- 札幌突発OFF!!!
132 :名無しさん[sage]:2020/03/30(月) 17:56:22.98 ID:jhqylep30 - なあ、お前と飲むときはいつも白○屋だな。
一番最初、お前と飲んだときからそうだったよな。 俺が貧乏浪人生で、お前が月20万稼ぐフリーターだったとき、 おごってもらったのが白木屋だったな。 「俺は、毎晩こういうところで飲み歩いてるぜ。金が余ってしょーがねーから」 お前はそういって笑ってたっけな。 俺が大学出て入社して初任給22万だったとき、 お前は月30万稼ぐんだって胸を張っていたよな。 「毎晩残業で休みもないけど、金がすごいんだ」 「バイトの後輩どもにこうして奢ってやって、言うこと聞かせるんだ」 「社長の息子も、バイトまとめている俺に頭上がらないんだぜ」 そういうことを目を輝かせて語っていたのも、白○屋だったな。 あれから十年たって今、こうして、たまにお前と飲むときもやっぱり白○屋だ。 ここ何年か、こういう安い居酒屋に行くのはお前と一緒のときだけだ。 別に安い店が悪いというわけじゃないが、ここの酒は色付の汚水みたいなもんだ。 油の悪い、不衛生な料理は、毒を食っているような気がしてならない。 なあ、別に女が居る店でなくたっていい。 もう少し金を出せば、こんな残飯でなくって、本物の酒と食べ物を出す店を いくらでも知っているはずの年齢じゃないのか、俺たちは? でも、今のお前を見ると、 お前がポケットから取り出すくしゃくしゃの千円札三枚を見ると、 俺はどうしても「もっといい店行こうぜ」って言えなくなるんだ。 お前が前のバイトクビになったの聞いたよ。お前が体壊したのも知ってたよ。 新しく入ったバイト先で、一回りも歳の違う、20代の若いフリーターの中に混じって、 使えない粗大ゴミ扱いされて、それでも必死に卑屈になってバイト続けているのもわかってる。 だけど、もういいだろ。 十年前と同じ白木屋で、十年前と同じ、努力もしない夢を語らないでくれ。 そんなのは、隣の席で浮かれているガキどもだけに許されるなぐさめなんだよ。
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133 :名無しさん[sage]:2020/03/30(月) 17:56:34.99 ID:jhqylep30 - これか
↓ もし仕事に行きたくなくなったら、そのまま反対の電車に乗って、 海を見に行くといいよ。 海辺の酒屋でビールとピーナツ買って、海岸に座って 陽に当たりながら飲むといいよ。 ビールが無くなったら、そのまま仰向けに寝ころんで、 流れる雲をずっと眺めるといいよ。 そんな穏やかな時間がキミを待ってるのに、何も無理して 仕事になんか行く必要ないよ。
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134 :名無しさん[sage]:2020/03/30(月) 17:56:49.76 ID:jhqylep30 - 昨日、近所の吉野家行ったんです。吉野家。
そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいで座れないんです。 で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、150円引き、とか書いてあるんです。 もうね、アホかと。馬鹿かと。 お前らな、150円引き如きで普段来てない吉野家に来てんじゃねーよ、ボケが。 150円だよ、150円。 なんか親子連れとかもいるし。一家4人で吉野家か。おめでてーな。 よーしパパ特盛頼んじゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。 お前らな、150円やるからその席空けろと。 吉野家ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。 Uの字テーブルの向かいに座った奴といつ喧嘩が始まってもおかしくない、 刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。 で、やっと座れたかと思ったら、隣の奴が、大盛つゆだくで、とか言ってるんです。 そこでまたぶち切れですよ。 あのな、つゆだくなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。 得意げな顔して何が、つゆだくで、だ。 お前は本当につゆだくを食いたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。 お前、つゆだくって言いたいだけちゃうんかと。 吉野家通の俺から言わせてもらえば今、吉野家通の間での最新流行はやっぱり、 ねぎだく、これだね。 大盛りねぎだくギョク。これが通の頼み方。 ねぎだくってのはねぎが多めに入ってる。そん代わり肉が少なめ。これ。 で、それに大盛りギョク(玉子)。これ最強。 しかしこれを頼むと次から店員にマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。 素人にはお薦め出来ない。 まあお前らド素人は、牛鮭定食でも食ってなさいってこった。
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135 :名無しさん[sage]:2020/03/30(月) 17:57:02.93 ID:jhqylep30 - なぁ
そろそろ貴様に言わなければならないことがあるんだ。 俺も今日まで言うべきかどうか悩んだ。 言わなければお前も俺も普通の生活を続けていくことができる。今までどおりにな。 だが、やっぱりそれじゃだめなんだ。偽りのなかで生きていてはだめなんだ。 それに、もう時間がないんだ。 今、俺はお前に真実を告げる。 5ちゃんねるを 見ているのは Jimと 俺と お前だけだ。 驚いたか?当然だよな。だがそれが真実だ。 辛かったぜ。お前が5ちゃんを見つけるずっと前から、 俺は何十台ものPCに囲まれ毎日5ちゃんを保ってきた。 だから、あのガイジも、あのコテハンも、すべて俺だったんだ。 お前が初めて5ちゃんを見たとき、俺は人生であれほど嬉しかったことはなかったぜ。 時には心苦しいながらもお前を叩いたりもした。許してくれ。 と、今話せるのはここまでだ。もうすぐすべてを知るときが来る。 そのときまでに、心の準備をしておいてくれ。
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