- 奥多摩の山を歩こう 23★ [転載禁止]
584 :底名無し沼さん[sage]:2018/03/06(火) 19:08:27.46 ID:3niwWVQW - 奥多摩の尾根道で大正の初頭辺りまで実際の生活路として重用
された尾根道は浅間尾根だそうです。数馬や人里集落の人々が 本宿まで降りていく場合現在の南秋川に沿った谷筋の道では無く、 わざわざ尾根に上がってまで浅間尾根を歩いたのは、当時の谷筋の 道は一旦大水が出れば桟など簡単に流されるし、崖崩れや落石の 危険が有りしかも炭などを積んだ馬が通れる程の道幅が全く無く、 人の交流にしろ荷の移動にしろ全て先言尾根が利用されたそうです。 当時の人々はあの尾根に上がって10qぐらい歩くのは極々普通の 移動だったのですね。
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587 :底名無し沼さん[sage]:2018/03/06(火) 21:54:46.85 ID:3niwWVQW - >>586
実は今日図書館で本を数冊借りてきてそれを参考にしました。 復刻版 奥多摩』 宮内敏夫著 戦前の本の復刻版ですが、奥多摩の地名の由来や尾根や峠更に 沢についても相当詳しく載っています。未だ奥多摩湖が作られる前の本なので 載っている概念図に奥多摩湖が無い・・・とにかく奥多摩の山を歩く人たちの間 では宮内本として超有名らしい。 『奥多摩風土記 歴史・民俗・風土』 大館勇吉著 山のことについてはそれほど書かれていませんが、題名の通りの本で昔の知らない 興味深い話が沢山載っています。これを読むと奥多摩の特に山村部のせいかつが 如何に過酷であったかがよく分かります。 他にも何冊か借りてきましたが、図書館オススメです。
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588 :底名無し沼さん[sage]:2018/03/06(火) 21:58:55.02 ID:3niwWVQW - 宮内敏夫著→宮内敏雄
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590 :底名無し沼さん[sage]:2018/03/06(火) 23:14:11.33 ID:3niwWVQW - >>589
松浦本は以前から読んでいましたが、宮内本はあるブログで紹介されるまで 知りませんでした。 奥多摩の歴史や地名の由来を知り尾根を歩き峠を超えると山歩きが 更に楽しくなりますね。 また今回奥多摩湖の計画立案から着工、戦争などによる中断を経て昭和 32年に完成するわけですが、その経過を初めて知りこりゃまたひでーもんだ と思ったりしました。まあそこには当時の村長と小河内住民との確執なども あるみたいですが・・・
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