- 一人でキャンプに行く人92夜目
825 :底名無し沼さん[sage]:2017/10/17(火) 00:41:52.25 ID:XFjoHZrV - 荷物は背負えばいい
椅子は切株でいい この時間に涸沢から帰るには早い 姉の労働に感謝しなければならない 高原川河原にある無人の露天に入った 頭から湯をかぶり長々と寝そべった ふくよかなお尻と細い腰つきの しばらく女の姿態を覗いていたい サルたちは出動しつくして 躊躇なく女湯に行こうと思う タヌキの尻穴をじっと覗いていたオレ ビスケットを一枚あげる 上高地小梨平の深まる秋
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826 :底名無し沼さん[sage]:2017/10/17(火) 00:46:55.57 ID:XFjoHZrV - きょうは奥上高地まで足を延ばした
サルにはもっときびしい冬がそこに来ている なにを主張したいのか 簡略でわかりやすい こころ病むサルに 気圧された過激派サルは 森の哲学者 小梨の森のサルたちも 河童橋はまだ混み合っているんだろうなー ターミナルへ急ぐひとが多くなってきた カラマツとシラベだけになりそうな晩秋
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827 :底名無し沼さん[sage]:2017/10/17(火) 00:50:03.32 ID:XFjoHZrV - 傘をさした観光客が
道具自慢をするんだろう ニワトリ ネコ イヌ カメ ウサギ ヤギ ブタ ウマ ウシ ヘビ トカゲ イモリ ヤモリ カメ カエル カナヘビ チョウ トンボ ゾウ ライオン ゴリラ 小梨に来れば会いにいらっしゃ〜い
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828 :底名無し沼さん[sage]:2017/10/17(火) 00:57:53.54 ID:XFjoHZrV - 9時半
寝ている間に椅子とクルマの展示会 明日はどうしても帰らねばならない ガバッと立ち上がるオレ しかし しばらく女の姿態を覗いていたい これでは女に嫌われる メスが毅然と言い放つ 『…ですけど…』 そいつは♂で 残飯のざる蕎麦で首をくくっている 風が冷たくなってきた もう 冬だなー
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830 :底名無し沼さん[sage]:2017/10/17(火) 01:25:38.30 ID:XFjoHZrV - 欅坂46長濱ねるちゃんの写真集持参で
豆炭アンカ股間に押し付け 「スッキリしちゃった」 はげしく燃える おれっ! キャンプ場にきて 5ちゃんでオナニーするオレ 体重は15キロ減ってヘナヘナのオレがいる お隣サイトの女の子たちから 「荒れちゃってるよ」 「いや ちがうんです」 なんとかしなきゃ 考え込むオレ だれも寄り付かない俺のテント
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831 :底名無し沼さん[sage]:2017/10/17(火) 01:45:25.23 ID:XFjoHZrV - 包茎だった中学生のころ
膿が 膿が これを困ったと言う 淋病を患った時もあるオレの青春 膿を絞り出して 気にせずお股を握りしめ寝た たくましく生きるオレがいる さ お昼ごはんの残飯探しにでかけよう 都会では暮らせないまずしいオレ ひとりぽっちのオレがいる 異常な オレ
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833 :底名無し沼さん[sage]:2017/10/17(火) 02:59:34.02 ID:XFjoHZrV - 会社勤めもあったころ
キャンプの相手は職場の男性上司 妻子ある上司に可愛がられ 深まる秋にしみじみおもう小梨平のオレ 上司の手が胸元にきた 「どうしました」 なおも執拗に下半身をまさぐる手 不純なにおいがふんぷんとする 足をからめてくる 思わず抱きしめる アタマ狂ってるけど・・・ たまには刺激がいる 雨は降り止みそうにない小梨平の晩秋
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834 :底名無し沼さん[sage]:2017/10/17(火) 03:17:33.20 ID:XFjoHZrV - 今夜もまた管理のおじさんが見回りに来る
湿ったシュラフを広げるオレ 管理人に噛みついてみたが 歓待されて一緒に騒ぐ孤独なオレ 「どう いいいのかい?」 「ううん まだン」 管理のおじさんが答えた じっとこっちを見ている じっと見つめるブルーシートの オレ マジでツマルーと言っている なんの反応もなかったオレの肛門 なんとかしなきゃ 考え込むオレ でも 逝けない頑丈な オレ 寝るとするか…
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