- 体験した怖い話を聞いて欲しい
42 :1[]:2023/12/01(金) 15:44:35.35 ID:PG0WI/LW0 - めちゃくちゃ進展があって、それも踏まえて二週間実家帰ってた。
すごい見てくれてる人いて申し訳ない。 パソコンで書き込んでて、描きだめしてないからいまからゆっくり書く予定。 ちょっと起こった事が多くてグダるかんも
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43 :1[]:2023/12/01(金) 15:58:09.21 ID:PG0WI/LW0 - この前の話の続きから書くんだけど、
吐きそうになりながら二階から降りた後、奥さんと婆さんの二人が何かもてなそうとするのを断ってそのまま実家に帰った。 見たものは、腐乱死体でもなければ何か酷い有様でもない。 けどあの、背筋を舐められるような不快感を考えるとあの家にはいたくなかった。 家に帰って水を一口口に含んでうがいをする。 一息ついて居間の座布団の上に座ったら、不思議とさっきほどの緊張はなかった。 もしかしたら失礼なことをしてしまったかなとか思って、謝罪のメールでもするかなーとか考えてたら 二階から母が降りて来た。 最初にちらっと書いたんだけど母は霊感があるタイプのひと。けど生きてる人間と死んでる人間の見分けがつかないもんで、 車の免許も持ってないしそもそも足が悪いしで、正月の人の多い親戚の家への訪問は自分が大きくなってからは大体父としか言ってない。 母は帰って来た自分を見るなり、「あんた…どこで何をしてきたらそうなるのよ…」って呟いた。 は?え?ってキョトンとしてたら、「え?、あーなるほど、そういうことか」とかブツブツいいだして、 とりあえずお風呂はいっちゃって、と午前中から風呂に入れられた。
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44 :1[]:2023/12/01(金) 16:12:22.74 ID:PG0WI/LW0 - なにがあったんだ?とか、やっぱ見たものを奥さんたちに伝えるべきだったかなとか思いながら体を洗って、
さっぱりして風呂から出ると、着の身着のまま携帯と財布だけ持たされて見覚えのない車に乗せられた。 助手席に座ってるおかんと、運転席に座ってるのは家の隣の神社の神主さんだった。 いよいよ悪ふざけでもないと気がついたので、神主さんに、「何かやらかしましたか…」と恐る恐る聞いてみれば 「いや、1ちゃんは何も悪くねえさ、ただなあ悪いもん持たされっつぁなあ…」 悪いもの?とか考えてたら、母さんが 「あんた、さっきの服のポケット何入れてた?」 と聞いてくる。 ポケットにティッシュいれっぱなしで洗濯機に入れてたことを思い出して、急にそのことで怒られるかと身構えると 「これ、見覚えある?」と何かを見せた。 ジップロックの中に入ってるそれは、非日常だった。 それ単体で本来邂逅することなんてほぼないに近い。 しかも今なんて言った?見覚えあるか?ポッケにまさかはいってたのか? どう見たって、人の指だぞ、これ 背筋がぶわあっと粟立つ。 流れを増す今日1日の恐怖にもう既にかなり泣きそうだった。 「しら、知らんよ、なにそれポッケ入ってたん?嘘でしょ、」 「嘘じゃないんさ、とりあえずついて来ちまったもん元の場所に返さないといけっから。」 神主の言葉に、救ってくれるのかと少し安心して、後部座で頭をかかえる。 「とりあえず、何をみたのかだけ聞いていい?」 と母に聞かれかなり大雑把に説明をする。 母は何かを考えるそぶりを見せて、そう、わかった。と言った。
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45 :1[]:2023/12/01(金) 16:21:51.73 ID:PG0WI/LW0 - よくある話だったら、ここから夜怪異にであって〜とか何だろうと思うんだけど、
そのあとは寺の大きな仏像のある部屋に布団を敷いて寝かされただけで、次の日の夕方まで寺で過ごして普通に家に返された。 神主さんが迎えに来て、なんだか色々端折って話をしてくれた。 端折られてる部分を想像して自分なりに考察した当時のメモを若干ぼかして乗せとく 「神主さんのとこの神社で1を保護できなかったことを申し訳なくおもってる、 (相手が神様に近いけど神様じゃない何か?なんだと思う)なので、お前とご縁のあるうちの神様とは (なんか理由があって)だめらしい」 「急に連れて来たのはお前が食べられるのを防ぐため?」 「もう大丈夫だからしばらくは実家に帰らずで遊び呆けろ」 最後の遊び呆けろ、の後に一万円もらった。神主さん昔から自分にだけは甘いから、わーいっつってもらっといた。 まあでも実家に寄って荷物持って、本当にしばらく帰らんかったんよ。 これは>>1を書いた時のオチのない話だったんだけど、 二週間の実家に帰ってる時にこの話に付随することがあったんだよね
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