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魔女
不可思議な事が日常になってしまっている。

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不可思議な事が日常になってしまっている。
52 :魔女[]:2021/02/11(木) 20:04:13.54 ID:Jb7fZrX/0
そこで、凸に上がってきた男性は凄く落ち着いた雰囲気だった。そして、兄さんには再度 茶封筒に中身を戻すよう指示。
先に上がっていた男の子には、凸をおり枠から離れるべきと助言。僕にも優しく声をかけてくれ、何かを察したのか一呼吸おいてから

祝詞の人「高天原に神留り坐す 皇親神漏岐 神漏美の命以ちて
八百萬神等を神集へに集え賜ひ 神議りに議り賜ひて…………」

そうハッキリとした力強い声で、男性は祝詞を読み上げた。瞬間、身体というか部屋の空気と言うかなんかブワッてなった。(語彙力はしんだ)
僕は、恐る恐るカーテンを開けたそこには誰も居なかったよ。凄くホッとした。そこからは、兄さんに明日の朝必ず寺に行くよう約束させた。
ちなみに、バカ兄。仏壇の鈴(りん)まで持ってきていやがった。

そして翌日、兄さんは近所の寺に行き住職さんからきっちり叱られたらしい。反省はしていないようだったが…………
不可思議な事が日常になってしまっている。
53 :魔女[]:2021/02/11(木) 20:58:36.03 ID:Jb7fZrX/0
気になった事や聞きたい事があったら気にせず書き込んでね。
気づいた時に、答えるから。
不可思議な事が日常になってしまっている。
55 :魔女[]:2021/02/11(木) 22:07:59.70 ID:Jb7fZrX/0
それから、僕は祝詞の人と連絡を取るようになって色んな話をした。そんな頃に、凄くリアルな夢を見たんだ。僕は裸足で白いワンピースを着て森の中を歩いていたんだけど、踏みしめた土の感触。草木の匂い。頬を撫でたそよ風の冷たさ…………全てが本当にリアルで、夢と現実の区別がつかない程だった。
夢の中の僕は、何故かその場所が【富士の樹海】だと理解して歩いていた。すると、開けた場所に出たんだがそこにはまるで【世界樹の木】の様なでかい木が立ってたんだ。しかも、その木の前にはものの〇姫に出てきた【シシ神様】そっくりの顔をしたガタイのいい着物姿の何者かが立っていた。

シシ神様(仮)「人の子よ。そなたに聞きたいことがある。
明日の夜、改めて来るので待っていろ」

そこで目が覚めた。変な夢見たなぁ……位の気持ちでいたんだけど。祝詞の人に電話で夢の話をしたら

祝詞の人「ふ〜ん……何聞かれるかは、解らないけど考えたりせはずに直感で答えろよ。
嘘ついたら殺されるからな」
僕「え?」
祝詞の人「肉体は心臓麻痺とかだろうな……向こうではどんな殺され方するかわからんが、苦しいぞぉ……
まぁ、それが嫌なら即答する事をオススメするよ」
僕「…………はい」

あまり真実味のない話だったけど、祝詞の人が嘘を言ってないのもわかったし何より夢で感じたあの威圧感……気を引き締めなきゃ。
そう思った僕は、夜が来るのをドキドキしながら待った。その日は、祝詞の人と夜通話してそのまま寝た。一人で寝るのが、怖かったんだ。

夢は、シシ神様(仮)と対峙した場所から再開した。すると、いきなり質問はを投げかけてきた。
不可思議な事が日常になってしまっている。
56 :魔女[]:2021/02/11(木) 22:08:19.46 ID:Jb7fZrX/0
シシ神様(仮)「祝詞の人が、お前の目の前でお前を愛する者を殺したとして…………お前はそれでも、祝詞の人を信じられる事が出来るか?」
僕「信じる。そして死ぬ」

何故、そんな答えかと言うと祝詞の人がもし僕の愛する人を殺したとしてもきっと何か理由があると考える。でも、愛する人がいなくなった世界で生きていける程。僕はきっと強くないから。
その答えを聞いたシシ神様(仮)は笑っていた。

シシ神様(仮)「ははは!そうか、そうか…………気に入ったぞ人の子よ。
ならば、決してあの方のそばを離れるなよ?あの方は、大事な現人神様なのだからな」

目覚めてすぐ、現人神の意味を検索した(笑)

【現人神(あらびとがみ)とは、人間の姿で現れた神の事である。byウィキペディア】

その検索結果を見て、僕はなんだか妙に納得した。祝詞の人 本人に伝えたら

祝詞の人「あいつは余計な事を……まぁ、だからって敬語とか使うなよ。今まで通りでいろ」
僕「わかった!」

何だかんだ、優しい祝詞の人。これからも、ずっと一緒に居たいと思ってる。
そして、いつか僕も祝詞の人を助けてあげたいんだ。
不可思議な事が日常になってしまっている。
57 :魔女[]:2021/02/11(木) 22:09:39.86 ID:Jb7fZrX/0
頼むから、関係ない書き込みはやめて欲しいな……
不可思議な事が日常になってしまっている。
59 :魔女[]:2021/02/11(木) 22:41:42.18 ID:Jb7fZrX/0
>>58 その質問の答えは、続きを読んでからのお楽しみって事で(笑)
不可思議な事が日常になってしまっている。
62 :魔女[]:2021/02/11(木) 23:08:40.89 ID:Jb7fZrX/0
それから、3日たって僕はまた奇妙な夢を見たんだ。真っ暗な迷路の中、ずっと何かに追いかけられる夢だった。
何に追われてるのかは解らなかったけど、捕まったら行けない事だけは何となくわかってて必死に逃げた。その夢も、裸足だったんだけどやっぱり足裏から伝わる床の感触が凄くリアルだった。

夢は1週間続いた。しかも、見るのは夜だけ。昼寝しても、他の夢しか見なかった、わ
そして、6日目の昼に眠った時 見た夢がこれまた不思議だった。何も無い真っ白な空間で、祝詞の人と2人きりでお茶していたんだ。

僕「あの夢のせいでまともに眠れないんだよ……本当、なんなの?
もうやだ……」
祝詞の人「ふ〜ん」
僕「興味を持てよ!」

あまりに素っ気ない態度だったから、思わずつっこんでしまった。だけど、急に真顔になって

祝詞の人「……絶対に、捕まんなよ」
僕「……うん」

目が覚めた時、何だか凄く嬉しくて安心したのを覚えている。そして、夜になった。いつにも増して強力な眠気が襲ってきた。
不可思議な事が日常になってしまっている。
63 :魔女[]:2021/02/11(木) 23:10:52.12 ID:Jb7fZrX/0
>>60 いや、気になったらちょいちょい質問くれて構わないよ。
不可思議な事が日常になってしまっている。
64 :魔女[]:2021/02/11(木) 23:12:36.34 ID:Jb7fZrX/0
>>61 ?誰と勘違いしてるか知らないけど、一応反論しとく。
オカ板に書き込むのは、今回が初めてだよ(笑)
不可思議な事が日常になってしまっている。
66 :魔女[]:2021/02/11(木) 23:39:18.38 ID:Jb7fZrX/0
その日の夢は、最悪な始まりだった。だって、曲がった先が行き止まりだったんだから……やばい。そう思って引き返そうとしたけど、時すでに遅しだった。何かが、僕の後を追って角の向こうからこっちに曲がってきたんだ。パッと見は、ゲゲゲの〇太郎に昔出てた【ベアード】って西洋妖怪のボスに似てた。黒くて丸い球体の中心にでかい目玉が1つ…………でも、よく見るとその球体は人の塊だった。顔はなかったけど、体のパーツだけがいくつも絡みあってくっつきあってるそんな見た目だったよ。そいつは、僕の腕を掴むと引き寄せながら

ベアード(仮)「ほしい……ほしい…、……ほしぃ」

そう繰り返しながら、僕の体を自分の中に取り込もうとしていた。金縛りにあったように身体はピクリとも動かないし、声も出せなかった。

僕「……<あ、僕……ここで死ぬんだ>」

一瞬、本気で死を覚悟した。そしたら、次の瞬間。誰かに後ろから思い切り引っ張られて、気が付いたら僕は床に尻もちついて座っていた。目の前には、ベアード(仮)と僕の間に立つ着物姿男性の背中があった。見た瞬間、思い出した。八幡様の神社で出会った人だった。

謎の男性「去れ。二度と、私の前にその醜い姿を見せるな」

男性がそう口にした瞬間、ベアード(仮)が断末魔の叫びを上げた。それも、1人の声じゃない大勢の人の声がいくつも重なったような不気味な断末魔だった。そして、ベアード(仮)が消えると男性が僕の方へとやって来て頭を撫でられた。

謎の男性「だから、捕まるなって行ったろ?……ようやく見付けたのにまた、居なくならないでくれよ。
また探すのは、面倒臭いからな…………その代わりこれからも側に居るなら、守ってやる」
僕「…………うん」

目が覚めてすぐ祝詞の人に電話した。

僕「なんで、言ってくれなかったの?」
祝詞の人「気づくのを待ってた。……信じたかったんだよ」
僕「……ありがとう」
祝詞の人「別に。……俺が守りたかっただけだから、礼とかいらねぇし」

と、ここまでが祝詞の人との出会いの話。嘘みたいな話だし、僕も友人からこんな話聞かされたらすぐには信じないと思う。だから、信じるかどうかは話を読んでくれてる君たちに託すよ。

次からの話は、祝詞の人に会って霊感が前より強くなってから体験した話を書くね。
不可思議な事が日常になってしまっている。
67 :魔女[]:2021/02/11(木) 23:48:33.46 ID:Jb7fZrX/0
>>65 あー、ごめん。説明下手だったかな。
僕が長女(第1子)は、当たってる。
次に1年置いて長男(健在)が生まれた。長男出産からすぐに、次男を妊娠だけど家計の事情によりやむなくおろした。
しかし、それからまた直ぐに三男(健在)を妊娠だがおろせない状態になるまで気づかなかった。
四男は、三男出産後1年か2年後に妊娠しかし半年で流産してしまう。

で、五男をだいぶ後に妊娠出産した。五男は、僕と12歳差。
でも、心臓の病を持っており誕生日から1年経つ前に亡くなってしまった。


これでわかるかな?
不可思議な事が日常になってしまっている。
68 :魔女[]:2021/02/11(木) 23:52:59.04 ID:Jb7fZrX/0
話の途中なんだが、ちょっとタイムリーな話を1つ。僕、今の部屋2階でさベッドの脇にでかい窓があるんだけど、外に足場なんかないのに最近よく叩かれるんだよね。
安眠妨害もいいとこだわ。


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