- 不可思議な事が日常になってしまっている。
69 :魔女[]:2021/02/12(金) 00:23:05.16 ID:gcXpY7mN0 - 次の話は、僕が北海道にリゾートバイトで行った時の体験だよ。まぁ、人間関係がやばい職場で3ヶ月で地元に帰還したんだけどね。
行った初日に、寮の部屋準備中だから雰囲気覚えるためにも1晩泊まってみてよ。っとマネージャーに言われて、ホテルに泊めて貰えた。 まぁ、夕飯はつかなかったけど。温泉に入って部屋に戻った僕はすぐに寝たんだけどさ。また不思議な夢を見てね。場所は間違いなく僕が泊まってる職場のホテルだったんだけど、 番頭が人じゃなくて赤鬼と青鬼でね。客がみんな人じゃないの。まるで、千と千〇の神隠しのお宿みたいだった。 ししばらく呆然としてたら、青鬼が話しかけてきて 青鬼「〇〇様(本名とは別で祝詞の人が呼ぶ名前)」 僕「え?……何で…」 青鬼「寝ているのにすいません。お話したい事があり、呼ばせていただきました」 僕「はぁ……」 それから、鬼に案内され最上階に連れていかれた。最初はマジで湯婆婆出て来るかと身構えたけど、最上階に居たのは小さな亀仙人みたいなおじいちゃんだった。 亀仙人(仮)「おお、すいませんのう。長旅でお疲れでしょうが、どうしても伝えておかなければならない話がありまして」 亀仙人(仮)の話はこうだ。僕が、泊まってる職場のホテルは表向きは普通のホテルだ。でも、人以外も泊まる場所になっているらしい。理由は、土地の入口にあるからと鬼に縁があるかららしい。だから、小さなホテルで宿泊客が少なくとも潰れることはまず無いという。 で、そんな場所に僕みたいな霊感が強く狙われやすいのが来てしまったものだから、何かあるかもしれないので注意して欲しいとの話だった。 自分たちも見張りはするが、変なものが紛れ込んでくるかもしれない。油断はしないでくれっと。 また変な夢見たな。そう思ったが、実際働いてみたら……うん。 誰も乗ってないエレベーターが必ず5階で止まる。最上階は、たまに線香の香りがする。……ets, まぁ、何かあるとは思ってたし夢の事もあったから驚きはなかった。 ちなみに、仕事内容は旅館の中居さんみたいなやつで。お客様を部屋に案内したり、夕飯お出ししてメニュー説明したりしたよ。 で、泊まる人数によって各階の中居の数が毎回変わるんだ。その日、僕は5階で先輩と2人きりだったよ。
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70 :魔女[]:2021/02/12(金) 00:41:35.11 ID:gcXpY7mN0 - 部屋数が少なかったこともあって、だいぶ早く仕事が終わった。
先輩「じゃあ、〇〇さん。私日報書くので、先に7階に行ってて下さい」 僕「わかりました」 スタッフルームには、古いエレベーターが1台だけあった。乗ってすぐ、僕は7階に行くならついでに6階の様子も見て行こう。そう思った僕は、6階と7階のボタンを押した。 で、エレベーター乗ると壁に預けて階数表示を見つめるのが昔から癖なんだけど、階数表示が6になった瞬間ある事を思い出したんた。 僕「あ、今日。6階、宿泊のお客さんいないから誰もいないんだった」 でも、古いエレベーターって今と違って全開きならないと閉めれないんだよね。だから、開くのを待って閉じるボタンに指を添えて待ってた。エレベーターの扉が開くとスタッフルームは真っ暗でやっぱり誰もいなかった。 早く7階に行かなきゃ、そう思った僕は急いで閉めるボタンを押そうとした……だけど、一瞬誰かに呼ばれた気がして動きが止まった。そして、エレベーターから降りずに少しだけ身を乗り出して暗闇に向かって声をかけた。 僕「だっれも…………いないですよね〜?」 恐怖心からなのかなんだか、イントネーションが変になる。まぁ、当然問いかけに返事はなかった。だから、気のせいだったことにして僕はエレベーターを閉じた。そして、エレベーターは再び上昇を始め階数表示が7にかわる。
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71 :魔女[]:2021/02/12(金) 00:53:14.64 ID:gcXpY7mN0 - 僕は、エレベーターが開いてすぐ降りようとした。けど、何か妙な違和感を感じたんだ。何がと問われたら詳しく説明は出来ないんだが、とにかく何かが違うと感じたんだ。
だけど、エレベーターの中で固まる僕に気づいた先輩に叱責される。 先輩「ちょっと、何してんの?早く降りて手伝いなさいよ!」 僕「あ、はい!」 僕は、違和感を必死にぬぐい去るように残っていた雑務をした。それらが片付き、一息ついた瞬間置かれていたゴミ箱が目に止まる。ゴミ箱には、油性ペンで【4F】と書かれていた。 最初は、誰かが間違えたのかと思った。でも、ゴミを回収する時ゴミ箱ごと動かすことなんてない。必ず中のゴミ袋だけを収集場所に運ぶんだ。 なんだか、とても嫌な予感がした僕は無意識にホワイトボードに目を向けた。ホワイトボードに書かれた客室番号は、印刷されたもので書き換えることは出来ないから。 でも、そこには4階の客室番号が書かれていた。 奇妙しい……僕は間違いなく5階から上昇するエレベーターで7階に来たはず。途中間違えて6階には行ったが、上昇してるか下降してるかは乗ってればわかる。 何より、降りる瞬間間違いなく階数表示は7になっていた。 訳が分からなかった。
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72 :魔女[]:2021/02/12(金) 01:22:13.85 ID:gcXpY7mN0 - それから仕事が終わり寮の部屋へ戻った僕は、コーラが飲みたくなり1階の自販機に買いに行く事にした。1階につき自販機にお金を入れるとコーラのボタンを押した。
そして、しゃがみ込み取り出し口に手を入れた時、目の端を白いワンピースの女性が通り過ぎた。自分以外にもまだ出歩いてる人がいたんだ。それくらいに思っていた。 でも、買ったコーラを手にエレベーターホールに行くと1台だけのエレベーターは止まったまま誰も居なかった。 自分の部屋へ戻った僕は、亡き祖父の形見であるお守りを抱きしめて寝た。【身代わり鈴】というもので、仕事に行った帰りに買ってきたらしい。 すると、また夢を見た。夢には、青鬼と赤鬼を従えた亀仙人(仮)と白いワンピースの女性が立っていた。 女性「すいませんでした……」 僕「え?」 女性「私、あなたの体が欲しくて……あの」 亀仙人(仮)「まぁ、そうゆう訳だ。うちの客人が迷惑をおかけした」 僕「……」 亀仙人(仮)「この女子(おなご)は、こちらで処罰を……」 僕「貸すだけならいいよ」 女性「え?」 僕は、なんか女性をほっておけなくて。悪い子にも見えなかったし……だから、今守護霊みたいな存在になってる。 話を聞いた祝詞の人は 祝詞の人「お前らしいな……でも、優しいだけだといつか足元掬われるぞ?」 と、忠告された。
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73 :魔女[]:2021/02/12(金) 01:23:36.43 ID:gcXpY7mN0 - ( ¯꒳¯ )眠…。おやすみ。
起きたらまた続き書くわ。
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78 :魔女[]:2021/02/12(金) 10:41:45.63 ID:gcXpY7mN0 - >>74 有難いお言葉、痛み入ります。
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79 :魔女[]:2021/02/12(金) 10:42:51.32 ID:gcXpY7mN0 - >>75 そうわ言われても、実体験だからな……
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80 :魔女[]:2021/02/12(金) 10:48:07.47 ID:gcXpY7mN0 - >>76 漫画やアニメ、映画と記憶を混同してはいと、僕自身はよくわかってる。
けど、他人から聞かされたら同じ感想を抱いたかもしれないな。
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81 :魔女[]:2021/02/12(金) 10:50:51.78 ID:gcXpY7mN0 - >>77 社会人になってからの体験は、ここ2〜3年のものばかりだよ。
自分見たいブスを俳優さんと混同したりしたら、俳優さんに申し訳ないな(笑)
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82 :魔女[]:2021/02/12(金) 12:07:22.76 ID:gcXpY7mN0 - 色々コメントをくれてありがとう。途中にも書いたけど、僕の話を聞いて信じるかどうかは君たちの判断に任せるよ。
ただ、これだけは言わせてほしい【「有り得ないなんてことは、有り得ない」】。この世は案外と不可思議で満ちてるモノだよ。 ホテルの近くには、鬼に由来した観光場所があるんだよね。休日、お客様への説明の為にも自分の足で行って見ることにしたんだ。 まぁ、普通に綺麗だったよ。足湯なんかもあってね。ただ歩きすぎて脹ら脛がやばかったけど(笑) で、その夜は一日歩きっぱなしだったこともあって凄いぐっすり眠れたんだ。そしたら、また奇妙な夢を見てね。真っ暗な場所に、寝巻き姿で僕は立っていて。 すると目の前には、おカッパで赤と紫の曼珠沙華があしらわれた黒い着物を着た狐面の少女が立っていた。 少女の片手には赤い提灯が握られていて、空いている方の手で僕の手を掴んできた。 僕「君は誰?何処に行くの?」 少女「……」 僕「あの……」 少女「あなたは選ばなければいけない」 僕「?」 暗い空間を進んでいくと目の前に扉のない入口があった。その先は更に暗かったけど、少女は僕の手を離すとその入口を無言で指さしていた。 僕「進めば良いの?」 少女は何も答えてはくれない。でも、僕は進む事にした。 そうしなければいけない気がしたんだ。
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83 :魔女[]:2021/02/12(金) 12:18:08.91 ID:gcXpY7mN0 - 迷路みたいなイメージだったけど、以外にも入口の向こうは一本道になってた。僕はその道(廊下?)を壁に手を当ててゆっくり進んだ。
すると、途中壁がなくなっていて覗くとうっすらと明るい部屋があったの。中に入るとまず小さな引き出しの着いたテーブル(?)が置かれていて引き出しを開けたら真っ白な数珠が置かれていた。 僕はなんとなくでその数珠を右腕にはめた。そして、部屋の中を改めて見渡すと姿見が置かれていて見てみたのだけど何故か姿見の前に立っているのに僕の姿は姿見にうつっていなかったの。 不気味だなって思いながら、僕はその部屋から出て先へ進んだ。 真っ直ぐ進んで右に曲がってさらに真っ直ぐ進んだら、今度は大広間みたいなとこに出た。奥には2つの扉があったけど、
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84 :魔女[]:2021/02/12(金) 12:36:02.29 ID:gcXpY7mN0 - どちらに進んでも良くない事が何故かわかった。だから、どうしようか悩んでたら部屋の中央に大きな五芒星が書かれてるのに気がついて、なんとなく中心の床を叩いてみたらね。開いたの中からは古い木箱が出てきて開けてみたら、木製の羅針盤が出できて指し示す方に行ってみたら隠し扉があったの。
だから、その扉を開けた。そしたら、さっきの姿見の部屋にあったのと同じような小さな引き出しの着いたテーブルがあって開いてみたら、今度は黒い数珠が入ってたから左腕にはめたの。 で、さらに先に進んだら床に大きな穴が3つあって、その穴の上にはそれぞれ【理想】【秩序】【現実】って書かれた掛け軸がかけられていた。どうゆう事かと頭を捻っていたら、どこからか少女の声が聞こえてきて 少女「3つのうち、どれか1つを選んで飛び込みなさい」 それだけ言われて、次の瞬間。壁と床が迫って来た。どれかを選ばないと死ぬって事なのかな?そう思い、もう一度掛け軸の文字を確認した。そこで僕はその場に正座して叫んだ。 僕「全部!」 そしたら、床も壁も止まって最初にいた暗い空間に戻され。目の前には、最初と同じように少女が立っていた。だから、ループする夢なのかな?って最初思ったんだけど少女は空いてる方の手を僕に差し出して握ていた何かを見せてきた。 それは、青い宝石(?)のような物が着いた綺麗な耳飾りだった。 僕「これは?」 少女「私は、厄災の子。世界はもうすぐ終わりを迎える。 しかし、終わりは終焉ではない。新たな始まりの為に必要な事。 あなたは、導かなければならない。生きるべき命を。私はあなたに託す、新たな世界の希望を」 僕「…………わかった」 そこで目は覚めた。この夢に関係あるかわかんないけど僕、実は東北に住んでて3:11
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85 :魔女[]:2021/02/12(金) 12:50:24.93 ID:gcXpY7mN0 - を体験したんだけどね。その時から、ずっと見る夢(?)があるんだ。夢なんだけど、映像がなくてさただ声だけが聞こえるの。
【西に注意。東は危険。南に行くな。北に逃げろ。】って言い続けてるの。あと、これは本当に謎なんだけど、 2019年のある朝起きたらノートに書いた覚えのない文が書かれていて内容がね。【パンデミック→巨大地震(北?)→首都直下地震→→(4年後)→→南海トラフ】って書かれてたの。 一人暮らししてた時だし、すごい達筆で僕 習字は習ってたから達筆読めるけどあんな上手には書けないと思う。 そんで、去年は夢に出てきた雲に乗った仙人様が 仙人様「死にゆく者には、安らぎと罰を。生きる者には、苦悩と安寧を」 僕「どうゆう意味ですか?」 仙人様「長く生きすぎた善人には安らぎの眠りを。ずる賢く生きてきた悪人には死による罰を。 生きることの許された悪人には、苦悩を。生かされた善人には、安寧を」 本当に不思議な夢しか見てないよ(笑)だからなのか、寝ても疲れが取れないよ。
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86 :魔女[]:2021/02/12(金) 14:25:34.29 ID:gcXpY7mN0 - 僕は、この時から以前にも増して勘が鋭くなったと思う。占いを趣味でしているんだけど、まぁ我流だから正規の人から見たらやり方めちゃくちゃだろうけどね。
霊視は結構当たるんだ。高校生の子に占いを頼まれた時 僕「目の赤い白い大蛇……って聞いて心当たりは?」 高校生「え?まじ……夢で見たまんまだ…………え?え?」 (首ってか全身に巻き付く蛇の姿が見えたんだが……うん) で、僕の占い(?)やり方がだいぶ特殊でさ。目をつぶって色々想像して貰うの。 何を想像したか聞きながら、まとめた結果を話す。 その時の高校生は、可哀想だが、相当蛇神様に愛されてるみたいで生涯独身って出たわ。まぁ、これから変わるかもだし頑張れとは伝えた。 あとは、 男性「最近、よく事故に遭うんだよね」 僕「……転んだ?足、大丈夫?」 男性「え?確かに、転んだ……それに、運転中足元が変な感じして電柱につっこんだ……」 僕「足首に黒い手が…………うん」 男性「………………呪われてる」 僕「生霊系だね……ちょっと僕には荷が重い……」 (祝詞の人を読んで消してもらった) こんな感じ。まぁ【バーナム効果】と疑われる事もたまにあるけどね。
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87 :魔女[]:2021/02/12(金) 17:31:08.75 ID:gcXpY7mN0 - 今年の初夢はまた不思議だったよ。
場所は、どこかの草原。僕は、今の自分とは違う姿になってた。草原の中心にある湖を覗き込むと、白髪に赤眼のアルビノのような姿だったんだ。 すると、その隣に黒髪でおカッパ頭の女性が映り僕に微笑んできた。驚いて隣を見ると、女性は 謎の女性「やぁ、久しぶりだね。元気にしていたかい?」 僕「君は?」 謎の女性「誰だと思う?」 とても不思議な雰囲気の女性で、でも悪い人では無いように感じがした。理由は分からないけど、この人は僕の味方だと思えたんだ。そして、僕は彼女と話をしたの。 謎の女性「……ねぇ、すず《夢の中の私の名前、本名とは全然違う》。僕はさ、この国が…………日本が大好きだよ」 僕「……」 謎の女性「でも、同じぐらい大っ嫌いなんだ。僕は呪術師の家系に生まれただけなのに、小さな頃に呪いの道具にされた。 そのせいで、人の身でありながら化け物になってしまった」 僕「……」 謎の女性「そして、初めて君を見た時。僕は一目で君に心を奪われたんだ。恋なんて陳腐なものじゃない。化け物の僕とは違う。 雪のような白い髪に、血のように赤い瞳。君は僕の理想で希望だった」 僕「……なら、どうしてこの国を呪ったの?」 僕の意思とは、関係なく口から出てきた言葉だったから自分でも少し驚いた。
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88 :魔女[]:2021/02/12(金) 18:09:07.63 ID:gcXpY7mN0 - 謎の女性「…………だって、君が愛したこの国の人々が君の死を望んだから……
君は誰より、この国の発展と人々の幸せを願っていた。なのに、この国の人々は君を見た目だけで迫害し生贄にした。 君の愛した国だから、僕もこの国が好きだけど。そんな君を死に追いやったこの国がたまらなく憎いんだよ」 そう言いながら謎の女性はにこりと笑っていた。……目は笑ってなかったけど。 ここまで話したあたりで、僕は彼女が誰なのかなんとなくわかった気がした。でも、あえて何も言わなかった。 なんだか、言ってはいけないような気がして。
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89 :魔女[]:2021/02/12(金) 18:16:41.63 ID:gcXpY7mN0 - 謎の女性「すず、君はかつて僕が生きていた時代に出会った中で1番綺麗だと思った人。でも、君は人々に「忌み子」と言われ殺された。
だから、僕はそんな奴らを呪い殺すと決めたんだ。……【蠱毒】を使ってね。 だけど、普通の【蠱毒】じゃつまらないから人間を使うことにした。そうして、奇形児を探して日本中を歩き回ったんだ。 ……二つの頭に四本の腕を持つ少年を見つけた時はゾクゾクしたよ。その見た目で迫害されてきたのであろう事は容易に想像できた。 彼の目は、全てを呪う目だったしね。…………そして、僕は更に奇形児を集めた。 でも、彼の様に美しく醜い者は他には見つけられなかったよ。 【蠱毒】は、本来生き残った虫をすり潰し呪いたい相手の料理に混ぜて食わせるのが一般的だ……だが、僕は生き残った少年を殺さなかった。 何故って? ーーーーーーーー 長いから一旦切るよ。
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90 :魔女[]:2021/02/12(金) 18:18:33.93 ID:gcXpY7mN0 - だって。あんなに素敵な見た目をすり潰すなんて勿体ないからね…………だから、生き残った少年の身体に彼が殺した他の奇形児たちの魂をごちゃ混ぜにした呪霊を無理やり押し込んだんだ。
まぁ、牢屋の中で1ヶ月ぐらい苦痛に身悶え泣き叫んでたけどね。でも、無理をし過ぎたのか……少年は早死してしまった。 だから、ミイラにしてその身体自体を最恐の呪具にしたんだ」 僕「君は……」 謎の女性「僕をどこかの宗教の教祖だとか、日本を嫌う朝鮮人だとか言う奴らが居るみたいだけど違うよ。僕はね。呪術師の家系に生まれてしまった極々普通の可哀想な少女だった。 そして、この日本国で生まれ育ったからこそ。この国を誰よりも愛し、憎んでいるんだ。 忘れないで。その他大勢に誤解されて、間違った解釈をされるのは構わない。 けど、すず。君にだけは、僕の真実を覚えていて欲しいんだ。 ……だから、絶対に忘れないで。僕は何時でも君の味方だよ。 君の為なら、僕は何度だってこの国を呪ってあげるからね」 女性はそう言って僕の頭を優しく撫でてくれた。
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91 :魔女[]:2021/02/12(金) 18:23:31.09 ID:gcXpY7mN0 - 謎の女性が誰なのか、わかった人はいるかな?
僕の妄言だと思う者もいるかもね。 聞かれたことは、答えられる範囲なら何でも答えるよ。
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92 :魔女[]:2021/02/12(金) 18:37:34.78 ID:gcXpY7mN0 - そう言えば、今月に入ってすぐ見た夢の内容がさ。貞子みたいな幽霊に窓をしつこく叩かれる夢だった。で、あんまりしつこいからつい「うっさいんじゃ!」って怒鳴ってしまった(笑)
そこで目が覚めで、窓を確認しに行ったんだ。2階で外に足場なんかない位置にある窓に、べったりとした手形がいくつか付いてたよ。 マジで掃除大変だった。 で、3日前。今度は、部屋で寛いでる夢。 階段から物音がして見に行ったら、貞子が這い上がってきてた。なんか、イラってしたから蹴ったら転がり落ちて行った。 翌朝、階段を降りてたら長髪が落ちてた。(うちに長髪の人はいない2階には私の部屋しかないので家族以外はこの階段を使わない)あと、なんかか細い声で「助けて……」って聞こえた気がした。 助けを求めるならもっと普通に来いや。
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93 :魔女[]:2021/02/12(金) 22:17:52.28 ID:gcXpY7mN0 - とりあえず今までの話は書き終わったから、また何かあったら書き込むよ。
質問あったらどうぞ。気づいたら返すよ。
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