- 死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?376
193 :本当にあった怖い名無し (ワッチョイW ae70-agmo)[]:2023/10/08(日) 20:33:23.75 ID:3Y1o7nia0 - これは多分、夢の話です。
と言うのは、あまりにリアルだったので、夢か現実か分からないのです。 私は、電車に乗っていました。 その電車には、私とお婆さんしか乗っていませんでした。 そして、私とお婆さんは、話をしていました。 何の話をしていたのかは、覚えていません。 そんな中、アナウンスが車内に流れました。
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194 :本当にあった怖い名無し (ワッチョイW ae70-agmo)[]:2023/10/08(日) 20:35:32.22 ID:3Y1o7nia0 - 『次は〜、イトスギ駅〜、イトスギ駅〜、お出口は右側〜』
このアナウンスは、ごく普通ですね。 しかし、突然アナウンスの声に抑揚がなくなり、変なセリフが流れました。 『次の駅は、降りたらもう戻れません。あなた方の責任です』
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195 :本当にあった怖い名無し (ワッチョイW ae70-agmo)[]:2023/10/08(日) 20:37:53.38 ID:3Y1o7nia0 - このアナウンスが流れている間は、なぜか声が出ませんでした。
アナウンスが流れて、10秒後、お婆さんが言いました。 「次の駅で、降りてみようか」と。 他の言葉は覚えていないのに、この言葉は色濃く覚えています。
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196 :本当にあった怖い名無し (ワッチョイW ae70-agmo)[]:2023/10/08(日) 20:39:54.44 ID:3Y1o7nia0 - 私は拒否したと思います。私の性格的にそうですし、何よりもう戻れないというのが嫌だからです。
けれどお婆さんは私の腕を引き、電車を降りてしまいました。 誰もいなくなった電車は、すぐに走り出すと、闇にゆっくりと溶け込んでいきました。 このイトスギ駅に改札はなく、そのままホームを降りると。
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197 :本当にあった怖い名無し (ワッチョイW ae70-agmo)[]:2023/10/08(日) 20:40:55.09 ID:3Y1o7nia0 - そこは一面、焼け野原でした。
ところどころには人がうずくまり、苦しげな声をあげている人もいます。 お婆さんはまた言いました。 「今から、絶対に何も考えたり、何かを見たりしてはいけないよ。何も考えずに、わたしの背中だけを見ているんだ」 その理由は分からなかったけれど、お婆さんの言う事を聞きました。
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198 :本当にあった怖い名無し (ワッチョイW ae70-agmo)[]:2023/10/08(日) 20:43:02.86 ID:3Y1o7nia0 - 30分くらい経ったのでしょうか。
お婆さんは私を地下シェルターに案内しました。 そしてシェルターの中にある棚をどかします。 とても重そうなのに、お婆さんは軽々と横にずらしたのです。
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199 :本当にあった怖い名無し (ワッチョイW ae70-agmo)[]:2023/10/08(日) 20:44:32.94 ID:3Y1o7nia0 - お婆さんは私を扉から出るように促し、一輪の花を渡してくれました。
そこには扉があり、私はそこから出ました。 扉から出る時、聞こえた言葉は、今も忘れられません。 『くそぉ!逃がしたァァァァ!!!』 あのアナウンスの声でした。
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200 :本当にあった怖い名無し (ワッチョイW ae70-agmo)[]:2023/10/08(日) 20:48:02.01 ID:3Y1o7nia0 - コピペ元 イトスギ駅
http://sakebigoe.com/stories/170803100744083
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