- 初心者の為の登山相談所6
94 :底名無し沼さん[]:2017/10/07(土) 08:04:18.59 ID:t3XDKdyY - >>88
秘密情事催行するには人目につきすぎる 欲情をもよおしても下山までガマンする
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95 :底名無し沼さん[age]:2017/10/07(土) 08:31:01.40 ID:t3XDKdyY - >>88
ヤルことすべてヤリ尽くし 出すものすべて出し尽くて登る
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96 :底名無し沼さん[]:2017/10/07(土) 11:23:47.82 ID:t3XDKdyY - >>91
階段で思い出したっ! 小雨の肩の小屋を深夜に出発 槍の穂先を目指して歩いた 先行者も後発者もいないのに つかず離れず 足音がする ピタ ぴた じた じた こっちが止まると 後続の足音も止まる 空耳か・・・? 気にしないよう歩く 鉄梯子にかかると 後続の足音は間近に聞こえる 梯子を登ってくる足が迫ってくる 足音はいつの間にか金属音・・・ 下を見るが だれもいない 鉄梯子になにかが擦れる金属音 カサカサ コンコン 小雨は止まず降り続ける ガスはますます濃厚 展望の効かない こんな夜中に なぜ登ってきたのか 後悔する 足音らしき金属音は絶え間なく迫る ・・・つづく 作 紫 局部
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98 :底名無し沼さん[]:2017/10/07(土) 14:39:06.39 ID:t3XDKdyY - (>>96 つづき)
3180m槍穂先はいつの間にか小雨がみぞれに変わり 西風が音をたて吹雪いていた 錫杖を突くような不気味な足音はどこに消えたか 頂上にはだれもいない 空は白んできたが乳白色のガスは消えない ここには長居できない クサリの支点をさぐり掴み慎重に下る きょうは新穂高の温泉で泊まり 明日は帰らねば 妻の聖子が自慰をガマンして待っているだろう 千丈沢乗越を通過 右俣へ出るころガスが消えた すると またもや後方から金属音の足音が聞こえる 播隆上人が登山の無事を見届けてくれているのか それとも 遭難慰霊者の助けを求める行脚なのか 不気味な音はどこまでもついてくる (つづく) 作 紫恥丘部(ムラサキ チキュブ)
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101 :底名無し沼さん[]:2017/10/07(土) 15:27:34.90 ID:t3XDKdyY - (つづき)
いつしか蒲田川の流れに消され 錫杖の音は止んだ 今夜の宿は旅館とは名ばかりの古宿である 老爺と老婆がつつましく登山客を受け入れる むかしなじみの宿である 帳場で靴紐を解いている と後ろで人の気配 振り向くと年のころなら20代の女がザックを持ち 部屋に案内するという この宿には老夫婦だけしかいないはず あなたのような若い方が なぜ? 老夫婦は浴槽清掃中に溺れて死んだという わたしは老夫婦の遠縁の者 遺言により 単独行登山客のお世話をやいている ゆっくりしてほしいという 色白ではないが 引き締まった腰と 出張った臀部の肉が艶めかしい (つづけてもいいでせふか) 作 紫 恥丘部(ムラサキ チキュブ)
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102 :底名無し沼さん[]:2017/10/07(土) 16:12:08.07 ID:t3XDKdyY - (お声がかかりませんが>>101 つづき)
客部屋は階下に一間 二階に二間の三部屋しかない手狭な宿ではあるが 柱も階段もハリも飛騨の匠の作で立派で黒光り 二階から階段を五段ばかり上ると 三方をよしずが張られただけの混浴露天がしつらえてある かって山仲間で 現在連れ添う妻の聖子と 酔いに任せてこの露天に浸かった わ コーラの瓶! 一物を見せたその夜 ふたりは懸命な淫行に励んだことを思い出す 風呂から上がると部屋に夕食が運ばれてきた ヤマメの甘露煮 きのこの和え物 聞けば料理のすべてはこの女の手作りだという おなかの赤い魚の焼きものがある これは? イモリの黒焼きでございます 精がつきます お帰りをお待ちの奥様のためにご用意いたしました 若いがどことなくなまめかしい笑顔をみせる 酔いもまわりはじめたころ あのぉ・・・ (つづけてもいいでせふか) 作 紫 恥丘部(ムラサキ チキュブ)
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