- 今から約30年前、宮ヶ瀬の虹の大橋での恐怖
223 :◆dXcfrJBpgk [sage]:2021/09/20(月) 00:03:46.68 ID:X6cf2Bzu0 - 当時、実家を離れてた俺はお盆休みで帰省していた。
実家と言ってもバラック小屋みたいな小さな平屋だけど、お袋と妹が住んでいた。 お昼前くらいに到着したが、二人は出掛けていた。 鍵を開け俺は久しぶりの実家で安心し寛いていたら、玄関をノックする音が聴こえた。 ちょうど12時くらいだったと思う。
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224 :◆dXcfrJBpgk [sage]:2021/09/20(月) 00:16:34.75 ID:X6cf2Bzu0 - 玄関を開けると、中学生のときの親友だった。
俺「おーぅ!久しぶり!」 親友 「‥‥ ひさしぶり」 親友は俺の方向に顔を向けているものの、目を逸したままだった。 すると、玄関から少し離れた左側から女性が挨拶してきた。 女性「突然ごめんなさい」 俺は、この状況が理解出来ずにいると。 親友 「お姉ちゃん、待ってて」 その女性は親友のお姉さんだと思い出した。
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225 :◆dXcfrJBpgk [sage]:2021/09/20(月) 00:25:47.93 ID:X6cf2Bzu0 - 俺 「あっ、お久しぶりです」
お姉さん 「ごめんなさい突然、急に行きたいって言い出して、実はね、○○は」 親友 「いいからお姉ちゃんは‥」 俺はまったく意味不明ながらも、二人に家にあがるように促した。 お姉さん 「私は外で待ってますから」 俺は疑問に思いつつも親友だけ部屋に上がって貰った。
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226 :◆dXcfrJBpgk [sage]:2021/09/20(月) 00:41:29.48 ID:X6cf2Bzu0 - 親友が部屋に座ると俺と目を合わせた。
俺「どうした○○?」 親友 「CD‥前に貸してたCDを‥」 俺 「CD?なんのだっけ?」 親友 「○○の‥」 俺は完全に忘れていた。でもそのCDを借りていたことを思い出し、実家に置いてある俺の私物を探した。 俺 「あった、わりぃな」 見つけて手渡すと親友はいろいろ話し始めた。
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227 :◆dXcfrJBpgk [sage]:2021/09/20(月) 00:58:10.97 ID:X6cf2Bzu0 - そのCDのアーティストのこと、現状のこと。
どこまで書いて大丈夫なのか、わからないけど会話の内容は鮮明に脳内再生されてるので書きます。 俺 「よく覚えてたな、忘れてたよ」 親友 「一緒に歌ったりしたじゃん」 俺 「流行ってたしな」 親友 「あんとき楽しかったし」 俺 「だな、で、○○今はどうしてんの?」 親友 「病院」 俺 「はっ?、どっか悪いの?」 親友 「しねなくてさ」 俺 「はっ?なんだよそれ」
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228 :◆dXcfrJBpgk [sage]:2021/09/20(月) 01:08:44.07 ID:X6cf2Bzu0 - 親友 「夜中に、しのうと思ってベッドの下に包丁隠してたら兄貴に見つかったり、」
俺 「あ?どういうことだよ?」 親友 「しのうと思って富士の樹海に行ったら見つかって」 俺 「だからなんで、しのうと思ってんの?」 親友 「‥、 ‥、 聴こえるんだ‥」 俺 「聴こえるって何がだよ?」
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229 :◆dXcfrJBpgk [sage]:2021/09/20(月) 01:15:27.77 ID:X6cf2Bzu0 - 親友 「いろんなところから‥」
俺 「どこから何が聞こえてんだよ」 親友 「 ‥木 とか」 俺 「なんて言ってんだ?」 親友 「○○助けてぇーとか呼ぶんだ」 俺 「 」 親友 「でもしねなくて」 俺 「なんだよ、それ‥」
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230 :◆dXcfrJBpgk [sage]:2021/09/20(月) 01:17:21.80 ID:X6cf2Bzu0 - もう少しレス出来そうなので充電します。
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231 :◆dXcfrJBpgk [sage]:2021/09/20(月) 01:33:42.99 ID:X6cf2Bzu0 - 親友 「飛び降りようとしたのもだめだったし、だから家族に言われて病院にいる」
俺 「病院なら安心だもんな」 親友 「‥‥ ん‥」 俺 「いつからそんな、木の声っつーか聞こえるようになった?」 親友 「彼女にふられてから‥」 俺 「彼女って、あのこ?付き合ったんだ」 親友 「結婚の話しまでなってたけど‥ ふられた」
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232 :◆dXcfrJBpgk [sage]:2021/09/20(月) 01:41:55.97 ID:X6cf2Bzu0 - 俺 「俺だってふられたことあるし、そんなに悩むなよ、そのCD聴いて」
親友 「 ん‥ わかった」 俺 「今日も病院に帰えんの?」 親友 「一年ぶりに、病院の外に出たんだ」 俺 「は?どういうこと?」
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233 :◆dXcfrJBpgk [sage]:2021/09/20(月) 01:50:35.84 ID:X6cf2Bzu0 - その問いかけをしたとき、出かけてた俺の妹が帰ってきた。
親友は慌てた様子で玄関へ足早に向かい靴を履くと無言で自分の姉の側に行き、こちらを見ることなく立ち止まった。 帰宅した俺の妹はキョトンとしてた。 俺は親友を待ってたお姉さんに聞いた。
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234 :◆dXcfrJBpgk [sage]:2021/09/20(月) 02:07:20.84 ID:X6cf2Bzu0 - 姉の側から少し離れた親友を横目に小声でお姉さんに聞いた。
俺 「○○の病院ってどこですか?」 お姉さん 「○○精神病院なんだ」 俺 「○○病院ですか、線路から見える」 お姉さん 「う、ん‥」 俺 「わざわざ、連れて来てくれてありがとうございます。」 お姉さん 「こちらこそ、ありがとう‥」 その精神病院は近年フランス人が死亡したのが全国ニュースになってる。 その○○精神病院は大和市。今はどうなってるか知らないが、調べたら解る。 精神病院とは何なのか考えさせられた。 今日はここまでにします。おやすみなさい。
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- ( ´^A^)予言、預言、予知夢、直感など総合1192
988 :本当にあった怖い名無し[sage]:2021/09/20(月) 02:27:40.79 ID:X6cf2Bzu0 - 解ってるのに上手に伝えきれないのが見てて悲しいよ頼むよ
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235 :◆dXcfrJBpgk [sage]:2021/09/20(月) 02:45:27.15 ID:X6cf2Bzu0 - なんか寝れないから、書いてて思い出したこともう少し書く。
俺にとっては親友なんだけど他人から見たら俺は悪友かもしれない。 でも俺にとっては親友。彼は当時流行りのジャニーズ系イケメンでめっちゃモテてた。 バレンタインに貰うチョコの数には驚いてた。 嫉妬なんてしないほどにね
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236 :◆dXcfrJBpgk [sage]:2021/09/20(月) 02:53:55.45 ID:X6cf2Bzu0 - 沢山二人で悪さもした。
そうそう、思い出した、中学生のキャンプのとき、○○との体験。
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237 :◆dXcfrJBpgk [sage]:2021/09/20(月) 02:59:36.75 ID:X6cf2Bzu0 - ごめん、こんな時間に、
アプリ使ってるひととか、見てくれてるひとに通知鳴らして。
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238 :◆dXcfrJBpgk [sage]:2021/09/20(月) 03:00:52.28 ID:X6cf2Bzu0 - おやすみなさい
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239 :◆dXcfrJBpgk [sage]:2021/09/20(月) 22:34:42.54 ID:X6cf2Bzu0 - キャンプ、と言うか林間学校みたいなのが中学生のときにあって、河口湖へ行ったんだ。
泊まる場所はクラスの各グループで、バンガローだった。 ありきたりなキャンプファイヤーや歌や踊りを披露してた。 でも、俺と親友はその場を抜け出し、キャンプファイヤーの灯りが無い場所へ行った。 隠れて煙草を、とね。 月あかりで真っ暗では無かったのを覚えてる。 そんななか隠れて煙草を吸える場所を見付けた。
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240 :◆dXcfrJBpgk [sage]:2021/09/20(月) 22:45:26.08 ID:X6cf2Bzu0 - キャンプファイヤーの灯りも見えるし、先生たちに探されても直ぐに戻れる場所。
大きな木の下。 俺達は煙草をふかしながら、他愛もない話しをしてた。 キャンプファイヤーの歌が終わりに近付いてるのが聴こえると、 煙草の火を地面に押し付け消すと
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