- 王路(引き寄せの法則) おまえらの力が必要だ!
615 :<if> ストーリー代行者 ◆rfvLewovkA []:2017/12/07(木) 01:07:52.95 ID:UiqCVuj90 - ビックリしないで。
ビックリしないで、ということは そのままじっとしていて、という事だよ。 そう。これを見ているそこの君。 PCのキーボードの上に指をのせずにじっとするんだ。 いいかい?・・・・・・・・・・・・・・・いいね? 今日という日を感謝する、 と書けば、それを聞いた人は その人にとって何かの転機だと思うかもしれない。 だが、今日という日を感謝する、と話したのは、私がだれかを 引っ掛けようとしていただけで、ほんとうはなにもない≠フだ。 ほんとうにそうだよ。信じられない? 信じられなくても仕方ないね。だってまだ何もしようとは 思っていないはずだったのだから。 何も思いつける訳がない。
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616 :<if> ストーリー代行者 ◆rfvLewovkA []:2017/12/07(木) 01:20:47.49 ID:UiqCVuj90 - 今日はさて、なにをしよう。
と、云っても、アレアレ、ぼくにはまだ、目がついてない。 そうだ。ぼくはのっぺらぼうだったんだ。 え、っと、ぼくはまず、自分の顔に 目をつけないといけない。 ─目だ。目・・。え、っと、目は何処だ?何処だ?・・・ あ、あった・・。これだ、これが目だ。そうだよな? アレ、これは口だ・・、うん、口だよな・・。何処だ? 何処にある・・・。ん、これだな・・。ちょっとしっかり触ろう。 これ目だよな・・・うん、よし、目だった、よし。」 ─あ、目だけつけても仕方ない。さっきの口だ! 口がないとはなせない。こればっかりはね・・・っと。よし。、ってこれは鼻だ。 えーと、さっきの場所に手を延ばしてと、あ、あったな、これが口、よし、これを 顔の下くらいにつけてと・・。 「こんばんわ。いや、始めまして。わたしが人間です。 まだ、名前はついてません。えーと、名前はぼちぼち決めたいと思います・・・。」 「それと・・あ、よろしくおねがいします、と。これで印象はわるくないな・・。」
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617 :<if> ストーリー代行者 ◆rfvLewovkA []:2017/12/07(木) 01:41:29.28 ID:UiqCVuj90 - 「え、とー、まずですね。ここは何処かと云うと何がありますかね〜。
なにも無いように見えますけどぉ・・・何か浮かべても駄目か・・・。 もう一度、何か浮かべてみよう・・。うーん、まだ、何も見当たらない。 色はですね、薄い紫色というか・・何だか雲の上なのか雲の下なのか、それもよく分からないですねぇ。」 ここはどこだー。 「あれ、今、誰がの声が聞こえてきたぞ?あれ、あなたは誰ですかー?」 「あれ、返事が無いや。でも、聞こえてきたよなぁ。あれぇー?」 「まぁ、いっか。取り敢えず、ここは何処だーって聞こえてきたから、 おれも同じこと言っちゃおうかなー? ここはどこだー?」 ここは記憶を抜いた場所です。 「記憶を抜いた場所?」 そうです。でも、あまり教えませんよ。 「ちょっとさっきは男の人の太い声が聞こえたんですけど、 いま、話してくれているのは、女性の方なんですよね?」 そうよ。 「ちょっとあなた、何処にいるんですか?」 あなたの目のうしろ。
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618 :<if> ストーリー代行者 ◆rfvLewovkA []:2017/12/07(木) 01:52:34.84 ID:UiqCVuj90 - 「それじゃ、あなたの事はずっと見えない、という事ですか?」
いまのあなたにはまだ私達の姿を見せられないかもしれない。 「そうですか?なんとかしてくれませんかね・・なんというか、 今、自分が何を思えばいいのか、参考になるものとか無いですか?」 じゃ、とりあえず、あなたの記憶の中からお母さんという人の記憶を 見せますから、その映像の中に飛び込んでくださいね。 「はい、わかりました・・。でも、そのお母さんっていう人は本当に ぼくのお母さんだった人ですかね?」 うーん・・。なかなか信じなくて結構ですね。でも、取り敢えずという事で・・・。 「わかりました・・。そのお母さんという人を見せて下さい・・。」 はい。では、どうぞ。 ─ グゥーングゥーングゥーン。 ぼくは何だか、銀河系の渦潮のようなところに巻き込まれていくような 映像を見せられた後、ある女性の部屋に入ってしまっていた・・。 「あれ、ケンちゃん。鼻が無い、どうしたの。」 「ケンちゃん?おれはあなたの誰?」 「鼻がない!どうしたの?何か変な事が起こったの?」 「鼻は取り敢えずいいんだよ、おれは。それより君はぼくの誰なのかを知りたいんだ・・。」 「ケンちゃん、何言ってるの、ずっと付き合ってるじゃない。それよりどうしたの鼻が・・。」
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619 :<if> ストーリー代行者 ◆rfvLewovkA []:2017/12/07(木) 02:04:26.57 ID:UiqCVuj90 - 「鼻が無くても、ケンちゃんならそれでいいじゃない。」
「だめよ。身体がどうにかなってるのかもしれないから早くお医者さん見つけましょ。」 「いや、いいよ。面倒だから。それよりもね、おれはケンちゃんにはならない。 おれはね、シンジロウって云っていいか。略してジロウだ。いいよな。 ジロウをシンジロウ?なんてね。それより君、結構可愛い顔してるよ。」 「ケンちゃんもう、嬉しいけどさ。何だか言葉遣いが馴れ馴れしいよ。 ケンちゃんってそんなんだったっけ?ケンちゃんは最初に可愛いとか 云ってくれただけで、それからはずっと云って無かったのに・・。 ってそれよりも医者だよ。医者。それとも別れる?」 「いや、せっかく若い女性に会ったんだから、別れたくない。 まだ、何もしてないじゃん、実質的に。それをしてからにしたい。」 「何、云ってるの?何をするの?」 「いや、つまりさ、あの、まぁいいや。初めてだしな・・」 「初めて?」 「いや、君と。」 「やっぱ、別れようよ。」 「いや、勘弁してほしいそれだけは。せっかくこんないい場所に入ったんだからさ。」 「こんないい場所?まぁいいや。兎に角、医者に見せてから別れ話をしようね。」
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620 :<if> ストーリー代行者 ◆rfvLewovkA []:2017/12/07(木) 02:13:50.30 ID:UiqCVuj90 - ─ とりあえず、医者に行かない事には始まらないか?いや、
この人は俺を彼氏だと思ってる・・。ということは、つまり、今からでも Hをしようと云えば、してもらえるかもしれない・・。そう、さりげなく。 「あのぅさー、ちょっと言いづらいんだけど、二人ってずっと付き合ってきたじゃない? だからさ、いつもしてるようにさ、今日あたり助平な事とかしたいんだけどさ、今日さ、 昔の先輩に遭ってさ、ボコボコにされたんだけど、傷らしいものが特に残ってなくてね、 あの、気づいたらさ、鼻だけがポロっと取れてたんだよね?あとでちょっと何とかする からさ。この前みたいにちょっと・・ 舌入れていいかな。」(彼女の顔に急接近。 「んふぅーもう。何〜、そんな気分もう。」 ─ ほらほらほら。やっぱり大丈夫だったじゃん。よし。 「もう、そんなに強く揉まないでよ。ケンちゃん。」 ─ ケンちゃんでも今はいい。 「ちょっと胸だけ見せて。」 「えぇー?いつも別に断らないのに・・。変だな。」 ─ よしよし。こういう胸か・・・。あっはっは、よし。 「ちょっとベルト外してくれる?」 「うん、いいけど・・でも、鼻が無いと変だよ。」
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621 :<if> ストーリー代行者 ◆rfvLewovkA []:2017/12/07(木) 02:31:54.49 ID:UiqCVuj90 - 「合体完了っっと・・。あー、よかった。」
「何、下品なこと云ってんの?そんな風に言わないでよ。」 「あ、ごめん。どんな彼氏だったの?」 「どんな彼氏って、あなたでしょ?」 「うん、まぁ、そうだけどさ。先輩に頭殴られてさ、何かポーっとしてんだよね・・。」 「だいじょうぶ?だれ?先輩って。その人酷いことするね? ってホントなの?嘘だよね。これ何か、顔の真ん中に平面があるだけで変だよ。」 「うん、そうだろうと思うよ・・。」 「ねぇ、なんで眉毛も剃ってるの?」 「眉毛はいいじゃん。眉毛は何のためか解らないじゃん。ちょっと急いでてさ。」 「先輩と喧嘩して?」 「そうそう。先輩と喧嘩して眉毛剃られちゃったんだよね。」 「そう。って云うかさ、なんで口の位置も違うの?そんなに殴られたの?」 「うん、まぁ、どうしよう。ちょっと連絡先、聞いていいかな? っていうか、おれさ、先輩のせいでさ、記憶が曖昧でさ、実家の電話番号ド忘れしたんだけど、 おれの実家の番号とか知ってる?」 「連絡先?え、あ、実家なら知ってるよ。」 「ありがとう。あ、いいや、また連絡する。」
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622 :<if> ストーリー代行者 ◆rfvLewovkA []:2017/12/07(木) 02:44:05.69 ID:UiqCVuj90 - 「あのー、あなたの息子なんですけどー。もしもし。」
「はい、あぁー、ケンヤか。どうした?」 「ちょっと足、捻挫しちゃってさ、ここから歩いて帰れないんだよね。 今はさ、〇〇〇っていう大きな看板が見えててさ、近くにコンビニが 見えるんだけど、そこまで来てくれる?」 「あぁ、どうした?大丈夫か。」 「うん、大丈夫。あ、ちょっと待って。30分くらいしたら家を出てくれる?」 「あぁ、わかったよ。それじゃ。」 ─ よし、急いでコンビニ行こう。 「あのー、鼻が無くなっちゃったんですけど、どこかに 鼻があるように見えるものとか無いですかぁ。」 「えーっと・・はい、えーと、少々お待ち頂けますか?」 (中から店長が出てきて)「お医者さんに見て貰ったの?」 「はい。でも、今は急いでて取り敢えず鼻に見えるものなら・・」 「そう。お医者さんに見せてるならいいけど、マスクとかどう?」 「あぁ、マスクですか。これ、いいですね。ありがとうございます。 あと、マジックありますか?」 「マジックならココだよ。」
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623 :<if> ストーリー代行者 ◆rfvLewovkA []:2017/12/07(木) 03:12:55.33 ID:UiqCVuj90 - 「あ、親父。」
「あ、親父?何だそれ?まぁいいけど・・。 前は父さんだったのにな?」 「うん。まぁ、父さんか。まぁ、親父でいいよ。」 「うん・・。まぁいいけどさ。そう呼ぶのか・・。」 「うん、あなたがおれの親父だから。」 「そうだ。俺はお前のお父さんであり、親父だよ。自分で云うのも何だか 不思議な感じがするけどな、どうしたんだ急に。」 「ううん、いいんだ。取り敢えず、家に帰れる?」 「あぁ、一緒に帰ろう。そこに車を止めてある。」 ─ 10分後、 「着いたよ。」 「あぁ、ありがとう。」 「家の中には誰がいるの?」
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624 :<if> ストーリー代行者 ◆rfvLewovkA []:2017/12/07(木) 03:24:01.10 ID:UiqCVuj90 - 「誰がいるの?ってそれはこっちが聞きたいんだけど・・。」
「やっぱりそうか・・。」 「やっぱりそうか・・って?」 「お前はその家にいる人を何て呼ぶか決めていないのか・・。」 「うん、まだ、解らない。ほんとうは知らない人なんだよ。」 「知らない人であってもお前がどう思うかによって お前の方から何か思えるはずだ。家の中には兄さん達がいるよ。」 「兄さんって何人くらい?」 「変なこと聞くなぁ。何人だってぇ?」 「あぁ、あの家の中にはどれ位の人数がいるの?」 「何人くらいがいい?」 「一人もいない方がいいけど、あなたは少なくともいるんですよね?」
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625 :<if> ストーリー代行者 ◆rfvLewovkA []:2017/12/07(木) 03:37:00.42 ID:UiqCVuj90 - 「何を馬鹿なことを云ってるんだ?お前、自分じゃ家に帰れないって云うから、
おれが迎えに来てやったんだろう?それともお前は今日から俺の息子じゃないのか?」 「あの家は貰えないんですよね?」 「何をまた馬鹿なことを云ってる。やるもやらないもお前が決める事じゃない。 俺がふさわしいと思ったらやるかもしれないが、お前はまだ、やることも決めてないだろ? それからだ。なにをやる?お前がもし、この家を守ってくれる人間だと思えば、俺のほうでも それを考えていい。だが、何をやる?それによっては、この家もやらないかもしれないし、 いつまでもこの家に住んでいいとは云わないかもしれない。どうする?」 「いや、俺は取り敢えず、一人で住みたいんだ。金、貸してくれるかな?」 「金か。幾らだ。取り敢えず、一人で住めるようにして欲しいのか?」 「うん。わかった。だったら、まず、この家で少し家族というものに馴染め。 嫌いでもな。それから誰とも喧嘩をしないようになったら考える。いいな。」 「うん。ありがとう。」 ─ 家の中には、声をかけてくれる人達がいた。 「初めまして。」 「あなたからすれば初めましてかもしれないけれど、こちらはあなたを知ってるよ。そういう時、なんて言う?」 「私はあなたを知らないんですけど・・。」 「だったら、知ろうとすればいいさ。何か話しかけてくれるか?」
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626 :お詫び。[age]:2017/12/07(木) 03:43:57.92 ID:UiqCVuj90 - すみません。霊からの干渉が入って台詞が一つ抜けてしまいました。
「金か。幾らだ。取り敢えず、一人で住めるようにして欲しいのか?」 「うん、そう。早くこの家から出たい。」←ここが書き込む瞬間、抜けてしまいました。 「わかった。だったら、まず、この家で少し家族というものに馴染め。 嫌いでもな。それから誰とも喧嘩をしないようになったら考える。いいな。」
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627 :本当にあった怖い名無し[]:2017/12/07(木) 03:46:19.80 ID:UiqCVuj90 - 憑依が激しくなってきたので、ちょっと休憩します。
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628 :つづき<if> ストーリー代行者 ◆rfvLewovkA []:2017/12/07(木) 10:32:26.75 ID:UiqCVuj90 - 「じゃ、あなた達ってどうして媚びてるんですか?組織に。」
「え?・・媚びてる訳じゃないよ。お世話になってるんだ。」 「それってかなりお人好しじゃありません?このままじゃよく無いですよ。 自分達のほうで創造主を始めて、どっちが<想像主>に見られるかどうか、 死者を待ってみるというのもいいと思うんですけど・・。」 「あぁ、そう。君は以前、犯罪者だった人なのかな?云うことが非常識すぎて反乱者として今すぐにでも 知らせた方がいいみたいだ・・。 あの、お父さん、すいません、この人、自分の方が創造主を始めてどちらが本物に見られるかを試したいと 云ってるんですけど、この者をどのようにすればいいでしょう。」 「あぁ、そうか、おもしろいな、そこまで図々しいやつは。ケンヤ、お前は本物に見られる方法を知ってるか?」 「いえ、なにも聞いてません。」 「そうか・・、では、教えてやろう。わたしに憑依しなさい。頭の位置を合わせるようにして・・、そう。そうだよ。 上手いじゃないか。もう、そろそろ姿は似てきたんじゃないか?どれどれ見せて見なさい。あ、まだ身体が細いよ。 もう少し身体も合わせてみようか。そう、いいね。どれ、段々と・・。」 「あの、こういうことをやりたい訳じゃないんですけど・・。」 「なんだ、ちがうのか。(辺りを見回して)おい、こいつ、どうやら反逆者じゃないみたいだぞ?」
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629 :<if> ストーリー代行者 ◆rfvLewovkA []:2017/12/07(木) 10:36:50.84 ID:UiqCVuj90 - 「ほんとはずっと付き合ってる女性がいてですね。その人のお名前をお聞きしたいのですが?」
「(笑い)・・。あぁ、やっぱりそのことか。その子がいいか?」 「取り敢えず、別れるのは勿体ないのでその子から始めたいと思います。」 「ほかの人もいるぞ?どうする?あの子より真面目だがな。」 「見てしまうと気持ちが変わりそうなんであの子にしたいんですけど彼女の名前は?」 「うん・・・。彼女は、ミホだ。」 「ミホ・・?」 「そう。ミホさんだよ。」 「苗字は何て云うんですか?」 「桜井・・、桜井美穂。」(仮名) 「そうですか。ミホちゃんか・・・。その子のところに行っていいですか?」 「あぁいいけれど、ちょっと待って。その前に彼を見せたい。」 「彼?」 「ミホと付き合ってる彼氏のことだ。」 「あぁ、ケンヤのことですか?」 「いや、〇〇のことだよ?知ってるか?」
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630 :<if> ストーリー代行者 ◆rfvLewovkA []:2017/12/07(木) 10:56:52.14 ID:UiqCVuj90 - 「どこにいるんですか?そいつは。」
「今、ちょうど働いているところだからお見せしよう。」 ─ どこかの会社の中の風景だ・・。あぁ、結構、可愛い女性もいるな・・。 「ほら、あそこにいるワインレッドのネクタイをしている男性・・、髪を軽く右に流してる・・、そう。」 「彼が・・誰でしたっけ?」 「だから、〇〇だ。」 「だから、今度、君が生まれ変わる人だよ。」 「今度、自分が生まれ変わる人?」 「そうだ?」 「ケンヤは、生まれてるんですか?」 「ケンヤは、〇〇よりも生まれるのが後になるけど、元々はお前のお兄さん、ここではシールと呼んでいる。」 「シール?何だかみんな外人みたい・・。」 「おーい、シール。こっちに来てくれ。今、彼はケンヤになってきたところなんだが、今度、 3番目のタックになるんだ。ちょっと3番目のタックとして帰って来る予定の奴に挨拶をしてくれんか。」
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631 :<if> ストーリー代行者 ◆rfvLewovkA []:2017/12/07(木) 11:16:35.17 ID:UiqCVuj90 - 「やぁ、きみがタックの兄弟か。これからもよろしく。暫く話せなくなるかもしれないけど、もしかしたら、
きみが少し大人になった時や仕事をするようになった時は、自分の性格も入るかもしれないから覚えておいて。」 「覚えておいて、って云っても、生まれ変わりをしたら忘れるんでしょ?」 「いや、忘れるっていうのは、ほんとは全く話したことが無いような感じの事なんだ。 だから、君は覚えているはずだよ。地上に行っていつか会うかもしれない何番目かの僕のことを・・。 つまり、その人に会っても、ぼくの・・・この雰囲気を嫌いにならないでよ、ってことさ。」 「うん、・・まぁ、わかったよ。ありがとう・・。やさしい方ですね?。」 「ほんとは君の方がやさしいと云われたりするんだよ?まぁ、それはいいか。」 「俺なんて全然、優しくないですよ。」 「ふふ。君が丁度、同じ位の時期に地上へと行く事になる何番目かの僕と話が出来るように、 今、紐を君の身体につけたからね・・、暫くは僕も、他の人を見ているけれど、また会うと思うから。」 「どこで?」
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632 :<if> ストーリー代行者 ◆rfvLewovkA []:2017/12/07(木) 11:18:28.99 ID:UiqCVuj90 - 「今はいいんだ。今は、僕のことを苦手じゃ無ければそれでいい。それとも僕のようになってみるかい?」
─ 先ほどの紐から何か空気のようなものが送られて自分の姿がシールに変わってゆく。 「お前、ケンヤよりシールのほうがいいだろ?」 「はい。ケンヤより全然、落ち着いてますね。」 「どうだ?ケンヤとして生まれ変わるよりもシールとして生まれれば、先ほど紹介したミホとは結婚できる。 子供は今のお前よりもずっと静かに動ける人だ。」 「誰ですか?」 「リッスンだ。」 「リッスン?ほんとう。 だったら将来、かなりいい人になってくれるんじゃない?」 「そうだ。お前が生まれ変わるって気持ちになってくれたからだ。」 「よし、リッスンが子供として生まれてくるなら安心だ。ミホさんと結婚する。」 「わかった、そのように予定しよう。」
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633 :本当にあった怖い名無し[age]:2017/12/07(木) 11:32:25.71 ID:UiqCVuj90 - ちょっと私用で遠方まで面接に行ってきます。5時間位、家に帰って来ないので
取り敢えず、これで打ち切りにします、というかそろそろ>>416と繋げて終わるつもりだった・・。
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