- 幽霊は本当にいるのか(いないのか)Rその32
534 :本当にあった怖い名無し[sage]:2017/11/19(日) 11:19:06.95 ID:zm4E/7O10 - 幽霊は見て語れ 見ずして語るなかれ
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- ほんのりと怖い話スレ 126
421 :本当にあった怖い名無し[sage]:2017/11/19(日) 11:27:20.78 ID:zm4E/7O10 - アブラメ太郎様
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547 :本当にあった怖い名無し[sage]:2017/11/19(日) 12:18:04.58 ID:zm4E/7O10 - 見に来てよ
http://scoby.blog.fc2.com/
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593 :1/5[sage]:2017/11/19(日) 15:12:03.81 ID:zm4E/7O10 - 小学校6年生のときのことです。当時、自分はいじめられていました。
自分の小学校は学年一クラスの小さなところだったんですが、 そういう学校というのは、小さい頃からの力関係がずっとつきまとっていて ガキ大将はずっとガキ大将のまま、いじめられっ子はイジメられっ子のままなんです。 ただお互いに気心がしれているから、そんなにひどいイジメはないんです。 そのかわり、力が上の側は下のやつとの関係が逆転するのをすごく嫌がってましてね。 そういう兆候に敏感というか、下のやつが反抗しそうなそぶりを見せたときには かなりキツくガツンとやるんです。 今のニュースなんかになるイジメともちょっと違うんです。親分と手下の関係というか。 ああ、話がそれてしまいましたね。 ガキ大将は松山ってやつでした。幼稚園にいかないでいきなり小学校に入学して すぐクラスを支配してしまったんです。 主に腕力ですね。親が山屋・・・林業をやってまして、 小さい頃から親について山に入っていたらしく、腕力、体力があるんです。 自分は悪いことにこいつと家が近かったから、すぐに目をつけられてしまいました。 勉強はできません。小6でも漢字がほとんど書けませんでした。 そもそも授業中に自分の席にいることなんてなかったですから。 いつも担任を困らせていましたよ。
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594 :2/5[sage]:2017/11/19(日) 15:13:44.21 ID:zm4E/7O10 - そのくせ悪知恵は働くんです。狡猾と言えばいいんでしょうか。
松山の親は、金がないわけじゃないんだけど子どもに無関心で、 学校で悪さをして先生方が親を呼びだそうとしても、絶対に出てこないんです。 そのかわり松山にも、何か買ってやったりとか、どっかに連れてったりとかしないんです。 自分はじいちゃんばあちゃんと同居で、可愛がられていろんなものを買ってもらってたんで、 ゲームとかラジコンとか、そういうのを松山にねらわれて巻き上げられてしまうんです。 物をとられても親には言いませんでした。 そんなことをしたら手ひどく叩かれる上に、物は戻ってこないんだから。 さあねえ、家族もうすうすは知ってたんじゃないですか、松山に取られてることを。 ただね、最初から暴力で巻き上げるわけじゃないんです。 そのあたりは松山にもこだわりがあったんでしょうか。 何か最初に恩を売って「お前のためにこれやってやったから、ゲームソフト貸してくれや」 とか、いろんなパターンがありました。あと賭けなんかも。 2月のことでした。松山といっしょに帰ってたんです、カバン持たせられて。 松山はランドセルを最初から持ってなくて、大人が使うようなカバンで登校してました。 雪道を歩いていると、松山が「神社にいって賭けをしようぜ」と言い出しました。 学校からの帰り道に小山に登る細い道があって、村の氏神神社に続いているんです。
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595 :3/5[sage]:2017/11/19(日) 15:14:45.60 ID:zm4E/7O10 - 神社といっても神主はただの農家のおっさんで、資格はあるんでしょうが
何かの祭事があるときしか社殿にはいません。 田舎なんで旧正月の行事があるため、1月過ぎても雪寄せして道はついてました。 神社での賭けがどういうものかわからないままついて行ったら、 鳥居をくぐって短い参道を脇道にそれました。 そこは松の林になっていて、その枝におみくじが結びつけられている場所がありました。 枝の重なった下のために、連日の雪でもくじはけっこう残っていましたね。 ほとんどがその年の初詣のものだったでしょう。 「これほどいて、どっちがいい順番かで賭けをしよう」 この順番というのは、大吉とか末吉とかああいうやつのことでしたね。 「もしお前が負けたら、◯◯のソフトをしばらく貸してもらうぜ」こう言いましたが、 松山自身が負けたら・・・ということは絶対に言わないんです。 こちらが言い出せないことを見透かしていたんだと思います。 自分はこのおみくじはとっちゃいけないものなんじゃないかと思いましたが、 それも言い出せませんでした。 午後になって寒さがゆるんで、松の木からはぽたぽた水が落ちていました。
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596 :4/5[sage]:2017/11/19(日) 15:15:47.85 ID:zm4E/7O10 - 「いっせいの、でとって、手にはさんで同時に開くんだ」
それで手近ののを一つ外して、濡れてよれたのを開いて松山のと比べました。 自分のは中吉、松山のは凶でした。負けたのがわかったんでしょう。 「今のは練習な。もう一度やろう」 二度目は自分が末吉、松山はまた凶でした。 松山は「ふん」と鼻を鳴らし、くじをもみくちゃにして足元に捨て、 「最後もう一回やろう。最後に勝ったのがホントの勝ちだ」 松山は木の下をうろうろして、時間をかけてくじを選ぶふりをしながら、 透かして字を見ているようでした。 よさそうなのを見つけたらしく、自信満々に戻ってきて開いて確認していました。 ズルですがしかたありません。それから同じように掌に入れて開いたとき、 松山の掌から長い褐色のものがこぼれ出ました。ゲジゲジだと思いました。20cmはありました。 こんな冬中にゲジゲジが外に出ているはずはないし、そもそも子どもの掌には入らないでしょう。 それが松山の足元に落ちて雪の上で身もだえし、また松山の足を這い上がってきました。 「うわっ、何だこれ。うわ」と言いながら松山は払い落し、足で踏みつけました。 ゲジは雪に埋もれてすぐ見えなくなり、本当にいたのかどうかもあやふやな気になりました。 松山の手にあったはずのくじも見あたりません。 松山は「何なんだよ」とつぶやき、興味をなくしたように「もう下りようぜ」と言いました。
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597 :5/5[sage]:2017/11/19(日) 15:17:04.46 ID:zm4E/7O10 - それでもソフトのことは諦めてなくて、雪道を下りながら「貸せよ」と言ってきました。
当分返ってこないとわかっていても「うん」と言うしかありませんでした。 もうすぐ下の道に出るというところで、パトカーのサイレンの音が聞こえました。 松山はもう神社であったことを忘れて興味津々の様子でした。 自分たちの家に近づくとサイレンはどんどん大きくなって聞こえ、 パトカーが数台、松山の家の近くに停まっているのが見えました。 向こうから車が一台近づいてきて自分らの前で止まると、 大人が出てきて「こっちゃ来い」と言って松山の手を引いて車に乗せました。 松山にカバンを渡そうとしたとき、 ジャンバーの背中にピタリとおみくじが貼りついているのに気がつきました。 目をこらしてよく見ると、「大凶」と書かれているようでした。 後で聞いたところによると、松山の父親が架空取引詐欺でつかまったということで、 そのまま松山もどこかに転校していってしまいましたよ。 終わり
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425 :本当にあった怖い名無し[sage]:2017/11/19(日) 16:56:09.92 ID:zm4E/7O10 - 創作でしかも幽霊の話じゃないんだが投稿していいかな
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604 :本当にあった怖い名無し[sage]:2017/11/19(日) 17:03:49.02 ID:zm4E/7O10 - もち創作だよ
本当はほんのりに投稿するはずだったが間違えた
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426 :本当にあった怖い名無し[sage]:2017/11/19(日) 17:26:34.03 ID:zm4E/7O10 - 返事がないので投下
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427 :1/5[sage]:2017/11/19(日) 17:28:27.95 ID:zm4E/7O10 - 新婚2年目の5月のことです。前の年に赤ちゃんができて、生後半年でした。
あの頃は集合住宅に住んでいまして・・・かなり大きな団地でしたが古くて・・・ 入居者も歯がかけたようにほつぽつとしか入っておらず、 子どもがもう少し大きくなったら新しくて広いところに越そうと、夫と話をしていました。 夫は食品販売の会社に勤めていたんですが、4月から3ヶ月の長期出張で地方支店に行ってました。 週末には帰って来ましたが、平日は赤ちゃんと2人でのんびりと過ごしていたんです。 それでですね、第2週の月曜に、右隣に新しく人が越してきたんです。 事前の連絡なんかはなかったです、自治会があまり機能してなかったんですね。 私が午後に赤ちゃんを乳母車にのせて2時間ばかり買い物に出ている間に、 もう引っ越しは済んでしまっていましたから、荷物はあまりなかったんだと思います。 先ほど、のんびりしたと言いましたが、やはり寂しさもありましたので、 話し相手になるような人ならいいなと思ってました。 ところがその日も、翌日もご挨拶も何もなかったんです。 こちらから伺うのもなんですし、そういうのが今風なんだと思って黙ってました。 ところがそれだけじゃなくて、通路で会ったとき私から挨拶しようとしたら、 ふいと横を向いて部屋に入ってしまったんです。 私より5歳位上でしょうか、ちょうど夫くらいの年齢だと思いました。 きれいな方だと想うんですが、ボサボサの髪に化粧っ気はまったくありませんでした。
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428 :2/5[sage]:2017/11/19(日) 17:29:29.32 ID:zm4E/7O10 - 失礼な人、と思いましたが、どうやら一人暮らしで、昼夜逆転の生活をしているようでした。
日中は出かける様子がないし、夜ずっと部屋に明かりがついていたんです。 どうしてわかるかというと、物干し場をかねているベランダが、 胸までの高さの仕切りはあるもののつながっていて、 そこから身をのり出すとサッシ戸がのぞけるんですが、 新しいカーテンのすき間から夜中ずっと明かりが見えてたんです。 いえ別に監視していたわけじゃなくて、なんとなく薄気味が悪いなと思ってたんです。 ・・・夜の仕事というわけではなさそうでした。 ときおり深夜に出かけることもありましたがすぐ戻ってきて・・・ 食料をコンビニ等で買ってたんだと思います。 そのうち土曜日になり、夫が帰ってきたのでお隣の話をしましたが、 「へえ、そう」と言ったぐらいでほとんど関心がないようでした。 翌週の月曜日、天気がよかったのでベランダに洗濯物を干していましたら、 そのお隣のベランダを白い猫がうろついていました。 動物が好きではないので種類はわかりませんでしたが、ごく普通の日本の猫に見えました。 ノラ猫ではないと思いました。この4階のベランダに登ってくることができるとは思えませんし、 首に鈴がついてチリチリ鳴ってましたから。それに手術しているのか鳴き声もたてません。 お隣で買っている猫なんだろうか・・・ 団地はペット禁止でしたが、そのときは苦情を言うつもりはなかったんです。
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429 :3/5[sage]:2017/11/19(日) 17:30:30.29 ID:zm4E/7O10 - それが・・・数日後風を入れるためにサッシを開けていたら、
どうやらその猫が入り込んだようなんです。 寝室のほうに寝かせてある赤ちゃんのベビーベッドの布団にひじょうに臭いシミがついていました。 もちろん赤ちゃんはおむつなので、赤ちゃんのおしっこというわけではありません。 いつも寝室への襖は少し開けていますので、 そこからベランダを通ってそこから入り込んだとしか考えられませんでした。 これは苦情を言うしかないと思い、意を決して通路に出、隣の部屋のインターホンを押しました。 しばらく間があって「・・・何ですか」と機械のような抑揚の返事が返ってきました。 「あのお宅で飼っている白い猫のことなんですが・・・」 「・・・猫がどうしたって」 「ベランダからうちに入り込んでるみたいなんです」 「それで?」 「困るんです。うちには赤ちゃんもいますし」 ここでまた間があって、「赤ちゃん」とインターホンからあざ笑うような声が聞こえました。 「ドア開けられないからそのままベランダに出て。そこで話すから」 ベランダの仕切りごしに話をするということなんだろうか、なにか部屋に入れられない理由でも・・・ それで不承不承ベランダに出ました。
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430 :4/5[sage]:2017/11/19(日) 17:31:31.42 ID:zm4E/7O10 - 待っているといつまでも出てきませんので、そこから声をかけました。
「あのベランダに出たんだけど」 するとサッシのすぐ後ろから「今行く。準備してるんだよ」と声がして、 隣の女が両手に頑丈そうな白の布袋をひきずって出てきました。 相変わらずボサボサの髪でジャージの上下でした。 「あんたに迷惑かけたようだから猫を始末するよ・・・どっちの袋に猫入ってると思う」 わけがわからず黙っていると、 「早く選べよ、この2つの袋には猫とお前の赤ちゃんがはいってるんだよ」 「嘘!!そんなことありえない」 「・・・お前が最後に赤ちゃんを見たのはいつだよ? さっきこの仕切りを乗り越えて袋に入れたんだよ」 袋は下に置かれていましたが、よく見ると どちらも布を突っ張るようにして中で動いてるものがあります。 私は思わず赤ちゃんを見に部屋へ戻ろうとしましたが、 「動くな!動くとガキを入れたほうを下に放り投げるよ!」 「早く選びな。3つ数えるうちに選びな、1・2・・・」 私は仕切りにとびついて乗り越えようとしました。でも足が上がりません。 女は片方の袋を持ってベランダの向こうの仕切りまで後じさりすると、 高笑いしながら、両手で袋を外への手すりの下のコンクリの柱に叩きつけ出しました。 「アハハハハハハハ、さあ、死ね、死ね」
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431 :5/5[sage]:2017/11/19(日) 17:32:33.60 ID:zm4E/7O10 - 袋の中で「ギッ、ギイイッ」というくぐもった声がしていました。
女はすぐに疲れて、袋をコンクリの角に立てかけて足で踏み始めました。 「ギッ、ギニャッ」「アハハハハハハハハ」白い袋に赤く血が滲んできました。 私は仕切りを越えるのをあきらめ、寝室まで走りました。 赤ちゃんはベビーベッドですやすやと眠っていました。 「お前の赤ちゃんは声帯取ってないだろうが、アハハハハハハハア」 ベランダで女が叫び声を上げていました。 私は迷わず警察に通報しました。 ここからのことは話したくないです。 女は夫の昔の恋人だったみたいです。あの団地のことを調べて越してきたみたいなんですね。 夫がそのことを知っていたかどうかはわかりません。 裁判のときには知らなかったとは言ってましたが・・・離婚したんです、このことのせいで。 女のほうは動物虐待ですか・・・たいした罪にはなりません。 両親らしき人が警察から引き取って連れて帰ったはずです。 どこかの病院に入院してるんじゃないかと思いますがわかりません。 あと、猫の袋とは別のもう一つのほうには、動く赤ちゃんのリアルな人形が入ってました。
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611 :本当にあった怖い名無し[sage]:2017/11/19(日) 17:47:14.06 ID:zm4E/7O10 - ほんのりに別の創作を投下した
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641 :本当にあった怖い名無し[sage]:2017/11/19(日) 18:18:06.17 ID:zm4E/7O10 - おお、同和スレになってる
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