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本当にあった怖い名無し
見た夢をそのまま書くスレ36

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見た夢をそのまま書くスレ36
589 :本当にあった怖い名無し[sage]:2023/08/29(火) 23:49:22.19 ID:U7keZpU20
1/5

冒頭は覚えていない、思い出せる後の方だけ


ビル廃墟の地下通路の様な、窓の無い薄暗い&薄汚れた通路を走っている
夢中の自分は何かに追われていると思っている
服装は気にしてなかったので覚えてないが、走れる様な靴だったとは思う

通路の幅は狭い、恐らく1mも無い
蛍光灯が疎らに天井に設置してある、光量も足りてない、天井もそんなに高くない
床、天井の材質等は良く覚えていない
壁は多分コンクリートの様に見える、クリーム色の塗料を塗ってあるような質感
壁面に所々むき出しのパイプが上下に走っている、太さは10cmくらいの金属光沢
通路の右手側のみにドアが並んでる、昔の倉庫とかについてそうな薄そうな安っぽそうなアルミの質感のドア、ドア上部に摺りガラスが嵌めてある、ガラスの先の明るさはあまり記憶にない、こちらのいる通路とあまり明るさは変わらないかも

かなり長く走ったように思う
通路を走っていると通路側にも例の安っぽいドアが見える、ドアは閉まっている
錠はかかってない
開け入りドアを閉める
ドアの開け閉めの際に夢中の自分は自分の追ってくる者は犬の様な何かだと認識する、但し追跡者の姿は見ていない、記憶が生えると表現した方が正確かも知れない

記憶内の犬風サムシングは2,3匹居る、その内の一体は飼い犬と見た目は全く同一、但し、夢中の自分はそれを飼い犬とは関係ない何かと認識している
他のクリーチャーはポメラニアンの様な白い小型犬に似ている、これも夢中の自分は犬とは思っていない

ドアを閉めた後、ドアの裏側に何かの気配が近付いている様に感じる
ドア越しなので何が近付いているのか、本当に近付いているのかは分からない
夢中の自分はその気配を件の犬的何かと思っている、吠え声も足音も聞こえない、無音
見た夢をそのまま書くスレ36
590 :本当にあった怖い名無し[sage]:2023/08/29(火) 23:50:35.07 ID:U7keZpU20
2/5


こちら側の通路も右手側に幾つか安っぽいドアがある
他にも左右両方に分岐路も在った
その分岐路の先は薄暗かった
分岐は無視してそのまま進む
ただこの通路ではドアの一つを開けてみる、開けるとトイレだった
インテリアに古さは感じなかった、広さは4,5畳といった所だろうか、開けたドア左脇に手洗い場がある、幾つか個室がある、見える範囲で窓はない、個室だけで男用小便器は無かったので女用トイレだったのかも知れない
中には入らず、そのまま通路を進む

先の通路ドアから10m程進んだ先で壁に突き当たる
右手側に下り階段がある
左手側に手すりがあり、踊り場が途中に来て左手側に折り返す構造、幅が通路よりも狭い、肩が壁に当たるそうになる程に
上に登る階段は在ったか覚えていない

階段を下りている際に夢中の自分は、先の犬的何かをSCPの一種だと認識する(実際にそんなSCPが登録されているのかは知らない)
要は記憶を生やすことの延長

下の階に降りる
下の階はまた似たような通路が左手側に伸びる、その先はよく覚えていない
最下層なのかこれより下の階段は無かった
通路右手側は上階同様に突き当り
階段の真向かい(正確には左斜向かい)に上階でよく見た安っぽいドアが見える
空間が歪んてなければ上階通路で言う左手側の壁にドアが設置されていることになる
見た夢をそのまま書くスレ36
591 :本当にあった怖い名無し[sage]:2023/08/29(火) 23:51:53.17 ID:U7keZpU20
3/5


そのドアを開ける
部屋幅が狭く、その割に奥行きは異常に深い妙な部屋だった、ここにも窓はない
ダンボールやガラクタやガラクタが押し込まれたメタルラックが部屋の隅に乱雑に置かれた部屋だった
例えるならバックヤードや楽屋裏といった雰囲気の部屋
壁面はモルタルっぽい無塗装
ドアから見て左手側の長手方向の壁に横方向に何かの配管が走っていた
金属光沢ではなかった
色ははっきりと覚えてない、クリームの様な…3~5cm程度
塗装か樹脂なのかはわからない

部屋の中に人がいる
奥行方向は中間くらい、左右は左寄り(配管がある方)に、脚立を立てて天井にあるメンテナンス蓋を開けて何か作業をしている
顔や肩は天井裏に隠れて見えない、なんとなく成人男性ぽい
右手側の壁にはまた例の安っぽいドアがあった
奥行方向の位置はこれも中間くらい
天井作業の人の横にドアが来る感じになる

そのドアを開けようと近づく
天井作業の人は特に反応は見せない
開ける前に元来たドアを振り返ると、別の人が居た
元来たドアから入ってすぐ傍の右側の壁(配管の無い方)に小さな机が2x2台置かれていた、小さいと言っても大人が取り敢えず使えそうなサイズ、その机の一つに座っていた、椅子に座ってると思われるが、こちらからの角度では椅子は良く見えない

机の向きは奥行方向、つまり次のドアを開けようとしているこちら側を向いており、右壁側の机は壁に接している、座っている人は元来たドアから見て左奥の方向の座席に座っている
この部屋に入ってきた時は机を置ける様な部屋幅では無かった
この人と目が合った様に思うが、人相風貌は良く覚えていない、多分成人男性
見た夢をそのまま書くスレ36
592 :本当にあった怖い名無し[sage]:2023/08/29(火) 23:55:20.67 ID:U7keZpU20
4/5


右側壁のドアを開ける
中は異常に広い…男用トイレだった
デカめの宴会場かまたはちょっとしたサイズの公会堂くらいある
天井も普通のトイレに比べるとやや高め
昔のトイレにありがちな小さいタイルで床一面と壁下1mにみっちり埋まってて、右側の壁に数基の小便器が無ければトイレと認識できなかったかも知れない
部屋の床中央にはプール用みたいな排水孔がある、手洗い場などは多分無い、ここにも窓はない

奥側の壁を見たら左側から⅔ほど個室らしき仕切りが続いており、幾つか扉もついている、奥壁の右側⅓は特に何もない空間

夢中の自分は個室の中に隠れようと思った
それに従い個室らしき扉の一つを開けて入る
ロックは掛かっておらず、普通に開いた
ロック機構自体はついている
中は便器がなく、両サイドの仕切りもない、両サイドにも便器は無い、その奥の仕切りもない、当然人も居ない
宛ら巨大なトイレ風空間の一区画をミーティングルームの仕切りで囲って個室風の扉を付けたような空間
多目的トイレを4,5個くっつけたくらいに広い、但し多目的トイレのような手すりやその他設備などは一切ない、タイル床とタイル壁のみ

夢の中でも困惑していたら、外から個室扉を開けようとする音が聞こえる
恐怖で一瞬硬直する
音は左壁端(小便器の無い方)の扉から開けようと試みている、全扉にロックが掛かってるらしく段々右側の扉に移っていく
恐怖で硬直している中で存在しない記憶を思い出す、犬的SCPは近くの人間を乗っ取って使役する、といった内容を
そして夢中の自分はデタラメの記憶に納得している
謎の何かが扉を開けようとする試みが右端に到達して少し安堵する、が右壁(小便器のある方)と平行に面する仕切りを見たらそこにもトイレ扉がある
夢中の自分は心底恐怖する
見た夢をそのまま書くスレ36
593 :本当にあった怖い名無し[sage]:2023/08/29(火) 23:57:32.96 ID:U7keZpU20
5/5


謎の存在がその扉も開けようとする
そして案の定というか、開く
開いた先には人が居た
極東アジア系…日本人か区別つかず、恐らく成人男性
一つ前の細長い部屋にいた連中かは不明
髪は短髪で真っ赤に染めている
服装はクールビズ風、地味、靴はビジネス系革靴
頭部の頭骨部分は短めで顎が鋭く尖っているので、ぱっと見頭部が逆三角▼に見える
カマキリの頭のような
目鼻口は彫りが深く割りと整っている、しかし目に生気がない、目に生気がないのに眼尻と眉が微妙に吊り上がっている
体格は痩せている、そして背が女くらいしかない

こっち側に入って来ようとするので、咄嗟に右足で胸の上~首の下辺りを前蹴りした
その蹴りが当たり男が吹っ飛びながらタイル床に倒れた、瞬間に右足に衝撃が来て目が覚めた


起きた後に思い出したが、上階の最初の通路は以前の夢でも見た場所だった
リアルでは知らない場所だが
状況も似ていたから、多分夢の続きだったんだろう


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