- いろいろケーブルで音が変わるのは思い込みだった87
950 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/09/28(土) 08:03:01.80 ID:odYpt9Gq - 周波数構成(スペクトル)が変化するのを聴きわける能力は、だれでもごく普
通に備わっています。人間をふくむ動物は左右の音の聴こえ方が変わることで 自分と音の出るものとの相対的な位置関係の変化を認知しています。肩を叩か れたのと同じように、音のする方向に顔を向けるというのは自然な反応。 耳(頭)を動かすことで発生するぐらいの大きな周波数の変化は、「周波数が 激変してるな」と理解されるのではなく、「耳とスピーカー(音源)の位置関 係が変化した」という風に理解されます。やってみれば分かります。変化する のが音量だと「耳とスピーカー(音源)の距離が変化した」と認識する。 スピーカーが二本しか無いのに音像が前後左右にバラバラに定位するように認 識するのも、人間の耳が特性と音量の変化を捉えて自分と音源の位置と距離を 推定する能力があるから。 ケーブルの変化は、それぞれのスピーカーの発音の品質を一定パターンで変化 させる。変化量は耳を動かした場合よりずっと小さく、減衰曲線もケーブル の品質によって一定だから、方向や距離の変化とは知覚されない。ブラウン管 のキーンは聴こえる人にはとても気になるが、聴こえない人には全く気になら ない。mp3の圧縮がまったく分からない人が居る。こういうレベルの差。 ちなみにキーンが聴こえたりmp3とCDの違いが分かる人がサラウンド映画を見 て「天地がひっくりかえる」ほどの衝撃を受けて倒れたという話しはないです から御心配なく。
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