- 【西友】はじめての中国米【安い】
149 :※[sage]:2014/08/04(月) 12:25:47.95 ID:U2/N3lTO - http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140803-00000015-pseven-cn
「湖北省のユーザーが発した一報が大きな議論を巻き起こしたのです。その内容というのは 『港で貨物からこぼれたコメが散乱し、それに群がったスズメが大量死した。この原因について当局は、 スズメが食べ過ぎで死んだとの見解を示した』というものでした。大量のスズメが一斉に食べ過ぎで 死ぬなんてことがあるはずかありません。ですから当然この説明に対して、納得できない人々が一斉に 不満の書き込みを投じることとなり、問題は一気に大きな騒ぎになっていったのです。 食品問題では多くの中国人が被害者意識を持ち神経質になっていますからね。火に油を注いだということでしょう」 事件は6月27日、宜昌市の明珠埠頭で起きたという。一隻の貨物船から大量のコメがこぼれ、地面に散乱した。 それに20羽前後のスズメが群がり、ほとんど死んでしまったというのだ。「食べ過ぎ……」というのは、 この現象に対する説明として流されたものであった。 騒ぎが全国的な広がりを見せたことで新華社もこの問題を取り上げた。7月3日の記事によれば、地元・宜昌市の 政府が死亡したスズメを検査し、その結果として体内からカルポフランという農薬(殺虫剤)が検出されたことを公表し、 同時に「食べ過ぎで死んだと答えた政府関係者については不明」と回答したという。 食品衛生部門もこの問題を重く受け止めたのだろう。7月2日には食品薬品検験検測センターがさらに 詳しく現場に散乱したコメとその産地の土壌を検査している。 その結果を踏まえて行った発表では、当然、「スズメは食べ過ぎで死んだのではない」ことが明らかとなったのだが、 それに加えて「すでに産地の農地は封鎖され、その一帯で生産されたコメが市場に出回ることはない」ことも 付け加えられた。 それにしても不思議なのは、スズメを一瞬にして死に追いやってしまうほどの強烈な汚染がある現実と それとコントラストを描くような当局の過剰ともいえる迅速な対応である。 もちろん食の安全問題は中国でももう10年以上も重要なテーマであり続けているのだから、 当局が敏感になるのは当然だろう。だが、その力の入れ具合に反して同じ問題がずっと続くのも 中国における食の問題の大きな特徴なのである。
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