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422 :本当にあった怖い名無し@転載は禁止[sage]:2016/02/14(日) 13:54:02.05 ID:6ss91Br/0 - 今から23年前の実体験カキコしていいかな?
何回かカキコする事になると思うから、適当にスルーして下され。 「あれは忘れもしない・・・」と始まりたいところだが、実際のところ 詳しい日にちまではすっかり忘れた。ただ暑い日だった事は覚えてる。 その頃(23年前な)俺は宅急便の仕事をやめて、長距離専門の運送会社 に入社したんだ。その会社は県内でも有名な程、運チャンに対して待遇の いい会社で有名だったし。高速は乗り放題だし。そんな会社に入社出来て 「ラッキー」とか思ってた。与えられたトラックはちょい古かったけど。
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423 :本当にあった怖い名無し@転載は禁止[sage]:2016/02/14(日) 13:55:16.99 ID:6ss91Br/0 - 「入社して最初のうちは近距離の仕事を何本かしてもらうよ」との事。
ある日N県に行ってくれと言われたんだよ。ここからが本題。 N県に行く為にG県を走ってた。A市に入ると、右車線工事中の為片側 交互通行。時間帯は比較的早かった気がする。多分23時30分くらい。 結構長い距離の工事らしく、渋滞もそれなりにしてたんだ。俺はタバコ プカプカしながら渋滞にはまってた。 そしたらこう言っちゃ失礼だが「加齢臭」が車内に漂ってきたんだ・・・ 俺は「なんだぁ?もしかして俺?」なんて思いながらもまだ停車中。 今度はいきなり耳が遠くなったんだ。すぐ前でしてるはずの工事の音も そんなに気にならないくらいに。 トラックの運転席の後ろには寝台っていう簡易ベッドみたいなもんがあ るんだが、ホントに俺の真後ろの寝台からその臭いは漂ってきてた。 しかも息遣いも聞こえる。俺はガクブルどころじゃなかったよ!しかも、 どうやら「ソイツ」は俺の顔を覗こうとしてるらしい。左肩のほうから どんどん迫ってくるんだ。
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424 :本当にあった怖い名無し@転載は禁止[sage]:2016/02/14(日) 13:56:24.52 ID:6ss91Br/0 - 俺は「ソイツ」の顔を見たら終わっちまうかも知れないって思った。
フロントガラスが鏡にならないように身を乗り出して、ガラスと俺のおでこ がぶつかるくらいの体勢で我慢してた。それでも「ソイツ」は迫ってくる。 そんな時にやっと前の車が動き出したんだ。 チョーきつい体勢のまま、ひたすら我慢した。周りから見たら、ものすごく 変な奴に思われてたかもしれんが、その時の俺はそんな事考える余裕なんて まるで無し。ひたすらそのまま我慢してた。耳元に「ソイツ」がきた時、も うダメか・・・ってホントそう思った。 「ソイツ」は耳元で間違いなく2回、ため息をついたよ・・・ 渋滞を抜けて、やっとスピード出せる頃には隣のM町に入ってた。俺は無我 夢中でそのキツイ体勢のままひたすら走り続けた。 気がついたら「ソイツ」の気配は無くなってたよ。 N県の現場に着いても興奮と恐怖で一睡も出来なかった。そのまま朝日を見 て、生きてる事を実感してた。荷卸してた時も、「ソイツ」の事を言いたく てたまらなかったけど、「誰も信じてくれる訳ないやー」って考えてた。
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425 :本当にあった怖い名無し@転載は禁止[sage]:2016/02/14(日) 13:57:46.25 ID:6ss91Br/0 - ただ荷卸が終わって、会社に戻るには来た道を戻らなければならない。でも
俺はその道を通る事は絶対にしたくなかった。だから遠回りをしてT市経由 で帰ったが、遠回りの為か、会社に着いたのは予定時間より3時間も過ぎて た。新人だった為か、みんな心配して待っててくれてた。ホント嬉しかった。 常務からは「どっかで寝ちまったか?」なんて言われ、「えぇ、すみません」 とだけ返事したよ。 運転手控え室にも、この日俺の歓迎会を開くために沢山の先輩が集まってく れてた。みんなに「遅いぞ!」なって冷やかされてるうちに、なぜ遅くなっ たのか理由を言わなきゃいけない羽目になった。 「いやぁ冗談じゃなくー、A市で恐怖体験しちゃいました!!」って言った 瞬間、みんなの手が止まったんだ。みんな俺に大注目してるし。なんだろ? みたいな感じだったよ。
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426 :本当にあった怖い名無し@転載は禁止[sage]:2016/02/14(日) 13:59:19.27 ID:6ss91Br/0 - 俺はA市で「ソイツ」に会った事、「ソイツ」のおかげで遠回りして帰って
くるのが遅くなった事を話したんだ。 ある先輩が「ちなみにA市のどこら辺?」って聞いてきたから、忘れもしな い、ずぅぅぅぅっと止まってた交差点名と近くに○○電気があった事、全部 話したんだ。みんな硬直してた。そのうちみんな目を合わせながら「どうし よう?」ってな感じで目で会話してたからさ、「すっごく気になるから教え て下さい!」って言った。教えてくれたよ。 俺がこの会社に入れたのは、一人やめざるを得ない状況に陥ってしまった事。 その状況とは、その交差点で死亡事故を起こしてしまったから。死亡させて しまった相手方は、老人の男性。 「A市のどこら辺?」って聞いてきた先輩が、事故をおこしたトラックを引 きとりに行った際、フロントガラスに多量の毛髪が挟まってた事。その後、 そのトラックを修理して俺が乗っている事。全部教えてくれたよ・・・
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427 :本当にあった怖い名無し@転載は禁止[sage]:2016/02/14(日) 14:01:00.96 ID:6ss91Br/0 - 俺は分かったんだ。「ソイツ」は老人男性で間違いないよ。その老人は、死
亡の直接原因となった俺が乗っているトラックを、あの交差点でずっと待っ てたんだ。やっとそのトラックが来たからいざ乗ってみると、運転している のは全く別の男(おいら)だった為、悲しみのため息をついた事。 やっぱり俺は顔を見られてたんだ・・・ 先輩方大勢ついてきてもらい、常務にこの事を報告した。 「そっか・・・・・分かった。」何日後か忘れたが、俺のトラックを目の前 にして、神主が一生懸命変なの振り回してた。俺も一生懸命お願いした。 それから二ヶ月くらい経って、その交差点を通ったけどなんも起きなかった。 事故を起こした先輩(見たことないが)は、それ以来音信が取れないって。 どこでなにしてんだかー。
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90 :本当にあった怖い名無し@転載は禁止[sage]:2016/02/14(日) 14:08:40.88 ID:6ss91Br/0 - 寝れないから書いてく。
まだ俺がガキの頃、小学校の裏に公園があってそこでよく遊んでた。 でっかいタコの遊具がありタコ公園って呼ばれてて小学生には人気の公園。 昼間はゲートボールを楽しむ老人や家族連れで賑わっていたが夜はそんな雰囲気がガラリと変わる。 なぜならそこはもともとが墓地でそれを壊して建てられた公園だからだ。 それを証明するように公園の入り口近くにはでかでかと慰霊碑が建てられており、公園の敷地の近くにもお墓がズラリと並んでいる。 中学生になった俺は夏休みのある日友達と肝だめしにこの公園にやって来た。 この公園は一周出るようにウォーキングコースがあり、そのコースを1人で歩くとゆう普通の肝だめしだ。 時間的には一周10分ほど。ちなみにウォーキングコースなのに街頭などは一つもなく携帯のライトが頼り。
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91 :本当にあった怖い名無し@転載は禁止[sage]:2016/02/14(日) 14:09:45.29 ID:6ss91Br/0 - まず1人目がでて5分ほどで帰ってくる。
怖くて走ったそうだ。バカにされながらもこれはヤバイと言う。何かがついてくると。 最初はみんなも怖がらせるために大袈裟に言ってると思ってた。 そして2人目 こいつも五分ほどで帰ってきたが明らかに様子がおかしい。 帰ってくるなり、もうやめようと言う。 聞けばこいつも何かに後を追われてる気がして走らずにはいられなかったのだと。 そして俺の番が来た。 最初は歩いていたが徐々に早足になっていた。 確実に誰かが俺の後ろにいる。 それも近すぎず遠すぎず嫌な位置に。 でも走れば引き離せる距離だなーなんて変に冷静になりながらも早足で歩く。 コースの半分を過ぎたあたりで俺は歩くのやめた。 暗くてはっきりとは見えないが前から人らしきシルエットがこっちに向かってくるのが見える。携帯のライトの明かりもだ。 俺は友達が心配して来てくれたのだと思い全力で走った。 だがそこにいたのは俺の親父で俺に会うなりすぐさま家に連れ戻された。
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92 :本当にあった怖い名無し@転載は禁止[sage]:2016/02/14(日) 14:11:39.17 ID:6ss91Br/0 - 帰りの車中で親父は言った。友達は帰した。心配するな。だがお前はあのままお父さんに会わなければ帰ってこれてないと。
訳がわからなかったがとりあえずその日はめちゃくちゃ怒られたのですぐにふて寝した。 次の日友達が家に来たので話を聞くといかに自分が危険な状況にいたか理解出来た。 あの夜俺は公園内で行方不明だったそうだ。 出発したきり10分以上待っても戻ってこない俺を友達が一時間探し回ったらしい。 それでも見つからないので俺の親父を呼びに行ったんだと。 そこでおかしい事に気づく。 友達は俺が出発したコースを逆向きに探した。なぜなら追っかけるよりその方が近いからだ。 なのに俺と友達はすれ違いもしないどころかその姿さえ見ていない。 同じ公園内にいながらも別の空間にいるようにだ。 不思議な体験をしたものだと思いながらも友達には言えなかった事が二つある。 一つ目は親父はどうやって俺を助けたのか。 これに関してはおそらくたまたまだろう。見つかって運が良かったのだと思う。それくらいしか思いつかなかったのであえて言わなかった。 そして二つ目。 友達が俺の家に来た日 友達の後ろにあの夜の何かがついてきてたことを。 以上で話は終了です。文才ないので読みづらいとは思いますがありがとうございました。 ちなみに友達は2人とも今も元気です。 たまに会いますがなんともないようなので大丈夫だと思います。 でわでわ。
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