- おまいらが体験した恐怖体験あげてくれ
153 :本当にあった怖い名無し[]:2023/08/13(日) 00:51:34.35 ID:d/AVAUOF0 - 俺が以前引っ越した時の話。
新しい引っ越し先は東京より埼玉方面の1LDKのアパート。 友人が引っ越しの手伝いをしてくれて、新居に荷物も運び終わって、感謝として寿司を注文して2人で食べてたんだ。 いい部屋だなーとか、たまには遊びにくるよーとか、そういう何気ない話をしてたら友達が何か1点を見つめたまま固まってるんだよ。 俺が『どうした?』って言って友人の視線を追って見たんだけどそこには本棚があって、本がきれいに収納されてるだけ。 何か恥ずかしい本とかあったかな? って思って並んでる本に目を向けても、友人には多分興味が無い小説とかそういうのが並んでるだけ。 俺『あれ?お前小説に興味持ち始めてんの?貸そうか?』 って声をかけてみたんだけど友人は 『ちがう、そういうのじゃない』と。 でもそいつはずっと本棚を見てるわけ。 何か気になる本があるのかとか、どうしたんだ?とか聞いてみても、そいつはじっと本棚を見つめたまま 『うそだろ、そんな訳無い』ってブツブツ言ってるんだよ、俺もしつこいなと思ってたら、その友人がゆっくりと本棚を指差しはじめた。 『お前、あれは見えるか…あの本と、あの本の間』 って指差し始めた。 (つづく)
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154 :本当にあった怖い名無し[]:2023/08/13(日) 00:51:58.40 ID:d/AVAUOF0 - (つづき)
何かおかしなものでもあるのかなって確かめて見たら本と本の間にぼんやりと黒いものが見えるんだよ。 俺『え?何あれ…』 友達『おかしいよな、ずっと視線を感じると思って本棚を見てみたらさ…あれってお前が何かした…?』 って2人で呆然としてたんだ。 何故なら本と本の間にお尻の穴の様なもの、いや、お尻の穴があるんだよ。 本と本の間に人が入れるわけ無いんだよ。心霊写真で手だけあるとか、目だけあるとかなら知ってるけど、お尻の穴だけって言うのは聞いたことがない。 俺も『何も置いてないけど……なにあれ…』って俺もサーッと頭から血が引いていった。 お尻の穴はそこから俺たちの事を見つめている様に見えたんだけど、これは何故かわからないんだけど、凄く怒ってる事だけは凄く伝わってくる。 俺『これヤバくないか…』 って一旦外に出ようと思ったんだけど、友人が台所から塩を持ってきた。 友人『塩でお祓いできるかな…』って言って、本と本の間にあるお尻の穴の前に盛り塩をした。 お尻の穴は一瞬キュッと小さくなって姿を消した。 それ以降俺の部屋にそういうものは現れなくなった。 今でもあれは何だったんだろうって思う。
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- 幻視で見たものを書いていく
1 :本当にあった怖い名無し[]:2023/08/13(日) 04:10:14.15 ID:d/AVAUOF0 - 昔まだ合法だった時代に幻覚で見たものを書いていく。
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2 :本当にあった怖い名無し[]:2023/08/13(日) 04:22:04.80 ID:d/AVAUOF0 - 脳内の仮想空間
我々は肉眼で世界を見ていない。 肉眼や耳やそういった五感から収集した情報を元に脳内で仮想空間を作り、その仮想空間を外の世界として見ている。 この3D仮想空間を別角度から確認することが出来る。 脳内の仮想空間を見る通常の位置から移動できるので、目の前の3Dオブジェクトの裏側を見ることができる。 視界に入っていないの箇所は描写されておらず真っ黒になっている。たまに3Dゲームの建物の中身を見ると表面しか作られて無い箱の様な状態になっているけど、あんな感じ。
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3 :本当にあった怖い名無し[]:2023/08/13(日) 04:40:40.89 ID:d/AVAUOF0 - 視界の裏側
視界はシャボン玉の様な球体になっている。 この中に手をつっこむと、肌色の五本指の手になる。 このシャボン玉の外は真っ暗な空間。 その真っ暗な空間の外側、つまり眼が真っ直ぐ前を見たまま視点を固定し、脳内の仮想空間を見ている眼を動かす事が出来る。 自分は脳内の眼を視界の外側、何も描写されて居ない暗闇の空間に眼を凝らした。 暗闇の奥にはチカチカと小さな光が無数に存在している。まるで星のようになっている。 もう少し眼を凝らすと、その星の一つ一つに風景が写っている。 どうやらこの星は今現在誰かが見ている視点の光の様だ。 そしてその光には髪の毛の様に細い糸がついていて、それは同じ方向に伸びている。 上下左右どちらの星を見ても糸がついていて、その糸はどうやら自分の背後の方向に伸びている様だ。 自分は無数の星から伸びる糸がどこにつながっているのか後ろを振り返った。 自分からも細い糸が伸びている事に気づく。 そして自分の背後には、巨大な光の球体があった。とんでもなく大きく、初めは球体ではなく壁だと思った。それくらい大きい。 これが魂というものであると理解した。 となると私はなんなのだろう?
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4 :本当にあった怖い名無し[sage]:2023/08/13(日) 04:58:23.00 ID:d/AVAUOF0 - 孤独な光の玉
自分は何なのだろうと考えた瞬間、何故この様な巨大な魂から無数に星が糸で繋がっているのか、そのイメージに切り替わった。 初めは生まれたばかりの光の玉。そして無限に思えるほどの暗闇。 『寂しい』と感じた。 そして光の玉は宇宙を作った?のかな?元々あったのか、それとも自身で作ったのか、光の玉はこの宇宙を覗いて、寂しさを癒やしていた。 そのうち、沢山の眼を伸ばして宇宙の至る所を覗いて楽しんでいた。眼をいくつも作れる様だ。 たまに宇宙空間内で自分の眼と眼が遭遇する事があった。 その時光の玉は、少し面白いと感じるようになり、遭遇した眼と眼で人形遊びの様に一人遊びをして遊んだ。 しかし、結局はごっこ遊び。 光の玉は、少しでも孤独を癒そうと、眼そのものに自分の意識の一部を移す。そしてその眼は自分が巨大な光の玉であることを知らない。 こうして眼は独立して他の眼と一緒に暮らしたり戦ったりしていた。 一定の期間が経過したら眼を体に戻していた。恐らくその眼が経験した人生を楽しんでいるのだろう。 そうやって、眼を伸ばしては戻してを繰り返していた。 自分が今『生きている』というのは、実際に生きているんだろうか? それとも巨大な光の玉が眼が宇宙で暮らしてきた人生を楽しんでいる状態なんだろうか? わからなくなってきたところで、ジワジワと現実に戻ってきた。
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5 :本当にあった怖い名無し[]:2023/08/13(日) 05:05:10.85 ID:d/AVAUOF0 - 生命の渦
また別の日。 眼をつぶると小さなキラキラしたものが見えた。 なんだろうと思って見つめていると、そのキラキラから微生物が生まれた。 そしてその微生物から少し発展した生物が生まれた。 そうして徐々に進化していってるように新しい生物が誕生する。 その流れが渦の様になって自分はその渦に飲まれた。 アニメ『カイバ』のような肉肉しい描写のエフェクトが走る。 心には喜びが満ちている。 苦しい事があっても、人は喜ぶ為に生きているのだから、どんな苦境があっても精一杯楽しみ喜ぶ事を忘れては行けないというメッセージが頭にうかぶ。
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6 :本当にあった怖い名無し[sage]:2023/08/13(日) 05:13:21.07 ID:d/AVAUOF0 - 眼の中のノイズからのメッセージ
これは初めての幻視。 目を閉じると、真っ暗になるものの、その中にチカチカした光が見える。 その光が徐々に立体的な人の顔になっていく。 まるでキスをする距離であるほどに近いその顔は 『何をしている』と話しかけてきた。 戸惑っていると『あるがままにありのままに素直に好きなようにしなさい』と言われる。 自分は普通に生きてるだけだと思っていたけど、ノイズの顔にとっては真面目に生きている訳では無いのだそうだ。 社会が求める『一生懸命』と、生物としての『一生懸命』は異なる。 社会で生きる上では社会に合わせるのは仕方ないのだが、個人の価値観までそれに染まってしまってはならない。もっと自分を大切にしなさい。 そういう事を、言われた。 初めの方は言葉だったけど、後半は直接理解させるテレパシーのように感じた。
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7 :本当にあった怖い名無し[sage]:2023/08/13(日) 05:23:03.51 ID:d/AVAUOF0 - 全てが立体
通常 『赤い』と考えると『ポスト』が浮かぶ。 『ポスト』と考えると『手紙』が浮かぶ。 こういう連想ゲームは通常1パターンだ。 しかし 『赤い』から『ポスト』や『りんご』や『血』等と複数の連想の回答が浮かび、それぞれがまた個別に連想を繰り広げていく。 まるでクアッドコアの様に。 そして目の前に立方体が出てくる。 この立方体は世の中で発生している現象そのもの。 自分から立方体を見ると、その立方体の裏側を見ることが出来ない。 しかし別の人は、裏側を見ることが出来る。 物事というものに正解は存在せず、ただ複数の視点から形成される立方体であることが正常な状態だと言う意味らしい
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8 :本当にあった怖い名無し[]:2023/08/13(日) 05:33:46.73 ID:d/AVAUOF0 - 言葉は現実の鎖
初めは深く潜れたものが、徐々に浅い潜りしかできなくなっていく。 そしてこの幻視から得た事を自分はパソコンに日記の様にまとめていた。 それをやり始めてからというもの、見たものを言葉に変換して忘れないように気を配っていた。 これらは夢の様なもので、肉体記録されないものなので忘れるのが早いのだ。 これを見た後に体験したことを文書に書くと意識していると深く潜れなくなった。 どうやら言葉を意識することは現実に帰る行為らしい。 自分はこれらはもう見ることは無いが、仮に瞑想等でこの様な世界を見たい場合、一旦文字から離れる事が重要なのだろうと感じた。 恐らく深く潜れば潜るほどに原始的な状態になるのだろう。 言葉があると現在に戻されてしまう。 感じる事と、これらは忘れてしまっても良い事、意識しないことが大切なのだと感じた。
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10 :本当にあった怖い名無し[sage]:2023/08/13(日) 06:53:09.48 ID:d/AVAUOF0 - 規則正しく動く細胞
眼を閉じると、ミクロの様な世界に入り込んだ。 様々な細胞が並び規則正しく動いている。 その細胞達は時には食べられ、時には産まれてくる。 その様々な細胞達の暮らしが綺麗なペルシア絨毯の曼荼羅模の様に規則正しく並び、常に形を変えて生きている。 この規則正しい動きによって私は生きているのだなと感じるが、私が細胞であればこの規則正しく産まれては殺されていく様は地獄の様に感じてしまう。なぜなら人を活かすために細胞は産まれた使命をはたすのだから。 と 思ったのだが、それとは真逆だった。 それぞれの細胞は歓びに満ち溢れており、酸素を運ぶ細胞は、嬉々として酸素を身体に供給しているし、鼓動を刻む細胞もよく見るととても楽しそうに踊っている。 そして古くなって死ぬ細胞は『またね!』と言わんばかりでその姿に悲壮感は感じられない。 人間の身体は様々な細胞で構成されているが、それらの細胞は生まれてきてから、やりたいことだけをやって満足したかのように死んでいく。 初めはとてもグロテスクに感じたけど、見れば見るほどにとても美しい姿に感じました。 眼を開けて、手の甲を見ると皮膚の細胞が虫眼鏡で見ているかの様に鮮明に見えた。 こいつらがたのしいことだけをしている結果、自分が生きているんだなと感じました。
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11 :本当にあった怖い名無し[]:2023/08/13(日) 07:06:30.77 ID:d/AVAUOF0 - 滝のシャワーと、六角形
暖かいシャワーを浴びる事にした。 服を脱いでシャワーを浴びるのだが、眼を閉じても真っ暗にはならない。 眼を閉じると別の世界が広がっていて、眼を開けているのか閉じているのかわからなくなる。 眼を開けると自分はユニットバスでシャワーを浴びているのだが、眼を閉じると髪の毛は草、肌は岩、シャワーはその岩肌に流れる滝になっていた。 そしてその滝のしぶきは大きな六角形になって消えては産まれ、消えては産まれをくりかえしている。 その光景はまるで水墨画の滝の様な美しさがある。 そして眼を開くとロン毛で髭面の当時の私がいる。
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12 :本当にあった怖い名無し[sage]:2023/08/13(日) 07:08:21.77 ID:d/AVAUOF0 - 徐々に浅い潜りになってきており、深く潜れなくなってしまったのでその時期からもう幻視に潜るのを辞めた。
なのでここから先は浅い内容になります。
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13 :本当にあった怖い名無し[sage]:2023/08/13(日) 07:20:38.21 ID:d/AVAUOF0 - 指紋
幻視をしている最中、曼荼羅を見ることが多々ある。 これは当時合法だったモノを辞めてからも見ることが出来た。 今でも見ることが出来ない訳では無いが、少し難しい。 方法としては、寝る際にただ眼を閉じる。 眼を閉じると視界に入る情報が無くなり、真っ暗になる。(私は寝る際はいつも豆球等をつけずに何も見えないくらいの暗闇にしている) 眼を閉じた真っ暗な世界をただ見つめるのだ。 眠くなるなら寝れば良い。何かを持ち帰る前提だと、それがノイズとなって見えなくなるし、見たいものを見ようとすることもノイズになる。 単に目を閉じて、眠くなったらそのまま寝れば良いと言う意識で、『今日は何がみえるかな?』と眼を閉じた、暗闇をみつめる。 そうすると次第に無意識下でイメージしているのか、色々なモノが見えてくる。私の場合は曼荼羅の様なモノが見えたりもする。 時にはよくわからないキャラクター等も見える事がある。 目を開けているのか閉じているのかわからないくらいに色々と見えて、目を本当に閉じているのか確認的に目を開けると、そこは真っ暗な部屋の中。 寝る前は目を閉じている状態のほうが色々とよく見える。 自分がシラフでできる幻視はそのレベルです。
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18 :本当にあった怖い名無し[]:2023/08/13(日) 15:06:27.62 ID:d/AVAUOF0 - >>14
幻視というのはDMTという精神を司る脳内物質を増幅させて精神世界を視覚として見るという事なんで、スピリチュアルとかオカルトに思われがちなんですが自分的には『起こりえないこと』ではないですから、コツさえ掴めばシラフでもある程度なら誰にでも見れますよ。
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19 :本当にあった怖い名無し[]:2023/08/13(日) 15:26:49.65 ID:d/AVAUOF0 - アリス症候群という発作を引き起こす人がたまにいるらしい。アリスの世界の様に自分の大きさが小さくなったり大きくなったりする症状だ。
幻視になるとその症状を簡単に引き起こす事ができるようになる。 例えば自分のサイズを極限まで小さくすれば、部屋の中が地球と太陽の距離くらいに感じる事ができるようになる。 腕を伸ばすとその指と肩までの距離の中に惑星が並ぶ様なサイズに感じれるほど小さくなることが出来た。 日頃生きていると肉体が身体だと認識するので、体に合わせたサイズ認識になるが、魂をサイズの基準になると身体はとんでもなく大きく、世界はとても広大な空間になる。 自分はこの感覚になるにはまずこのスレの冒頭でも書いた様な、脳内の仮想空間を『認識』している『魂』の様なモノを意識しなければならない。 やり方としては、まず眼を前に向ける。眼の位置を固定したまま意識を前から横に移動する。本来視界に入っていない箇所を見るようなイメージで意識を横に向けたあと、自分の背後に意識を向ける。 背後に意識を向けた後、そのまま回転するように意識を前に戻す。 今、眼前をスタート地点として意識がくるっと360度回転したと思う。この中心に世界を『認識』している『魂の』の様な存在がある。意外と小さい。 意識をくるくると回しつつその中心にある『認識』に意識を集めていく。 意外と小さい。 その部分が皆が言う『魂』という存在なのだと自分は感じています。 自分は幻視時は肉体が本体ではなく、『認識』の中心を本体としているのでそこを基準にすればシラフの状態でも色々と見れるかもしれません。
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20 :本当にあった怖い名無し[]:2023/08/13(日) 15:37:07.59 ID:d/AVAUOF0 - >>17
昔は幻覚剤等が合法の時代もありましたので、古い本になればなるほどに作家が体験した幻視体験をネタとしてファンタジーを作っていたりするようです。 1937年に書かれた『スターメイカー』等は作家の幻視体験をアイデアの源泉としたSF作品だと思います。 あくまでも『幻視』があって『フィクション作品』があるので、この順番が『フィクション作品があって幻視がある』になってしまうとオカルトとなってちょっと違う方向に向かってしまうと思います。
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