを思い浮かべるが
ttp://zozosir.blogspot.jp/2013/12/rca-64-speaker-8.html
実際はコロンビアのようなシステムを導入した。

初期型のRCA LC-1Aが持ち込まれているが
RCAとしては、自社のシステムへのこだわりと
トーキー時代からの技術競争の名残も感じられる。
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87 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2017/02/23(木) 07:31:30.36 ID:Y1H3rRsg
トスカニーニの録音でどうしても比較してしまうのが
モノラル時代のハイフェッツやモントゥーの録音との格差である。
豪華賢覧なビクターのHi-Fiサウンドがほとんど生かされていない。
逆に、イコライザーをいじり過ぎてギスギスしたサウンドのイメージもあり
LP時代のトスカニーニのイメージを牽引してきた。

一方で、アメリカで牽引していたのはラジオでの実況ライブ放送である。
高級電蓄で試聴できたのは一握りと思われるが
残響をなくしてクリアネスを増した8Hスタジオの音が電波に流れた。
この手法が取られたのが1949年までで
例えば、1947年にカーネギーホールで録られた「悲愴」などは
木管のバランスが奥まるなど、マイク位置がまだ完璧ではない。
逆に1949年の8Hスタジオでの「ライン」は、硬さが抜けない。
その2週間後のカーネギーホールでの「ダフニスとクロエ」は完璧である。
LPへの移行期での試行錯誤はこれで落ち着いたはずであった。
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89 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2017/02/23(木) 19:37:03.69 ID:Y1H3rRsg
声楽は癖が判りやすいのと、SP時代はオケとのバランスが難しく
コンサートホールで聴くようには再生できません。
かわりにラジオ・ドラマのように聴くと、そういうもんだという感じになります。
有名な指揮者の云々というより、劇判の付いた歌物語という感じで
ワーグナーの楽劇でさえ歌手が中心という感覚です。

オケとのバランスには、新即物主義の恩恵も絡んでいて
例えば、フリッツ・ブッシュの指揮したモーツァルトのオペラは
歌とオケが全体でアンサンブルとして進行しているのに対し
ビーチャムの指揮では、歌手が大見得を切っていて、歌手本意です。
トスカニーニとセラフィンも、その違いを感じ取ることができるでしょう。
さらにメトロポリタン歌劇場の職人指揮者ともなると
指揮者の名前はそれ以外では全く聞かないような人たちで
歌手のほうが名声もギャラも高いことは一目瞭然です。
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450 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2017/02/23(木) 19:54:56.43 ID:Y1H3rRsg
中二病に地下アイドルと掛けて何とやら、という感じかな。

ということで、歌謡曲に最適なのは
フルレンジか、マルチウェイか
真空管か、トランジスターか
デジタルか、アナログか
録音年代別に考えよう。
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451 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2017/02/23(木) 20:09:23.05 ID:Y1H3rRsg
録音年代なんて気軽に書いたけど
昭和か西暦か、という問題があって
日本の場合は昭和45年=1970年までが
昭和で数えたほうが区切りがつきやすい。
昭和20年代、30年代、40年代というほうが
1940年代、1950年代、1960年代よりも
世代の違いが明瞭になる。

1970年代は、文化全体では昭和50年代のほうが明瞭だが
歌謡曲ではFMステレオ放送との絡みで整理しやすくなる。
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452 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2017/02/23(木) 20:22:35.23 ID:Y1H3rRsg
ところが、昭和で数えると少し難問があって
SP盤なのかドーナッツ盤なのかという違いが大きく
昭和20年代がSP盤でのリリースというのは良いとして
昭和30年代はグレーゾーンになる。
1960年代からドーナッツ盤というのは確実だが
それまでは電蓄かAMラジオで聴いてたわけで
そこにHi-Fi録音がまだら模様で入り込んでくる。
なので、どちらの音源も再生できるように
身構えておいて損はない。
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455 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2017/02/23(木) 21:10:27.12 ID:Y1H3rRsg
>453
そう言うアナタは、マルチウェイ&トランジスター、アナログ&デジタル両刀使い派。

津軽海峡・冬景色、中島みゆき、辺りが鬼門ですな。


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