- ◇◇神戸製鋼Steelers応援スレ55◇◇
108 :名無し for all, all for 名無し[]:2013/07/08(月) 14:27:02.59 ID:ynHi45nE - <神戸製鋼>11億9000万円の申告漏れ 追徴税額4億円
神戸製鋼所(神戸市中央区)は28日、大阪国税局の税務調査で 2012年3月期までの3年間で約11億9000万円の申告漏れを 指摘されたと発表した。うち約1億4000万円は所得隠しと認定された。 重加算税を含む追徴税額(更正処分)は約4億円で、同社は全額を 納付する意向。 同社によると、工場設備の交換用部品や、外注先で保管していた 加工中の部品など棚卸し資産約6億円の計上漏れがあった。 約1億4000万円分については、他の資産と一緒に保管していたことから、 計上ミスではなく、意図的に除外したとみなされた。 グループ会社と併せ、長期工事の費用約3.8億円を本来計上すべき 決算期より前倒ししていたことも認定された。 同社は「見解の相違はあったが、国税当局の指導に従い7月中に 納付する」としている。 所得隠しと認定:1億4000万円 フーリー獲得額:1億3000万円 ↓ 重加算税を含む追徴税額:約4億円
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109 :名無し for all, all for 名無し[]:2013/07/08(月) 16:28:55.16 ID:ynHi45nE - 国内大手の鉄鋼メーカー、神戸製鋼所(以下、神戸製鋼)が、2017年度
(平成29年度)をメドに神戸製鉄所の高炉を休止すると発表しました。鉄鋼 事業の赤字が2年続いているため、コスト削減に踏み切ったのです。 ただし、業績が悪化しているのは神戸製鋼だけではありません。中国などの 海外メーカーとの競争が激化していることや、鉄鋼市況そのものが弱含んで いることで、国内の鉄鋼業は厳しい局面に立たされています。今後、回復の 見込みはあるのでしょうか。今回は、鉄鋼大手の神戸製鋼とJFEホールディ ングスの財務内容を分析していきます。 ■ 生き残りを賭け、「選択と集中」を行う神戸製鋼 国内の鉄鋼業界の2013年3月期(平成25年3月期)の売上高を比較しますと、 12年(平成24年)に当時業界1位の新日本製鉄と3位の住友金属工業が合併 して誕生した新日鉄住金が4兆3899億円でトップ。2位がJFEホールディ ングスで3兆1897億円。そして3位が、少し遅れをとって神戸製鋼1兆 6855億円となっています。 今回は、このうち2位のJFEホールディングスと、3位の神戸製鋼の前13 年3月期の決算内容を比較しながら、国内の鉄鋼業の先行きを考えていきます。 まず「損益計算書」より、2社の「営業利益」を比べてみましょう。JFE ホールディングスの398億円(JFEの決算短信8ページ参照)に対して、神戸 製鋼は112億円(神戸製鋼の決算短信11ページ参照)ですから、神戸製鋼はJFE ホールディングスの4分の1程度の規模だということがわかります。 ただし、残念ながら神戸製鋼は2年連続で純損失が出ています。「当期純損 失」が前々期の12年3月期(平成23年4月〜24年3月)は142億円、前期( 平成24年4月〜25年3月)は269億円計上されていますね。神戸製鋼は厳し い状況が続いているのです(それぞれ同ページを参照)。 ■ 気になる神戸製鋼の有利子負債 次に「貸借対照表」に目を向けます。JFEホールディングスの「資産合計」 は、4兆1075億円。資産の有効活用の度合いを示す「資産回転率(売上高÷ 資産合計)」を計算しますと、0.78倍。一方、神戸製鋼の「資産合計」は2兆 2269億円で、資産回転率は0.76倍ですから、資産規模は違いますが、資産 回転率はほぼ同じ水準です(貸借対照表参照、JFEは6ページ、神戸製鋼は 9ページ)。資産の有効活用度合いという点では、両社に大きな差はありません。 ただし、製造業の標準といわれる1倍程度からは、やはり少し資産効率が低い と言えます。 中長期的な安全性を示す「自己資本比率(純資産÷資産)」を計算しますと、 JFEホールディングスは38.9%。この指標は、いつもお話ししているように、 固定資産を多く使う製造業では20%以上あることが安全の目安になります。 ですから、JFEホールディングスは十分安全水域に入っているということです。 神戸製鋼は、25.6%。こちらも問題ない数字と言えるでしょう。
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110 :名無し for all, all for 名無し[]:2013/07/08(月) 16:30:30.97 ID:ynHi45nE - ただ、問題は神戸製鋼の「有利子負債」の額です。「負債の部」(同10ページ)
を見てください。 「流動負債」のうち「短期借入金」が3770億円、「1年内償還予定の社債」 が200億円。「固定負債」のうち「社債」が1770億円、「長期借入金」が3850 億円。合計で9590億円。つまり、1兆円弱もの有利子負債を抱えているのです。 「現金及び預金」が1141億円ありますが、現預金を差し引いた純額での有利 子負債は8000億円以上になります。 問題は、金額の大きさだけではありません。今後は金利が上昇してくる可能 性がありますから、営業利益が112億円しか出てない(前々期は605億円の営 業利益)ことを考えますと、金利が上昇した場合、現状でも200億円程度の支 払利息があることを考えれば、利益の多くが相殺されてしまう可能性があるの です。 ■ 「選択と集中」が必要 そこで、どうするか。鉄鋼業はそれほど利益率が高くありませんし、競争も 激しい業界です。これは神戸製鋼の問題ではなく、鉄鋼製品の問題です。です から、競争力のない製品を増やすというよりは、競争力の低い分野での生産を 圧縮して負債を返済していくか、あるいは強みを生かせる分野に集中するか、 ほかの事業に投資したほうがいいと考えるのではないでしょうか。神戸の高炉 を休止させたのも、こういった背景があったものと思われます。 神戸製鋼は、ワイヤやバネなどの鋼材については、世界トップシェアを占め ています。例えば、吊り橋のワイヤや、サスペンションに使うバネ材などは、 非常に品質の高いものを作ることができるのです。ですから今後、神戸製鋼は そういう分野に特化していくのではないかと思います。 また、もうひとつ、新日鉄と住友金属工業が合併したこともあるのではない でしょうか。もともと、この2社と神戸製鋼は株式を持ち合うといった友好関 係にありました。しかし、2社が合併したことで、神戸製鋼だけが外れてしま ったところがあるのです。 これから、神戸製鋼が独自路線を貫いていくのか。それとも、新日鉄住金が 神戸製鋼を統合させようとするのか。いずれにしても、神戸製鋼は生き残りを 懸けて、事業の選択と集中を行おうとしています。今後の業績がどのように変 わっていくのかに注目です。
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111 :名無し for all, all for 名無し[]:2013/07/08(月) 16:43:28.99 ID:ynHi45nE - このように神戸製鋼を取り巻く環境を考えると、ラグビーなどの部活動に
のんきに大金を投じている場合でないのが良く分かるでしょう。いくら一流選 手を獲得してもチーム体質はもちろん、このスレの程度の低さを考えるとサン トリーや東芝を追い越すことは難しいですし、企業規模を考えてももうクレク レ言ってられないくらい会社が危機的状況になっているのです。
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