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470 :底名無し沼さん[sage]:2017/04/14(金) 19:46:29.62 ID:Kbsw8vRc - >>462
地図・地形図スレの方に解説を書いておくね。
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220 :底名無し沼さん[sage]:2017/04/14(金) 19:47:00.66 ID:Kbsw8vRc - 地図・地形図の活用方法の実例
『単独登山での遭難体験記 遭難で学んだ山の恐ろしさ』 http://t-works308.com/%E5%8D%98%E7%8B%AC%E7%99%BB%E5%B1%B1%E3%81%A7%E3%81%AE%E9%81%AD%E9%9B%A3%E4%BD%93%E9%A8%93%E8%A8%98%E3%80%80%E9%81%AD%E9%9B%A3%E3%81%A7%E5%AD%A6%E3%82%93%E3%81%A0%E5%B1%B1%E3%81%AE%E6%81%90%E3%82%8D/ 鈴鹿山系・竜ヶ岳から「中道登山道」を下る途中で迷った実例と対策 原因:登山道が記載されていない地形図を利用したために、道がどう通っているか地形図では分からず、実地でも落ち葉で隠されて道自体が分かりづらくなっているせいで、本来のルートから外れて踏み跡を下ってしまった 対策:地形図の登山道の記載は「純粋に間違っている/崖崩れ等で付け替えられたのが古いままで放置されている/実際には明確に存在しているのに記載されていない」など、実地の実際と違っていることもありがち。 だから、計画を立てるときに、知っている人からの情報、登山のガイドブック、登山地図、ヤマレコとか山渓とかのWebの情報などを確認しておくことが必須。
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221 :底名無し沼さん[sage]:2017/04/14(金) 19:47:53.99 ID:Kbsw8vRc - 鈴鹿山系・竜ヶ岳から「中道登山道」を下る途中で迷った実例と対策-2
起点 竜ヶ岳 http://maps.gsi.go.jp/?z=17&base=std&vs=c1&ll=35.313519,136.518676#17/35.119307/136.445180/&base=std&ls=std&disp=1&lcd=_ort&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0 ※この図には登山道が明記されているので、記載されていない図を使用した場合とは状況が違う。 竜ヶ岳から東に尾根上の部分を辿って下るが、草原に明確な道が刻まれているので迷う余地は特にない。 空中写真と重ねると分かる通り、この辺りまでが見通しの効く草原で、この辺りから樹林帯に入る。 http://maps.gsi.go.jp/?z=17&base=std&vs=c1&ll=35.313519,136.518676#17/35.119027/136.448913/&base=std&ls=std%7C_ort%2C0.6&blend=0&disp=11&lcd=_ort&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0&d=vl ただし、落ち葉が厚く重なっているという報告から推定して、落葉樹の林になっているようで、冬枯れの時期ならそこそこ見通しは効くはず。 引き続き尾根状の部分を下って http://maps.gsi.go.jp/?z=17&base=std&vs=c1&ll=35.313519,136.518676#17/35.119027/136.448913/&base=std&ls=std%7C_ort%2C0.6&blend=0&disp=11&lcd=_ort&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0&d=vl この辺りで崖に行き当たる。 南(下って来て右)は尾根状にはなっているものの、急激に落ち込んでいるので、迷い込む余地はほとんどないはず。 東(左)に曲がって崖縁を回り込む形で進む。
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222 :底名無し沼さん[sage]:2017/04/14(金) 19:48:45.42 ID:Kbsw8vRc - 鈴鹿山系・竜ヶ岳から「中道登山道」を下る途中で迷った実例と対策-3
この辺りが問題。 http://maps.gsi.go.jp/?z=17&base=std&vs=c1&ll=35.313519,136.518676#17/35.117034/136.450984/&base=std&ls=std%7C_ort%2C0.6&blend=0&disp=11&lcd=_ort&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0&d=vl 尾根は、その辺りで若干くねっているものの、実地で見ると南南東に続いているように見える。 しかし、登山道は http://maps.gsi.go.jp/?z=17&base=std&vs=c1&ll=35.313519,136.518676#17/35.116587/136.451005/&base=std&ls=std%7C_ort%2C0.6&blend=0&disp=11&lcd=_ort&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0&d=vl このあたりで等高線が微妙にくねっていることから分かる通り、尾根の最も高い位置から外れて、微妙な谷ないし窪地状になっている側に下って、「それまで進んできた尾根から右に外れて急激に下る」と認識しないといけない。 地形図で見ると、この辺りから先は明らかな尾根になっているものの http://maps.gsi.go.jp/?z=17&base=std&vs=c1&ll=35.313519,136.518676#17/35.115428/136.450405/&base=std&ls=std%7C_ort%2C0.6&blend=0&disp=11&lcd=_ort&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0&d=vl それは100m近く急激に下った先なので、「そちらに尾根が続いているとは認識しない」のが普通。 100mというのは水平距離では何ということもないものの、高さでいうと、新宿辺の200mをちょっと越えるくらいの超高層ビルの半分くらいはある。「高さの感覚でいうとはるかに見下ろした下のほう」ということになる。
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223 :底名無し沼さん[sage]:2017/04/14(金) 20:05:59.56 ID:Kbsw8vRc - http://hanabi.2ch.net/test/read.cgi/out/1455612281/462
> それで、こういった場合、紙の地図とコンパスだけで無事に踏破する方法は? > > 1099.3地点から東に110メートルほど進んで、60メートルほど南に下って、 距離がかなり違ってる。山頂から樹林帯までは直線でも500m近くあるじゃない。 > ちょっと右に曲がって40メートルほど南東に進んで 樹林帯に入ってから崖までは直線で300m近くはあるでしょ。 > 崖沿いとうか崖同然に急斜面を100メートルほど下って、 崖沿いに回り込む道は、そこまでと大差なく傾斜は緩いよ。崖側が急激に落ちて等高線が詰まっているのを見て勘違いしてない? > 南西に30メートル進んで、また100メートルほど > 南下して、北西にちょっと進んで、このへんで川の音を聞いて、西へ進んで > 南へ下る > > ・・・なんて芸当ができるのだろうか? ほぼ南に下るというのは、「間違ったりしないで登山道を辿れた場合」じゃない。 この件は http://maps.gsi.go.jp/?z=17&base=std&vs=c1&ll=35.313519,136.518676#17/35.114560/136.454428/&base=std&ls=std%7C_ort%2C0.6&blend=0&disp=11&lcd=_ort&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0&d=vl http://maps.gsi.go.jp/?z=17&base=std&vs=c1&ll=35.313519,136.518676#17/35.110856/136.456198/&base=std&ls=std%7C_ort%2C0.6&blend=0&disp=11&lcd=_ort&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0&d=vl 南南東に続く尾根伝いの踏み跡を辿って、 http://maps.gsi.go.jp/?z=17&base=std&vs=c1&ll=35.313519,136.518676#17/35.108197/136.455823/&base=std&ls=std%7C_ort%2C0.6&blend=0&disp=11&lcd=_ort&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0&d=vl この辺に飛び出したらしいと書いてある。
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224 :底名無し沼さん[sage]:2017/04/14(金) 20:21:17.51 ID:Kbsw8vRc - http://hanabi.2ch.net/test/read.cgi/out/1455612281/462
> なんせ俺の経験では地図上の登山道やGPSの軌跡以上に実際の現場は > 道がもっと複雑にクネクネ曲がっていたりするしな。 そう。登山道は、傾斜がなるべく平均して歩きやすいように作られている関係で、微妙な地形のクネリに合わせてクネるのが普通だからね。 また、生えている樹木とかある程度以上に大きい岩とかを無視して直進するわけもないから、なおのことクネる。 > ただでさえそんな感じなのに、落ち葉で登山道がわからないというのは非常に厳しい状況だと思える しかも、午後の遅い時間になって薄暗くなって、焦りも加わるからなおさらという粗筋。 > やっぱりあらかじめここに崖と崖同然の急斜面があると認識していて、これが発見 > できなければダメなんだろうな > http://maps.gsi.go.jp/?z=17&base=std&vs=c1&ll=35.313519,136.518676#17/35.117557/136.450190/&base=std&ls=std%7C_ort%2C0.49&blend=0&disp=11&lcd=_ort&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0&d=vl その辺まではスンナリ進んで来れたはず。崖際については「右側が切れ落ちている尾根の最上部」だから分かりやすい。 しかしそこから先の尾根上がなまじ平坦なので、全面が落ち葉で覆われていると、どこでも歩いて下ってしまうことができるから、この微地形が難しい。 http://maps.gsi.go.jp/?z=17&base=std&vs=c1&ll=35.313519,136.518676#17/35.116591/136.451005/&base=std&ls=std%7C_ort%2C0.49&blend=0&disp=11&lcd=_ort&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0&d=vl それを見過ごしてしまって http://maps.gsi.go.jp/?z=17&base=std&vs=c1&ll=35.313519,136.518676#17/35.116547/136.451252/&base=std&ls=std%7C_ort%2C0.49&blend=0&disp=11&lcd=_ort&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0&d=vl 広い尾根の真ん中辺を進んでいって、おそらく、この辺で既に「これは変だ」と気が付いていたはず。 http://maps.gsi.go.jp/?z=17&base=std&vs=c1&ll=35.313519,136.518676#17/35.116100/136.451671/&base=std&ls=std%7C_ort%2C0.49&blend=0&disp=11&lcd=_ort&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0&d=vl
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