トップページ > ピュアAU > 2015年10月09日 > YrzX7MFH

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名無しさん@お腹いっぱい。
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291 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2015/10/09(金) 06:33:03.64 ID:YrzX7MFH
ジャマイカの音楽をカリビアンという民族音楽に押し込めるのは無理があるが
それがダンスミュージックであることは明らかだ。ルーツ音楽というには外交的すぎる。
そして、ダンスの要素を際立たせるのが、レコードのスクラッチのように感じる。
スクラッチには、一種のパルス音を鋭敏に出せる特徴があって
打楽器の粒立ちや全体のグルーブ感が出やすい。
CDがこなれていないのは、このパルス成分が別なところで発生し
全体に音がギラギラしていることによる。
アナログ的なテイストを指すとき、このギラギラしたパルス音を回避することを指す。
レコードは意味が判ってスクラッチを入れられるが、CDは意味不明に入る。
レコードはリズムがクリアで、CDはダンスにはやや不向きなのかもしれない。
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292 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2015/10/09(金) 08:00:32.28 ID:YrzX7MFH
逆にいえば、CDのギラギラ感が際立つようになったのは
一方では、デジタル対応機器という名で出回ったオーディオ製品が
広帯域再生を目指した結果でもある。

スピーカーは両翼を広げるために能率が6〜10dB落ちたし
パワーアンプも巨大化し、トーンコントロールは不要とされた。
こうなると、正面対峙で90dB以上に音量を上げなければフラットにならない。
一方で、弱音でのフラットネスは損なわれ、余計に高域のトーンキャラクターに
依存を高める結果になり、パルス音を拾いデジタル臭さが増した。

私がワイドレンジを推すのは、パルス音に負けない中域のスピード感があるからで
その粒が揃っていることで、むしろ楽音と一致した形で得られるからである。

よくバックロードホーンの低音の延滞について言及する人がいるが
これは低音の弾み具とバーダー取引のように考えるべきでる。
後面解放箱でも判るが、バッフル効果により押し出される帯域が
かなり全面に出てくるので、その効果のほうがずっと大きい。
150Hz辺りがその境界線になるが、それ以下の音は体感的な振動の要素が
段々と増してくるので、音圧のみで評価すべきではないと思う。
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293 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2015/10/09(金) 09:03:54.59 ID:YrzX7MFH
こうした100〜5,000Hzで粒の揃ったスピーカーは極端な話
2階で鳴っている音を1階で聞いても、自然に聞こえる。
最近のスピーカーだと、高域がなくなるとモゴモゴしてどうしようもないが
実はこれが中域の再生能力の実力を示している。
つまり、ツイーター先行でパルス音や音色に関する信号を聞かないと
オーディオとして成り立たないのである。

だったらツイーターの聞こえる位置で聞けばいいじゃないか
というのが一般論だが、そのことで問題になるのが
デジタルメディアで生じるランダムなパルス音によるギラギラ感である。
ランダムになる理由は、ジッターだのオーバーシュートだの色々あるが
アナログ的に制御できないことに問題がある。

そこで、高域のパルス音をなだめる手段として、真空管やライントランスを使用する
ということも行われるが、それなりに一理ある。
ただ誤解されやすいのは、音を柔らかくすることが全てではないということ。
眠たい中域をさらに眠たくして、全てイージーリスニングのようにするのは本意ではない。

今のハイレゾ音源は試したことがないが、それに対応したシステムが手薄な気がする。
超高域を伸ばしていくよりも、サンプリング周波数そのものを上げるほうが効果的だが
それに合った高精度なDAコンバーターと伝送手段の整備が追いついていない。
かえってパルス性ノイズの増えたオーディオが出回ることになるのではないか。
スピーカーの側からすれば、パルス性ノイズの面倒なのは、高調波歪みも一緒に増えるので
入力信号からさらに増幅されてザワザワするのである。
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294 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2015/10/09(金) 17:51:29.44 ID:YrzX7MFH
超高域にパルス性ノイズが増えると別な効果が表れるのは
マスキング効果により、可聴域のパルス音が目立たなくなり
全体に音が滑らかに聞こえることだ。

これは40kHz再生するスーパーツイーターが出回ったときに
まだその帯域が入った音源の少なかったときの説明だが
なるほどと考えさせるものだった。
実際にツイーターよりも、スーパーツイーターに音像が引かれるのは
実音として認識されなくても、マスキング効果が働いている証拠である。

一方で、B&Wのように20kHz付近でブレークアウトして共振させるものもある。
これの理由は判らないが、部屋中を一種の緊張感で包み込む印象があり
個人的にはあまり好きになれない。
なので、10kHz辺りでさっさとロールオフしてもらうのうが安心なのである。

こうしたデジタルで制御できる事柄が増えた分
人間の耳を何とか騙そうとする技術も増えるわけで
そうやってパラダイムシフトを繰り返すだけで、本質的な進展はない。


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