- 奥多摩の山を歩こう 36★
47 :金高 (ブーイモ MM8f-qMnp)[]:2019/04/03(水) 02:11:13.27 ID:DGS51L1eM - 私は奥多摩はあんまり行きません。午後登山なので、奥多摩はちょっと無理なんです。
一回林道の最奥の三ノ木戸村から登って、途中で雨が降ってきて、でも天気予報は 晴れだったので、すぐ止むだろうと続行しました。結局次の日の朝まで降ってました。 去年の夏のことです。六ツ石山まで行ければいいと思っていた私は、鷹ノ巣山まで 登り切りました。途中で会ったトレランの人に、戻った方がいいとアドバイスされま したが、続行したのです。鷹ノ巣山に着いたのは午後5時、霧で下界はまるで見えません。 夏だから北か南に下れないこともありませんでしたが、水がないので西の避難小屋まで30分。 しかし水場がなかなかわからず、そうこうしているうちに、暗くなってきて、もう下るのは無理だなと。 午後6時ころに避難小屋に行ってみると、さすがに雨の日なので、誰もいません。 鷹ノ巣山の避難小屋に一人で泊るのは恐かったです。 小屋自体はけっこうきれいで、業者が建てたような立派な小屋ですが、 少々カビ臭い。避難小屋に泊るのは初めてだったのですが、やはり電気はない のですね。予備のライトを頭に付けて、湯を沸かし、カップラーメンの夕食を 摂りました。全身濡れていたので、寒く、防水シートにくるまって一晩過しました。 もちろん、明け方までほとんど寝れませんでした。 カマドウマ(便所コウロギ)が一匹いて、一晩中私にまとわりついていました。 翌朝起きると、片目がお岩さんのように腫れていました。あとで調べるとどうも、 ヌカ蚊に刺されたらしい。六ツ石山の手前で、さかんに目を狙ってくる蚊がいました。 鷹ノ巣山の南側の尾根、浅間尾根は少々急ですが、一時間くらいで村に降りられます。 高度900mくらいに奥という村があるのです。寺もあります。バス停はさらに一時間 下った峰というところにあるのですが、朝晩の2本だけ。だから、さらに30分の奥多摩湖畔まで 行かなければならない。奥多摩湖の際でバスを1時間待って、やっと奥多摩駅まで帰ってきました。 世田谷までの南武線に乗っていると、向いの子供が私の腫れている目をじろじろ見ていました。 月曜の午前に、溝ノ口のコンビニに入ると、あ、そこは並ぶところじゃありませんと 女店員に叱られました。20年前にドイツで買った登山靴のソールがぱっくりと剥がれていました。
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