- 沖縄雑談スレ9
290 :名無しさん[]:2019/11/10(日) 11:25:05.22 ID:HxK1+a0R - 首里城の入り口、歓会門へと続く綾門大道(あやじょううふみち)には守礼門があり
「琉球は礼節を重んじる国」という意味の「守禮之邦」という扁額が掲げられているが この「禮」という字一つにおいても本来の深い意味がある。 「禮」(れい 示+豊)は礼、節操、分限 人の根幹であり自らの心より発する自発的規範。 部分と部分、部分と全体の調和・秩序を形づくるもの。 「禮」は、人の諸機関が自ずから調和して全体としてあるが如く、それぞれが己の分限を守って尽すところをいう 故に「禮」を失すれば全体は調和を失い、人の体であれば変調をきたし、組織であれば系統が乱れ、物事であれば収拾がつかなくなる 物事において節目を大事にするのは、節目が分限の最たる部分なるが故であり、その節目を掴んで操り全体として調和に導くは、物事に対する人の「禮」である。 「禮」は示+豊 「示」は神を祀る祭壇の形で多く神事をいい、「豊」は供え物の盛んなるをいう。 春夏秋冬、各々の節目で畏敬の念をおこして神を祀り、天に祈り、大地を踏みしめ、大自然に感謝し、“それまで”と“これから”を繋ぐ、それが「禮」である。 新元号もどうせなら令和より「禮和 」の方が良かった。
|