トップページ > オカルト > 2020年05月23日 > c3uK7yyd0

書き込み順位&時間帯一覧

236 位/1200 ID中時間01234567891011121314151617181920212223Total
書き込み数0000002000000000000000002



使用した名前一覧書き込んだスレッド一覧
本当にあった怖い名無し
宗教とは何か? Part2

書き込みレス一覧

宗教とは何か? Part2
394 :本当にあった怖い名無し[sage]:2020/05/23(土) 06:43:53.45 ID:c3uK7yyd0
産業革命以降、国民にある意識が産まれました。産業革命は人々を産まれた土地から引き離し工場のある都会へ向かわせました。それぞれの地方から集まった人々は当初、帰属意識が希薄でした。
そのバラバラな個人を結びつけたのは「言語」です。例えばフランス人ならフランス語でコミュニケーションを図り日本人なら日本語でコミュニケーションをとります。
その結果同じフランス語、日本語を話すという仲間意識が生まれフランス人、日本人というアイデンティティが個人の中に確立されたのです。
いわゆる…「ナショナリズム」です。ナショナリズムが高まると国民は国家のために進んで犠牲を払おうとします。
ここで国家は支配者として登場することになります。それは個人から私生活を奪い取り、命まで犠牲にすることを要求します。
国民はこの国家という支配者からすべてを受け取ることが出来るが、一方いつかはこの支配者に対してすべて差し出さなくてはいけません。
これは国家による人々の統合支配です。
国民のナショナリズムが高まると国家は国民の意識を統制し「国家にために死ぬことが国民一人一人の生きる意味」であり生きた証しであると意味づけします。
ナショナリズムが高まった国家間同士の戦争は国民と国家の財政を総動員した「全体戦争」になります。
全体戦争では兵士は砲弾と同じように使い捨てられ、大量に死んでいきます。
兵士たちは国家の勝利という目的のために自分の命を差し出し、国家は兵士を戦わせるために彼らに「誇り」を与えるのです。
宗教とは何か? Part2
395 :本当にあった怖い名無し[sage]:2020/05/23(土) 06:48:15.65 ID:c3uK7yyd0
この体制のなかで英雄とされるのは武勇をもってその名を轟かせた者ではありません。
それは「無名の兵士」
彼がどこにいたのか探しても痕跡さえもないような者を英雄と言います。
何の目立つところもなく長蛇の兵列の中にあり、見分けることも出来ない一兵士にとどまり、死肉の山の中に見分けもつかぬ肉片となった無名兵士の栄光は、
武功に対して与えられたあらゆる名誉にもまして、光り輝くものになりました。
第一次大戦後、世界各地に英雄の碑ではなく無名戦士達の墓が数多く建てられました。
「無名のまま死んでいくことこそが栄光である」のです。
無名の人たちの名前をあえて並べて、塹壕戦の中で肉片になっていく兵士を素晴らしい英雄だとたたえて、彼らがこの国家を支えてくれたんだと碑に明記しました。
これを見た人たちも皆、国家に命を捧げましょうとしました。
自分が何者なのか何者かに成りたいと求める人たちには非常に魅力的にみえました。
なんの才能もなくなにも成し遂げなくてもただ国家の命令に従い、ただ死ねば英雄になれるのですから。


※このページは、『2ちゃんねる』の書き込みを基に自動生成したものです。オリジナルはリンク先の2ちゃんねるの書き込みです。
※このサイトでオリジナルの書き込みについては対応できません。
※何か問題のある場合はメールをしてください。対応します。