- 【ハード議論】タイの洞窟の少年13人を救う方法を考る
85 :本当にあった怖い名無し[]:2018/07/12(木) 18:12:15.95 ID:imKDA+qi0 - /タイ語で「イノシシ」という名のサッカーチームの少年らと、コーチのエーカポンさんは6月23日に洞窟に入り、その9日後に、複雑な構造を持つ洞窟内部の岩棚で英国人ダイバーらによって発見された。
洞窟からの危険な脱出作戦の際、エーカポンさんが救出の順番を待つ間、洞窟の外で人々は、エーカポンさんについて謙虚かつ誠実で、責任感のあるメーサイ(Mae Sai)住民だと称賛した。 エーカポンさんに対して少年たちの親族は、今月7日に公開された手紙で、「全ての親より、子どもたちの世話をどうぞよろしくお願いします。自分を責めないで」とのメッセージを送った。 これに対してエーカポンさんは、親たちに対する謝罪の意と「子どもたちを全力で保護することを約束します」という感動的な言葉をメモに記し、タイの人々の心をつかんだ。 だが実は、エーカポンさんは正式にはタイ国籍を有していない。 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によれば、同国には48万人前後の無国籍者がいる。 その多くが移動生活を送る山岳民族などで、タイ、ミャンマー、ラオスをまたぐ無法地帯「黄金の三角地帯(Golden Triangle)」の中心地メーサイの周辺に数世紀にわたって暮らしてきた。 サッカーチームの創設者であるノパラット・カンタボン(Nopparat Khanthavong)さんによれば、エーカポンさんの他、一緒に洞窟に閉じ込められた少年3人も無国籍だという。 ノパラットさんはAFPに対し、「国籍を取得することは、少年たちにとって最大の希望だ」「過去に少年たちは、チェンライ県外へ遠征するのにも苦労していた」と説明。身分を証明できないことに伴って移動が制限されるためだという。 イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は来シーズン、少年たちを試合へ招待する意向だが、パスポートがない場合、少年たちは招待を受けることができない可能性もある。 ノパラットさんは「彼らは(適切な)身分がないため、プロのサッカー選手になることもできない」と述べつつ、国籍を与える動きが始まったとも指摘。今回の少年たちの苦難が、政策の変更につながるという希望もある。 国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)のタイ支部の関係者は「洞窟に閉じ込められた少年たちへの関心が、タイにおいて無国籍者に国籍を付与するきっかけとすべきだ」と語った。【翻訳編集】 AFPBB News https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180711-00000040-jij_afp-int
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