- 死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?377
546 :本当にあった怖い名無し[sage]:2024/02/08(木) 15:36:57.77 ID:ijnd16yi0 - では変な空気を直すために、先日リア友から聞いた話を。
モンハンnowが出て間もなくの頃だからたぶん去年の9月頃の話だと思われ。 nowがリリースされて間もなく、友人は運動がてら近所を歩き回るのが日課になった。 その日はなんでも防具を強化するためにレイギエナを探して歩き回ってたらしい。 だが、その日に限ってレイギエナが中々近くにいない。 10km近く歩いてようやく一匹見つけたんだが、そこは草がぼうぼうの空き地、それもかなり奥まった場所だった。 草が腰の辺りまで伸びてる上に、どこかの工場が捨てたのか、錆びてグシャグシャになった金属の部品が沢山放置してあった。 危ないので引き返そうとも思ったが、ここまで来てやっと見つけた獲物を見逃すのも惜しく、準備画面に収めるだけでスマホを切り、あとは家で狩ることにした。
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547 :本当にあった怖い名無し[sage]:2024/02/08(木) 16:03:19.16 ID:ijnd16yi0 - >>546
続き 空き地のかなり奥まで入り、目的のレイギエナを画面に収め、さて帰ろうと視線を空き地の入り口に向けた時、変なものがいた。 友人のいる場所から30mほど離れた場所に、誰かが立っている。 身長はパッと見170cmくらい。家や街灯が少ないためシルエットしか分からないが、人型だったのは間違いないという。 友人は最初、酔っ払いか浮浪者だと思ったらしいが、二つの目がライトのように光っていた。 人間の目って暗闇で光る構造だっけ? 鹿か猪だとするとあまりにもデカすぎないか? 冷静さを保つため色々な疑問を脳内に巡らせたが、内心は恐怖でパニック寸前だったという。 物音一つしない夜中の空き地で、謎の生物は微動だにせず友人を睨みつける。 友人も目を離したら襲われると本能的に感じ、謎の生物を睨み返す。 1分くらい経っただろうか、遠くから車の音が聞こえてきた。どうやら空き地の前の車道を通るらしい。 ああ、助かった、と気が緩み、車の音のする方向に顔を向け、また正面を向いたら謎の生物は消えていた。 車の音に驚いて逃げたのか隠れたのかは分からないが、 友人は恐怖のあまり、空き地の前を通る車の姿を目にするまで数分ほどその場を動けなかったという。 この話を聞いた時、自分はメスの鹿、もしくは廃材の上に登ったサルでも見間違えたんじゃないかと言ったが、友人はアレは人間のシルエットをしていた、絶対に鹿でも猿でもない。と断言していた。 この一件で懲りたのか、友人は深夜に歩くのをパッタリとやめた。 実際自分や友人の住んでる町は山が近く、夜に野生動物の目撃は間々あったが、 アメリカのビッグフットのようなものでも住んでるんだろうか。
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554 :本当にあった怖い名無し[sage]:2024/02/08(木) 23:55:16.29 ID:ijnd16yi0 - >>546だが、改めて読み返してみて気付いた。
一連の出来事が夜中に起きてるっていう重要な場面説明が抜けてるな。 すまんが修正してもう一度貼るわ。
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555 :本当にあった怖い名無し[sage]:2024/02/08(木) 23:57:10.70 ID:ijnd16yi0 - では変な空気を直すために、先日リア友から聞いた話を。
モンハンnowが出て間もなくの頃だからたぶん去年の9月頃の話だと思われ。 nowがリリースされて間もなく、友人は主に夜間、運動がてら近所を歩き回るのが日課になった。 ある深夜のこと、その日はなんでも防具を強化するためにレイギエナを探して歩き回ってたらしい。 だが、その日に限ってレイギエナが中々近くにいない。 10km近く歩いてようやく一匹見つけたんだが、そこは草がぼうぼうの空き地、それもかなり奥まった場所だった。 草が腰の辺りまで伸びてる上に、どこかの工場が捨てたのか、錆びてグシャグシャになった金属の部品が沢山放置してあった。 危ないので引き返そうとも思ったが、ここまで来てやっと見つけた獲物を見逃すのも惜しく、準備画面に収めるだけでスマホを切り、あとは家で狩ることにした。
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556 :本当にあった怖い名無し[sage]:2024/02/08(木) 23:58:10.58 ID:ijnd16yi0 - >>555
続き 空き地のかなり奥まで入り、目的のレイギエナを画面に収め、さて帰ろうと視線を空き地の入り口に向けた時、変なものがいた。 友人のいる場所から30mほど離れた場所に、誰かが立っている。 身長はパッと見170cmくらい。家や街灯が少ないためシルエットしか分からないが、人型だったのは間違いないという。 友人は最初、酔っ払いか浮浪者だと思ったらしいが、二つの目がライトのように光っていた。 人間の目って暗闇で光る構造だっけ? 鹿か猪だとするとあまりにもデカすぎないか? 冷静さを保つため色々な疑問を脳内に巡らせたが、内心は恐怖でパニック寸前だったという。 物音一つしない夜中の空き地で、謎の生物は微動だにせず友人を睨みつける。 友人も目を離したら襲われると本能的に感じ、謎の生物を睨み返す。 1分くらい経っただろうか、遠くから車の音が聞こえてきた。どうやら空き地の前の車道を通るらしい。 ああ、助かった、と気が緩み、車の音のする方向に顔を向け、また正面を向いたら謎の生物は消えていた。 車の音に驚いて逃げたのか隠れたのかは分からないが、 友人は恐怖のあまり、空き地の前を通る車の姿を目にするまで数分ほどその場を動けなかったという。 この話を聞いた時、自分はメスの鹿、もしくは廃材の上に登ったサルでも見間違えたんじゃないかと言ったが、友人はアレは人間のシルエットをしていた、絶対に鹿でも猿でもない。と断言していた。 この一件で懲りたのか、友人は深夜に歩くのをパッタリとやめた。 実際自分や友人の住んでる町は山が近く、夜に野生動物の目撃は間々あったが、 アメリカのビッグフットのようなものでも住んでるんだろうか。
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