- DNA 世界史版 うちなぁ〜
170 :NO.1[]:2020/05/23(土) 17:51:37.04 ID:p9wpKuDy - ところで亀甲墓の正面の軒先に
多く見られるアーチ状の唐破風がみられる しかし不思議なことにこのデザインは入り口の屋根を 支える構造物としては全く機能させていない 小さな入り口を支えてるのは小さなまぐさ石である 唐破風とはあくまでも見た目のスタイルであった 日本本土の唐破風は100%木造で構造力学面でも無関係で 軒先や向唐破風といったところに採用された このスタイルはcool japan で当時の沖縄でも採用されたのだろう!
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171 :NO.1[]:2020/05/23(土) 18:13:41.43 ID:p9wpKuDy - 極めつけは
園比屋武御嶽石門であろう なんと唐破風が正面ではなく両サイドに配置されている 正面入り口の空間を支えるのは ほとんどまぐさ石と見紛うほどの扁平アーチに削られた一枚岩である もちろん これでも十分加重は分散されるのであろう 両サイドの重厚な石組みの壁はこの屋根を支える為でもある! 皆さんがお好きなフランスの凱旋門の左右の柱は かなりの太さである つまりそういうことである 単独アーチとはかなり手間がかかるものである
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172 :NO.1[]:2020/05/23(土) 18:56:06.65 ID:p9wpKuDy - 亀甲墓とは左右側面と後方向の三方を
地下に埋め込み重力を分散している まさに地下ヴォールトである たまに三方を石組みで重厚にしている場合もあるが(完全自立型) おそらく豪雨で土砂がゆるくなる土地もあるのだろう 入り口方向は入り口面の壁が厚いか 袖石や袖垣で押さえこんでいるのだろう
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