- 広島大学附属中学校・高等学校☆其の参☆
29 :野間優子(81期)[]:2018/06/12(火) 07:32:55.47 ID:edYzH6hC0 - 30後半になり当時すっかり婚期を逃した私は、相手を選んでいる立場ではなかった
そんな時、40過ぎた或る男性に出逢ったのだ それまでろくに交際したことのない私は直ぐに籠絡された 私は経験不足故に恐ろしく素直で純粋だった 男性から愛されたことの無い私は舞い上がってしまったのだ 婚期を逃した焦りが、それを更に増幅させたのは言うまでもない
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30 :野間優子(81期)[]:2018/06/12(火) 07:33:43.38 ID:edYzH6hC0 - だけど冷静に考えれば、ここだけの話、もし私が若ければまず相手にもしていない風采の男性だった
くわえて、40過ぎても結婚も出来ない甲斐性のない男だったが、それには目をつぶった それは私にも言えることだし、出産などを考えればあれこれ相手を選んでる時間は本当になかった 私はこれまで男性から愛されたこともないし、何より愛し方がよく分からなかった だから不器用余って意中の人をストーカーしたこともあった 恋は盲目というやつだ 同級生が20代にどんどん結婚していくことを尻目に、内心焦りながらも自分には現実的に起きる出来事とも思えなかった しかしまさか学生時代に、こんなにも結婚出来ない、出来たとしてもここまで高齢になるとは考えもしなかった ましてや相手が40過ぎなんて、仮に神様が降臨して弥生キャンパスの若き頃の自分に告知してきたならその場で卒倒していただろう そんな私も社会に出て一所懸命働き、夢中で駆け抜けてきたが気づけば30過ぎ 仕事は充実して人脈も広がったが何故か不思議なくらい男性とはダメだった
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31 :野間優子(81期)[]:2018/06/12(火) 07:35:24.46 ID:edYzH6hC0 - 35過ぎた辺りから私は周囲の人間からは想像もつかないくらい猛烈に結婚したかったし焦っていた
同じ頃に日経某雑誌に自分の写真入り記事を掲載してもらったのは、 意中の人が読んでくれることを願っての、所謂「お見合い写真」入り自己紹介婚活文だったのは誰にも打ち明けていない秘密である そんな純情な自分ですら女性としての納期が近づくにつれ、「誰と結婚するか」という理想より「結婚そのもの」が目的になっていったのだ それに出逢った人は技術士持ちで同じ造園の技術職だし、何より話が合った 若ければ、仕事上の敬意と男女の好意は必ずしも関係しないけれど 歳を重ねてる分、お互いに人として成熟してるし尊敬できる点も多々あった とは言え、好きでもなかったが年齢的な制約から、コイツで妥協した
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32 :野間優子(81期)[]:2018/06/12(火) 07:43:21.29 ID:edYzH6hC0 - 売れ残りの負け犬同士いい組み合わせだったのだ
男友達が皆無に近い私には何より時間的にもうこの人の次はない 私は若くないのだ セックスしたいし妊娠したいし、もうこの際相手が馬鹿でもいい 鏡映しで等身大のブッサイクで年老いた自分を取り巻く現実を直視し、当初の自惚れた理想を捨てて意中の人を諦め、 相手の条件に対し大幅に譲歩して妥協した結果、折原のような老人に相手してもらえて私でも結婚出来た 私はこれを縁と言うのかなと思った(爆笑) 文化環境設計研究所 代表取締役社長 折原優子 東京都中野区中央5-39-13クレッセント中野パークフロント704
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