- 新・お米屋さん何でも質問に答えて【7俵目】
603 :※[]:2011/09/08(木) 00:04:02.02 ID:lvP/n6Bm - >>602
セシウムは粘土質の土壌によく付着し、そして付着したあとは容易には 土から離れず、植えた作物への移行は少ない。 チェルノブイリの周りの土地は「泥炭」といってセシウムを殆ど吸収せず 結果として作物にとても多く移行してしまう土壌だった。 そういう土地の牧草を食べた牛の牛乳が、その地方のでの生活に 欠かせない水分だったのだから、こりゃ影響がでかい。 さて、日本における米の銘産地は殆どが「粘土質」である 故に移行しにくい。 そして、米は実である。空気中を漂うセシウムの影響をモロに受けるお茶(葉だよね) とは違い、根からの吸収分の移行だから、「茶は出ても米からは出ない」は 十分ありえる。 注意すべきは後は茸。これは逆にどうやら濃縮して出る。 福島県でも野生の茸は次々に出荷停止、摂取規制が取られている。 茸には注意した方がいい。
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