- 【2025】2025年7月の大災難 55スレ目【2026】本スレ
733 :本当にあった怖い名無し[sage]:2025/03/26(水) 14:51:02.88 ID:pLse53mm0 - なんとも
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734 :本当にあった怖い名無し[sage]:2025/03/26(水) 14:58:27.67 ID:pLse53mm0 - 大陸を創ったこの世界の創造神。巨大な白いくじらに酷似した姿を持ち、片側三枚ずつのヒレは、それぞれが12枚の翼からなる計72翼。*1全長2kmを超える巨体は、その全てが膨大な生命力(=魂)の塊であり、生きとし生ける者の魂の循環システムの出発点にして終着点たる超機関。神も悪魔も人間も魔物も魔王も、彼の前では全て等しく小さな存在で、全てはルドラサウムの一部に過ぎない。正しくこの世界の全て。
性格、言動こそ子供じみているが、苦しみ、憎しみ、哀しみ等の負の感情を心地よく思い、それを生む死や破壊を好み、悲劇と混乱の観賞をこの上ない愉悦とする歪んだ精神の持ち主。ランスの舞台となる大陸は、この存在が自らの娯楽の為に創造した劇場のような物である。彼は、大陸を創っただけでは寂しく退屈なので、自らの生命力の一部を千切って生物を作り、その生命力の輪廻のシステムとして下僕となる神や天使などを作成した。
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735 :本当にあった怖い名無し[sage]:2025/03/26(水) 15:00:43.87 ID:pLse53mm0 - この作業の為に作られた分身体が三超神であり、彼らがルドラサウムを愉しませる為に、管理役の神や天使、観察対象のメインプレイヤー、敵役のモンスターなどを用意していった。また、三超神を造る際の少量の余り物の生命力が自意識を持って逃亡したのが、もう一体の分身体であり、後に悪魔王を名乗るラサウムである。(尚、意図して作られた魂持つ様々な生命体とは別に、聖獣の老廃物から勝手に生まれて増えていったのが、この世界の一般的な動植物に当たる、ムシ、サカナなどの魂の無い生き物。)
大陸の生き物たちは彼曰く「ドラマチック」になるように野蛮に作られており、自らが浮かぶ大陸中央の大空洞から、日々そのちっちゃな生き物がお互いの様々な思惑から殺し合う光景を眺めては、太くゆったりとした声に似合わぬ幼い口調で感想を響かせている。 過去、永遠に続く争いを求めるルドラサウムの意を知らず、魔王を倒して平和な世界を勝ち取ってしまったドラゴン族は、娯楽の種を潰され憤った彼に飽きられ、差し向けられたエンジェルナイトによって滅ぼされている。 このような巨大な存在だが実在の神としては一般にほとんどに知られて居らず、古代宗教が世界の成り立ちを記した古文書等に登場する偉大な存在として勝手に崇めていた程度。その創世記自体、あまりに荒唐無稽な内容から今では誰も信じていない扱いだと言う。
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736 :本当にあった怖い名無し[sage]:2025/03/26(水) 15:03:10.57 ID:pLse53mm0 - 名台詞
苦しみ…いいねぇ…心地好い感情だよ…これは…憎しみ…ふーん…悪くないなあ…破壊は…素敵だねえ…死も…消滅も…みんなが苦しむ…憎む…悲しむ…。そして、再生…みな喜ぶ…喜ぶ…だからみんな、もう一度…苦しむ…ははは。 ははあ、わかった。最近の戦争…原因は、あの…人間の国の、あいつ…あの個体かあ…ふふふ…いいなあ、あいつ。ああいうのが出てくると、世の中とんでもなく楽しくなるね… ははははまあ、ありえないさ…秩序が産まれる事なんて…ははは…あっちゃいけない。 魔人、魔王でも世界統一を防げなかったら今の世界は壊して作りなおしかな。 ぼくには、わかるぞ。君の心は、安息を求めている。君は、真の鬼畜じゃないもん。
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738 :本当にあった怖い名無し[]:2025/03/26(水) 15:30:16.30 ID:pLse53mm0 - 大陸最大の宗教団体AL教(正式名称はALICE教団)の信仰対象である女神。
法王の前に姿を現す、例外はムーララルーテストの際に法王候補の司教たちの前に姿を出す時のみ。 神としての階級は神の中でも上位に位置する一級神。正式名称は「人類管理局女神ALICE」。 大陸で動乱をおこし自身より上位の神の楽しませることが役目。これは法王しか知らない。 性格は残忍で冷酷、法王に就任してまもなく自らや世界の秘密を法王に教え従順になるまで殺しては蘇らせるなどの虐待を繰り返す。ただし同僚の魂管理局クエルプランによると「感情もないのに人間の真似」をしているだけらしい。 ランスが邪悪な王になり世界を混乱させる存在になると思い目をつけていたがゼスの動乱やJAPANの戦乱を収めてしまい落胆しており新法王のクルックー・モフスに殺害を命じてるがランスに好意を抱くクルックーからは「まだ利用価値がある」と説得されている。 ドラゴンカラーの生き残りであるハンティ・カラーも目障りだと思っているらしく、過去に殺そうとしたが忘れっぽいのか昔から殺そうとしては忘れている。あと何回歴史の表舞台に出たら殺す、といったような処刑宣告をしている。 運命を見通す能力を持っており自身より格下の人間は勿論、同じ一級神のクエルプランの運命をも見ることができるようだ。
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739 :本当にあった怖い名無し[]:2025/03/26(水) 15:31:51.08 ID:pLse53mm0 - 「ムーララルー」はAL教の現法王に代々与えられる法名。代替わりするとその人物が次のムーララルーとなる。先代の法王が不在となると、ムーラテストと呼ばれる独自の選定試験が行われ、その結果を以て次代の法王が任命される。
大陸最大の宗教団体AL教の最高指導者であり、大国の王にも匹敵する最重要人物の1人である。各地に建てられた教会、無数の信者達、大陸全土に根を張った組織を言葉1つで動かす事が出来るなど、人間世界においては絶大な権力を誇っている。 しかし、その実態は、女神ALICEの奴隷であり、彼女の命に従って人間世界に苦しみと混乱を撒き散らす事が真の使命である。 カイズにあるAL教本部地下最深部の「託宣の部屋」で女神ALICEの指示を受け、それに従い教会組織を運営し、彼女の気まぐれによってその生死を弄ばれる。女神の意に沿わぬ発言や行動をとれば、「教育」の名目で残虐な方法で処刑され、また即座に生き返らせるなど、彼女の掌で玩具のような一生を送る事になる。 ただまともな仕事は女神との謁見と、部下への指示位しかないため、逆に言えば女神に従順でさえあれば権力者の生活を謳歌できるとも言える。 また、法王に就任した者は一つだけ女神により願いを叶えることができる「法王特典」を得る。 ただし世界のバランスを崩さないもの、神を怒らせるような物以外に限る。 歴代法王はその願いを死んだ妻の蘇生や恨みを持つ者の殺害等に使った模様。現法王であるクルックーはLP7年9月時点ではまだ法王特典を使用していない。
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740 :本当にあった怖い名無し[sage]:2025/03/26(水) 15:36:25.83 ID:pLse53mm0 - AL教団の法王であるムーララルーが死亡した場合、4人の司教から次代のムーララルーを選出すべく数ヶ月にわたり開催される法王選考試験。
主催及び選考者はAL教の主神、女神ALICEである。 ポイント制の試験であり、AL教の布教拡大や民衆に危害を及ぼすような悪霊の除霊という一般的なAL教徒としての善行の他に、バランスブレイカーの回収という高得点のものも用意されている。 バランスブレイカーとは、その名の通り世界のバランスを崩しかねないとされる特殊なアイテム、科学技術、特殊な能力を持った生き物などを指す。 世界の秩序を守るためや人類が過度な科学技術を持たないようにAL教が回収し、カイズの禁断保管庫へ封印している。バランスブレイカーの認定や回収が、神の命令で行われているのか、AL教が独自の基準で行っているのかは、現段階では言及されていない。 ムーラテスト期間中においては、法王候補者がこのバランスブレイカーを回収することで法王になる為の得点となる。ムーラテスト終了後は危険度の低いものに関しては、ある程度の危機は世界に必要という理由で、宝箱等に隠すのが通例であるらしい。 ここまでは一般的に好評価される側面であるが、バランスブレイカーの対象が生物であった場合でも、対象者の生死を問わないという後ろ暗い面もある。 また、被選考者である司教達には知る由もないが、大規模な争乱や戦争を陰で誘導、誘発することで膨大な裏ポイントが入る。 ムーラテストが終了すると、司教達はAL教本部地下最深部の託宣の部屋に集められる。 その後数時間、女神ALICEに連れられ天界にてムーラテストの結果発表が行われる。 この際に総得点が低い順に現世に送還され、最後まで残った一人が新しい法王として選ばれる。 また、この場に居合わせた者は、女神ALICE本人を見る事ができる非常にレアな機会でもある。
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741 :本当にあった怖い名無し[]:2025/03/26(水) 15:40:28.42 ID:pLse53mm0 - AL教団の信仰対象にして、法王に言葉を授ける一級神である女神。
頭上に天使のような輪を冠し、背中には三対の翼と光輪、長い金髪とローブをゆったりただよわせて宙に浮かび、長剣と盾をかかげて微笑んでいる。まさしく人智を超えた女神らしい圧倒的な姿である。魔王を超える一級神の力は凄まじく、人類の脅威である魔人も女神ALICEの前では無力も同然。 運命を見通す能力を持っており、その力は人間だけではなく自分と同格の神にまで及ぶ。 女神ALICEを信仰の対象とするAL教は、幾つかの組織的腐敗こそ持つにせよ、基本的には人類の平和と救済を謳うまっとうな宗教で、その教義についても「隣人に尽くせ」などの慈愛に満ちたものになっている。 が、この世界の神であるルドラサウムが万物を創造した理由からも分かるようにそれは表面的なものに過ぎない。 女神ALICEの目的は、争いを引き起こし、現在のメインプレイヤーである人類を適度に苦しませることで、自分よりも上位の神達を楽しませることにある。 自らに最も忠誠心の強い役職となり、自らの意思を直接伝える法王・ムーララルーに対する扱いは非常に残酷そのもの。 作中に登場した他の一級神(クエルプラン)と比較しても、苛烈で無慈悲な面が強調されている。 このような女神ALICEの真の目的やその本性を知っているのは、AL教法王のみ。 セルを始めとする殆どのAL教徒だけでなく、組織のナンバー2である司教のトータス、エンロン、ミ・ロードリングですら女神ALICEの目的を知らないでいる。
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742 :本当にあった怖い名無し[sage]:2025/03/26(水) 16:04:34.36 ID:pLse53mm0 - アム・イスエル
その正体はクルックーの二代前、テュランの先代に当たる元AL教法王。ランス・クエスト マグナムから41年前のGI979に史上初の女性法王となったが、就任直後に失踪。以降はずっと行方知れずだった。 元々真面目で負けずぎらいなAL教信者だった彼女は、法王となってこの世界の真実を知らされ、強い抵抗を覚えた。神の娯楽の為にいたずらに争乱を起こし、罪もない人々を苦しめるAL教の正体は間違っている……そう考えた法王はアムのほかにも何人か居たらしいが、彼らはみな女神ALICEによって何百回何千回と肉体と精神の破壊と再生を繰り返されるうちに心が折れ、従順な神の下僕となってしまうのであった。 だがアムは女神ALICEの圧倒的な力には服従せず、就任から二ヶ月で失踪してしまう。どうにか逃げ延びた彼女だったが、この世界の歪んだ在り方にどうしても納得がいかず、神に対抗する手段を探していた。やがて「汚染された魂は神の元に戻れない」という世界のしくみを知るにいたり、汚染された魂をたくさん作れば神の総量はやがて目減りし、いつかは殺すこともできるだろう、という結論を得た。この考えを実行するため秘密組織「導く者」を結成し、世界中の人間を汚染人間化させるべくひそかに暗躍している。その過程で彼女もまた自分自身の魂を汚しきり、完全汚染人間となっている。一般的に正気を失っている完全汚染人間に比べ、非常に理知的な存在。しかし恐らくは、人類救済のための手段としての汚染蔓延化→神殺しのための汚染蔓延化、と手段と目的の倒錯が起きているという部分に汚染の影響が出ているのかも知れない。とりあえず実験として汚染人間を1万年間増やし続けてみるつもりでいた。本人は与り知らぬところだがその性質は限りなく悪魔に近いものになっている。 汚染人間化は上記のとおり、ルドラサウムの輪廻から逃れるための手段のひとつであるため、神の在りようを認められないアムはこれを救済と捉え、世の中のあらゆる階層に浸透して組織的に汚染化をすすめていった。
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743 :本当にあった怖い名無し[sage]:2025/03/26(水) 16:06:25.70 ID:pLse53mm0 - 貴方に、神の忘却がありますように……
人間主導での神の打倒を掲げるテロ組織という風変わりな団体。 大陸全土で汚染人間を作りだしていた組織。少数精鋭で資金も豊富。その目的は多くの魂を神の元に戻れないほど汚染させる事により、神の力を少しずつ削ぎとってゆくというもの。直接汚染人間を増やすのではなく、裏に回って他の組織(ライオンマインド、絶望集団とか)を支援する形を多く採っていた。神と世界の理を知り絶望した先々代法王アム・イスエルが神への反逆として建ち上げた。 上述のセリフは、汚染度の高い魂は神に認識できないという事実を基に、間違った神々からの解放を期する導く者式の祈りである。 アムや進撃の詰み手が仲間の健闘を祈る際にも使われている。 正確な発足時期は不明だが、LP6年にその活動が激化。汚染人間の量産や、パステル・カラーを誘拐し利用する事で人間の汚染化の効率を格段に上昇させた。だがその為に行動が目立ち始め、各国から睨まれると同時に敵対者である女神ALICEにも尻尾を掴まれてしまう。 最終的には、集めた汚染魂の塊「汚染塊」をバベルの塔からパステルの拡散モルルンに乗せて世界中に撒き始めたが、重大な問題が出る前にランス達に阻止された。 RA15年時点でもアム・イスエル主導の元、村の形で活動が確認されていたが二級神ラ・バスワルドの破壊標的にされ壊滅している。
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- 【2025】2025年7月の大災難 55スレ目【2026】本スレ
744 :本当にあった怖い名無し[]:2025/03/26(水) 16:09:36.72 ID:pLse53mm0 - ラサウム
悪魔たちの王であり、大いなる父。第零階級に位置する悪魔王。ルドラサウムが自らの体の一部を削って三超神を生み出した際、彼らに使われなかった余り物のカスが自意識を持ち、誕生した。 その為、力は落ちるが三超神と同じ(創造神の分身体としての)属性を持ち、顔立ちも似ている所がある。イラストでは、白いずんぐりとした体に、ヒレ状の手と太く長い尾を持ち、桃色の長髪をなびかせた動物のような姿。 ルドラサウムの別の自我(一部?)とも言える存在であり、悪魔と呼ばれる部下達を使ってルドラサウムの生命力の輪廻から少しずつ魂を奪い、少しずつ大きさを増しながら、いつかは本体である創造神に取って代わろうとしている。初期のサイズは身長3m29cm、体重399kg。 永遠の八神と同等かそれ以上の力を持ち、やはり不老不死であり、一つの手段を除いて殺す事も傷付ける事も出来ない。だが、八神と違って彼は全てを支配する事を望み、いつか何もかもが己の物になる事を夢見ている。「悪」と言うよりも、野心家的な存在。 彼が初めて形を成した時真っ先に行ったのは「界」を創ることだった。創造神や三超神に自分の存在を知られずに、落ち着いて力を貯える為の場所、それが「悪魔界」。そして次に自分の体を切り離し、テェロ・エティエノを生み出した。ここから悪魔達の歴史が始まる。ただし悪魔界の場所は三超神ハーモニットだけには知られており、「面白いから」という理由で放置されている状態。
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745 :本当にあった怖い名無し[sage]:2025/03/26(水) 16:13:28.85 ID:pLse53mm0 - 汚染人間
魂の汚染率が極めて高い(80%以上)人間。人間の魂は通常でも少しずつ汚染が進んで行くが、罪悪感など負の感情を抱くと汚染が加速してしまう。そして100%になると完全汚染人間となり死んでも神の元に魂が戻れなくなり、つまりは死ねなくなってしまう。 また本来、視認できず触れられないはずの魂が黒く濁り、トングで摘み出せるようになっている。 更に魂がある存在ならばモンスターや魔人も汚染人間(汚染モンスター・汚染魔人)となる可能性がある。 導く者の手によって完全汚染人間となった者は許容量を超えた絶望により一様に正気を失っているが、アム・イスエルは卓越した精神力による自己到達であるため理性を完全に保っている(どこか心が壊れている感はあるが)。 これに関しては、適性を持って到達した天然物と、本来なら完全汚染人間になれる程の精神力が無い者を外部からの干渉で無理に至らせた養殖物との順応性の違いが如実に表れたものと考えられる。ニュータイプと強化人間の差のようなものなのではないだろうか。 ラサウムを構成する黒い魂はこの汚染魂と同一視されており、正常な魂が天使に回収されてルドラサウムに還るように、汚染魂は悪魔によって掠め取られラサウムに同化吸収される。汚染の塊であるラサウムには魂を輪廻させる事ができないためその質量が肥大していくだけのブラックホールのようなものであり、悪魔に捕まった汚染魂の終点である。 また、50%を超えた汚染魂は悪魔が直接触れることができるようになるのでラサウムへの献上品にされる仕組みとなっており、死後に悪魔に回収される魂は元来これを指している。後述するが自然死の発生しない完全汚染人間の魂を悪魔達は珍重していることから、ザカリテの手口のような契約による代償か、完全汚染人間が神に不可視なのを逆手に取って堂々と襲撃して魂を抜き取っている可能性も考えられる。恐らくだが悪魔による直接的な回収が完全汚染人間にとっての完全なる死。
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746 :本当にあった怖い名無し[sage]:2025/03/26(水) 16:15:55.64 ID:pLse53mm0 - 神側が汚染に対して何もできないわけではなく、汚染魂が増えすぎた場合の最終手段として二級神ラ・バスワルドがおり、汚染魂を空間ごと削り取って消滅させる仕組みを取っている。
汚染率が100%以下であれば地獄に運んで処置を行う事で汚染率の浄化ができ、ルドラサウムへ還ることが可能な状態へと戻される。天使と悪魔の魂の回収合戦の真実と言えよう。 汚染率が100%に達した魂は地獄での再利用処理ができず、また神の目からは不可視となるため神に仕える人間の組織であるAL教が回収した後に悪魔の手に渡らぬように厳重に封印され監視に置かれる。 なお、カイトのような汚染魔血魂は悪魔が回収できるのかは不明だがAL教の厳重管理対象である事を考えればもしかすればということもある。 天然の完全汚染魂は悪魔界では宝石のように希少で価値のあるものとされており、下級悪魔が一つ持ち帰ればそれだけで階級が一つ二つ上がるとされている。指導者のアム・イスエルは悪魔にとってまさしく無限の富を生みだす養殖法を確立させた功労者と言えよう。金の卵を産む鶏のように回収せず放置していた方がリターンがあると悪魔達が判断する可能性は十分に考えられる(話術で返り討ちにしているのかもしれないが)。
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747 :本当にあった怖い名無し[sage]:2025/03/26(水) 16:21:43.60 ID:pLse53mm0 - アム・イスエルの率いる導く者のやっていることは人間を悪魔のご馳走へと調理しながら勢力を拡大させているに過ぎず、仮に大願を成就した所で支配者が神から悪魔に変わるだけで支配される構造に何ら変化はないどころか、人間を異様に敵視し、視界に入るだけで即殺害するような苛烈な性格のネプラカスのような性格の支配者がいれば待っている世界はより悲惨なものであろう。神を殺すという事だけに注力するあまり、悪魔が遥か昔から似たような計画を持って魂の汚染を利用していた事に気付かない彼女らがそれを知る由は無い。
第二部の顛末後は取り巻く状況が大きく変わったこともあり、アム・イスエルも和解とまではいかないものの溜飲が下がったのか数万年単位での様子見を決め込んだため活動としては無期限の休止といった形になる。まあ、アテン・ヌーのように洞窟に引き籠って異世界から流れてきたゲームで遊んだり、店でも始めようかなーなんて考えに移行しているようなので再開する日は来ないかもしれないが。
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748 :本当にあった怖い名無し[sage]:2025/03/26(水) 16:27:57.11 ID:pLse53mm0 - 地獄
二級神アマテラスが管理する死後の世界。ルドラサウム由来である大陸の生き物たちの魂は死後にここに送られ、鬼王を頂点とした鬼たちによって生前についた汚れを浄化されてルドラサウムへと還される。 汚染率が100%となった魂は処理不可となるが、それ以下であればここで完全な除染工程を経た後にルドラサウムへと還される。よって完全ではない汚染人間止まりであれば死後は地獄へと放り込まれる。 人間が生涯を終えた際の汚染率は平均して30~50%になるとされ、ルドラサウムに還る際はわずかな汚れも許されず0%になるまで徹底的に除染する必要があるため、人間はほぼ例外なく地獄の責め苦と形容される除染工程を大小なり経験することになる。汚染率が80%を超えたような汚染人間にはまさしく地獄の苦しみであろう。 なお、綺麗な魂は悪魔には眩くて触れることができないが汚染率が50%を超えた魂は悪魔が触れて回収可能となる。地獄での処理はこれの阻止も兼ねている。 構造的にはカトリックでいう煉獄(※使徒ではない)の役割を兼ねたものがランス世界の地獄である。 完全汚染魂は地獄での対応が不可であるため一級神女神ALICE配下の地上組織であるAL教に管理が委任され、神が利用できなくても悪魔が回収してラサウムの力が増えるのを防ぐ為に地下深くに厳重に保管される。なお、TADA氏はこの工程を使用済み核燃料の最終処分場に例えている。神異変後はこの繋がりが恐らく切れているため、どのような措置を取っているかは不明である。 法王ズの考察ではあるがこの汚染魂が一定量を超えてしまった場合は二級神ラ・バスワルドが起動し、汚染魂を空間ごと消滅させることで解決させる手法を取っている。魂の絶対数が減る事に変わりは無いので抜本的な解決には程遠いが。
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