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土佐鶴 ◆VDb9aSA7EI
【いにしえの記憶】案山子探訪ときどき相棒凸★8

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【いにしえの記憶】案山子探訪ときどき相棒凸★8
502 :土佐鶴 ◆VDb9aSA7EI [sage]:2023/01/14(土) 10:52:57.15 ID:iDWQa1YB0
圭一氏の心スポレポを待っている間に、>>266、279、282についての説明を投下していてもいいでしょうか

先に謝っておきますが引くほど長文です
すみません
【いにしえの記憶】案山子探訪ときどき相棒凸★8
503 :土佐鶴 ◆VDb9aSA7EI [sage]:2023/01/14(土) 10:53:31.26 ID:iDWQa1YB0
>>501
わかる
【いにしえの記憶】案山子探訪ときどき相棒凸★8
506 :土佐鶴 ◆VDb9aSA7EI [sage]:2023/01/14(土) 11:46:46.04 ID:iDWQa1YB0
>>504
分からなくてググッたら小学生における神みたいな存在の人でした

ありがとうございます
これでも長文投下の度に引かれないかと不安になっているんですが、長文に萌えている人も少なからず存在するという事がDMのお陰で判明しているので心強いです
エアドラさんや圭一氏以外にもこのスレにはいっぱい変態が潜みROMっていると確信しています
最高ですね
【いにしえの記憶】案山子探訪ときどき相棒凸★8
507 :土佐鶴 ◆VDb9aSA7EI [sage]:2023/01/14(土) 12:02:46.41 ID:iDWQa1YB0
では>>266、279、282について言及させて貰います
なるべく誤解が無いように前提から説明しようとするとどんなにざっくり言おうとしてもすごく長くなってしまいました
以前本スレで話した事がある内容も含みます
興味がある人だけ読んで貰えたらと思います


まず前置き
一口に「神社」や「神主(俗称。正式名は神職)」と言っても実は一括りに出来ない違いがあります

現代の「神社」は大きく分けて
①神社本庁に属しているもの(圧倒的多数派)/属していないもの
②①の中で宗教法人格を有するもの/有さないもの
③神社神道ではなく、新興宗教や一般の個人が建立した“自称”神社など
があり、それぞれ事情や性格が異なります

そして現代において「神職」とは、 ④【神職資格を有し神社本庁の辞令を得て、本庁傘下の神社に身分を置き神社祭祀を執り行う者】を主に指します
また、⑤【本庁の傘下ではない神社に奉仕する神職には資格は必要無く、極端に言えば「自ら神職と名乗るだけで誰でもなれる」「身に付ける装束や祭祀の作法などを独自の方法でやってもOK(本庁傘下の場合は全てにおいて厳密緻密に決まっている)」】なんです
(それでも大体の場合は本庁傘下側の形式に則ってちゃんとされていると思いますが)
【いにしえの記憶】案山子探訪ときどき相棒凸★8
508 :土佐鶴 ◆VDb9aSA7EI [sage]:2023/01/14(土) 12:05:09.59 ID:iDWQa1YB0
(続き)
圭一氏が言うところの「女性神主さん」は、詳しく聞くと上記の中では③と⑤に当て嵌るのではないかと思いました
そうではなかったとしても相談すれば「心霊に関するお祓い」にも対応してくれる神社の方が多いと思いますが、その場合の基本的な対応方法(祈祷内容)としては「本来穢れを祓う為の作法」を流用して「それ相応の内容に調整した祝詞を奏上する」です

前提として、「除霊」に相応する言葉や概念は神道には本来ありません
神道は他の宗教と違って教祖・経典・教義が無く、人が亡くなったあとどうなるかについてはっきりとした共通認識が作られていないからです
(ざっくり言うと、神道の原初はアニミズム(自然崇拝)なので死んだ者は山(自然)に融けて還るという考えが原型です。が、高天原に昇りやがて神になるという考え方等も現代にはあります)
(現代では仏式のように神道式で葬儀や先祖祭祀をする為の措置はありますが、それでも全国的に統一されたものではありません)
【いにしえの記憶】案山子探訪ときどき相棒凸★8
509 :土佐鶴 ◆VDb9aSA7EI [sage]:2023/01/14(土) 12:06:09.03 ID:iDWQa1YB0
(続き)
神道は祭祀という「かたち(行事や作法)」を遵守し遂行する事に意味があるという考え方に基づいている為、「“そもそも概念の無い”心霊に関する対応策は無い」という事になります
が、それでも困って頼ってきた人の為に何とかしてあげたいとの思いから臨機応変に対応してくれる神社が多いです
「参拝者の思いを神に伝える役目」が神職の存在意義でもあるし、相談者の気持ちが晴れる事が最も大事なので
【いにしえの記憶】案山子探訪ときどき相棒凸★8
510 :土佐鶴 ◆VDb9aSA7EI [sage]:2023/01/14(土) 12:12:56.28 ID:iDWQa1YB0
(続き)
正直心霊関係の相談事の多くは思い込みや気にし過ぎなだけで、神職に胸の内を話すだけですっきりしてそのまま帰る人もいるくらいです
以前も話しましたが、神職が相談者の話を聞いてこれは医療の領分だなと判断したらお祓いよりも先にまず医者にかかることを勧めるそうです(ずっと体の調子が悪くて…等)
診断や治療を受けて、それでも原因不明だったり不調が長引くようであれば「病気平癒祈祷」「憑き物祓い」等の祈祷を行います

あまり現実的な事を言うとロマンが無いですが、物事を科学的に見ることを放棄すると極論生命を脅かす結果になる可能性があるしカルト宗教一直線になる危険性もあるので、施術側は冷静にあらゆる可能性を考えていないといけないのです

科学的視点からはどうにも腑に落ちない、または手が出せない領域に対応して欲しいという人々の願いに応えるのが祓いや祈祷ですが、それを施す側も皆と同じ普通の人であり、特別な力を生まれ持っていたり修行により異能を手にしたりなどという事は基本的には無いです
知識や経験則の賜物である場合が殆どです
全く無い、とは言い切れませんがね
【いにしえの記憶】案山子探訪ときどき相棒凸★8
511 :土佐鶴 ◆VDb9aSA7EI [sage]:2023/01/14(土) 12:14:28.86 ID:iDWQa1YB0
(続き)
上記以外の理由も色々ありますが、概ねこういった事情が土台にある為に普通は除霊や生き霊、その他心霊に関する諸々について、神職が宗教者として表立って断言する事はまずありません

件の女性神主さんは、圭一氏に直接聞いた話から受けた印象ではもしかすると神職ではなく民間の拝み屋さんや以前本スレで話した高知で言うところの『太夫(たゆう)さん』のような存在なのではないかとも感じました
俺はお会いした事が無いので本当のところは勿論分かりませんが

因みに言うと圭一氏は神社とお寺の違いもよく分かっていない系男子なので、言葉のチョイスが正確ではない可能性がありそこは本人も自覚しています…
【いにしえの記憶】案山子探訪ときどき相棒凸★8
512 :土佐鶴 ◆VDb9aSA7EI [sage]:2023/01/14(土) 12:16:12.73 ID:iDWQa1YB0
(続き)
>>279の考察ですが、その女性神主さんと俺とは全くの無関係です
ご子息が居るのかどうかも知りません
そして今までにも何度か言ってきましたが、圭一氏と俺は皆と同じく案山子スレで初めて出会った者同士です


>>282は一部合っていますが、なんというかニュアンスが違います…説明が難しい

・神職が「除霊」を行う事はない(「お祓い」ならばしてくれる場合が多いが除霊とは意味合いが異なる)
・神職というのは「霊感ありき」の職業ではない。しかしこれを霊感ありきの霊能者や霊媒師、または霊の存在を認めている仏教の一部宗派等と混同して、除霊・浄霊・成仏させて下さいなどと神社に相談に来る人が多く居る
・メディア等の影響で間違った知識が市井に根ざされ、更にいわゆるスピリチュアル系も混ざりあっていてややこしく、思い込みの激しい人が増えているため現場では説明や対応に苦労している
【いにしえの記憶】案山子探訪ときどき相棒凸★8
513 :土佐鶴 ◆VDb9aSA7EI [sage]:2023/01/14(土) 12:17:26.15 ID:iDWQa1YB0
(続き)
・しかし稀にいわゆる霊感のある神職も居る。その場合、その人独自の考え方により対処してくれる事もある
・神職自身が「視えない人」でも、その神社に伝わる独自の対応方法が存在する場合もある

以上の全てを踏まえた上で俺は圭一氏の「女性神主さん」に纏わる体験談自体は信じていますし、あらゆる意味でそれに関して否定的な見方はしていません

以前石鎚さんに言及したのは、それまで耐えてきた色んな思いが溜まったコップの水が溢れるトリガーになったのがあの嘘と嘘を指摘した後の彼女の振る舞いだったというだけですよ
【いにしえの記憶】案山子探訪ときどき相棒凸★8
514 :土佐鶴 ◆VDb9aSA7EI [sage]:2023/01/14(土) 12:27:49.92 ID:iDWQa1YB0
(続き)
これは完全に余談ですが、神社に「個人の」お祓いや祈祷をお願いした場合の御礼は普通一万円程度が相場です
大きい神社ほど値段をはっきり定めている傾向にありますが(職務効率化の為)、「お気持ち・お考えで(おいくらでも)結構です」というのが本来です
祈祷内容や本人の気持ち次第で五千円〜三万円の間が全国的に一番多い筈で、多くても五万円までです

何が言いたいかというと、お祓いを依頼して数十万円レベルの謝礼を向こうから吹っ掛けてくるような相手は「普通ではない」ので相談する際はよくよく考えてください
なお、お寺の方は神社よりも全体的に相場が高い傾向にあるようですし色々と宗派によりけりなのでまた話が違ってきます

ネット上のオカルト話内では祈祷の謝礼として高額な金額設定が散見されますが、実際にスピ系やカルト等高額な謝礼やお布施を求められる事例はあるものの一般的な「氏神神社」でそうなる事はまずありませんからね

因みに神職僧侶が登場する系のオカ板の怪談を読んでいるとここ以外にもツッコミを入れたくなるポイントが沢山出てくるんですが、それらを口にするのは野暮なので置いておきます


おわり
【いにしえの記憶】案山子探訪ときどき相棒凸★8
526 :土佐鶴 ◆VDb9aSA7EI [sage]:2023/01/14(土) 15:17:47.25 ID:iDWQa1YB0
>>515
読んでくれてありがとうございます笑

神道ではどんな祭祀でも必ず初めに「祓いと清め」が盛り込まれているんですが、その場合の意義は「場の清浄化と祭祀に関わる人の清め」です
まずその手順を踏んでからメインに移っていきます

で、心霊系に纏わるような依頼の場合の「お祓い(に相応する祈祷)」はその人に纏わる意識下・無意識下の罪穢れを祓い清めクリアな状態にする、というイメージでしょうか
神職が祓いに使う白い紙が沢山付いたフサフサ(おおぬさと言います)は、ざっくり俗的にいうと埃を払うハタキ的な役割の道具です
因みにおふだやお守りはそれぞれ微妙に意味が異なりますがどちらも神様の御神徳を分けて頂きそれが込められているものなので、昔から心の拠り所としてお守りを身に付けたりするのです

陰陽師は、それこそネットやTVで偽物が跋扈している時代なので知らない人から見るとややこしいですね笑
ぶっちゃけ言ったもん勝ち状態になっています

本来の意味での陰陽師というのは現代には存在しません
そもそも律令制の時代や平安頃に実在した陰陽師の主な仕事は天文学をもとに暦の作成に関わるもので、占術などその他の仕事も合わせて考えると神職というよりは占い師に近いと言えるかもしれません
神職との一番大きな違いは、陰陽師というのは個の神社に奉職する者ではなく中央の政治に関わる官職という所です
そして陰陽道は大陸から渡ってきた陰陽五行説に基づいたものなので、日本古来の土着の考えに基づいている神道とは別物です(似た部分もありますが)

映画や漫画によくある魑魅魍魎とバトル云々みたいなのはファンタジーです
人形(ヒトガタ)を使った祓いやおまじないみたいな事は本当にやっていたでしょうが、それは現代の神社でも普通に用いています
【いにしえの記憶】案山子探訪ときどき相棒凸★8
527 :土佐鶴 ◆VDb9aSA7EI [sage]:2023/01/14(土) 15:19:59.07 ID:iDWQa1YB0
オタク乙みたいな長文にも興味を持ってくれた皆のコメントが嬉しい笑

他のレスも返したいんですがちょっと今落ち着かないので、また後で来ますね


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