- 気になってること
1 :本当にあった怖い名無し[sage]:2023/07/17(月) 12:48:47.66 ID:DhsRv0Nm0 - オカルトになるか分からないが、今も気になってることがある。
四歳〜五歳の頃、住んでた当時で築二十年を過ぎていたアパートで起きたこと。 親がカセットテープで音楽を聴くためにラジカセを買ってきて、俺にも使い方を教えてくれた。 自分の声を録音してラジカセ越しに聞いてみると、自分の声が違って聞こえるのが面白く、専用のカセットテープまでプレゼントしてもらった。 漫画も玩具もネットもなかった時代だったから、ラジカセがとにかく珍しくて、当時聞いていたラジオの物真似をして遊んでたりした。 ところがある日、録音した自分の声を再生すると、自分の声に交じって知らない男性の声が聞こえるようになった。 最初は通行人の声が混ざったのかと思ったが、録音は家の中でやっていたし、外の人間の声が混ざるほど家の壁は薄くない。 家の中には自分以外には母親しかおらず、男性は自分一人だけ。 気味が悪かったので新しく録音して上書きすると声は消えたが、またしばらくすると知らない男性の声が混ざっている。 両親にこのことを聞いてみたが、母親には分からないと言われ、父親からはお化けが混ざったんじゃないかと言われた。 そんなことがあってからは、しばらくの間はラジカセで遊ぶのを止めた。 けれど、今度は母親が持っているマルチレコードプレーヤーがおかしくなった。 夜になると突然電源が入って音楽を再生したり、何かを叫ぶような声が聞こえて電源が切れたりした。 それはしばらくすると止んだが、父親がラジカセでテープを再生すると、誰かが呼び掛けてくるような声が混ざっている。 「こんなのなかったぞ」と父親は言い、それ以来、俺はラジカセで遊ぶことを禁じられた。 最終的にラジカセは処分し、マルチレコードプレーヤは数年後に壊れた時に処分した。 あれはなんだったのかと今でも疑問に残っている。 こういった現象に心当たりのある方はいませんか。
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