- 附ャ浴での良い思い出 2湯目
398 :名無しさん@いい湯だな[sage]:2013/11/04(月) 16:55:49.50 ID:FSpGCrCq0 - 「すいません、御一緒させてください」私は、びっくりして振り向く、カオルだった。
湯べりで片ひざに座り、私を心細げに見つめている。 股間にはハンドタオルを当てているものの、後は当然素っぱである。 「どうぞ、どうぞ、大歓迎ですよ」 ここは、濁り湯なので、湯に入られてしまうと、その肢体を十分に観賞することは出来ないが、 股間のタオルの隙間からはみ出し気味の漆黒のヘアーも観察できた。 かなりの剛毛で、真っ白な肌がそれを強調させてもいる。 乳房は、服の上からの予想よりさらに大きく、湯面の上に残る谷間だけでも相当である。 ただし、ナチュラル感には乏しいので、どうやら整形巨乳のようだ。 先ほどまでの態度とさま変わりし、湯でのカオルは積極的であった。 互いの尻と尻が触れ合うほどに身を寄せると、片手を俺の二の腕に添えた。 「ワタシ、前から○木クンのことが好きだったの、今日、貴方を見て直ぐにわかったわ」 純真な高校生も10年も経つとそれなりに成長するわけで、粋な状況で告ってきたものだ。 俺は、カオルの身を引き寄せると、優しくキスをしてあげる。 相手の舌が猫のように応じる、右手は相手の内腿に滑らせ、股間を目指す。 しかし、ガードが堅い、湯船の中でもタオルを使い、私の手の浸入を拒絶するかのようだ。 うん、うん、初心なところは、初心のままなんだな。 状況はカオルの方から打開した。 空いている方の片手で俺の身体を撫ぜ回すと「素敵、きっと今でも毎日鍛えてるのね」と言う。 それはそうだ、俺は現役の自衛隊員、そんじょそこいらの素人とは造りが違う。 「もっと、よく見せて」 そう言うと俺の身体を立ち上がらせ、そして、柔らかな唇と猫のような舌使いで、俺自身も立ちあがらせた。 急な展開だったが、ここはカオルの手並みに任せ、そのまま呆気なく放出させられた。 なかなかのテクニックだ。 一休みのため、俺は再び湯船に腰を降ろす、ここで、初めて互いの身上話となった。 カオルは独身、仕事はお水系で、今は新宿のお店に居る、たまにはモデルの真似ごともしているとのこと。 アチラコチラと整形もしている(やはりそうだ!)ので、「昔の写真を見てもわからないかも」らしい。 「こんど東京へ行ったら顔を出すから、店の名前を教えろ」と訊いたが、「恥かしいからダメよ」だと。 さて、二回戦へと思ったやさきに、「私は先に上がるから、貴方はゆっくりしていてね」と。 えー、と思うまもなく、カオルは湯から上がるときの尻の残像だけを残し、さっと更衣室へ消えてしまった。 頃合いを見計らい、俺も湯船を出る。 当然、更衣室の外では、湯上りのカオルが待っているものと思ったが姿が無い。 もちろん更衣室にも居ない、カオルの部屋の場所は聞いていないし、俺の部屋も伝えてはいない。 しかし、小さな宿だ、俺の部屋の場所の見当はついているのだろう。 いろいろ支度もあるのだろうし、夜は長い、部屋で一杯やって待つこととするか・・・・ しかし、夜も更けて、俺のグラスも一杯、二杯、いくら杯数を重ねても相手は来ない。 バカだな、せっかくの逢瀬を前に寝いっちまったのか・・・いつの間にか俺も不覚の眠りに入った。 翌朝、宿でカオルの姿を捜すが見当たらない、 思い余って宿の帳場で尋ねると、そのお客様なら早立ちしました、と。 どうにも納得がいかないので、高校時代の同級生だと告げ、連絡先を教えてくれるよう頼んだが、 「そんなことは、宿の信用にかかわるので出来ません」だと。 まあ、正論だ。 それから暫くして、実家に戻った俺は高校の卒業アルバムでカオルを捜してみた。 しかし、なかなか見当たらない。 俺の母校は、進学コース、俺のような勉強嫌いの普通コースやビジネスコースと多彩な学級編成。 女子が多いのは、普通コースやビジネスコースだが、その中にカオルの姿は無い。 そして、最後に見た総合コースのクラスでカオルの名前を見つけた。 写真を見ただけでは気が付かなかった、しかし、よく見れば温泉宿でのカオルの風貌は確認できる。 写真の中のカオルはイガグリ頭、所属クラブは柔道部・・・・そう、カオルは男だったのだ。
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