- ついにアセンションが、始まった [転載禁止]©2ch.net
184 :14@転載は禁止[sage]:2015/01/08(木) 20:25:08.23 ID:kyLrhs020 - 立ち上がって、その吸い殻の火を踏み消して、荷物の中のビニール袋に入れた。
『奇抜な作戦が有効』とか言われても、そんなものは無い。そもそも、作戦というのは、目的を実現させる為の策のことだ。 自らの目的が判らないままこの場に身を置いて居る今の自分に、『作戦』なんてあるはずがない。 その上、頭がまるで回らないから、仮に自分の成すべき目的が明確に見えていたとしても、 的確な状況判断が出来たかどうか、その辺りから既に怪しい。 だから、視線をそらされまくり、無視されまくりの状況で、この意味不明な状況に押しつぶされてしまうより、 ゴミでも拾っている方が、まだマシだった。 それとも、ベンチに腰掛けて途方に暮れていた方がよかっただろうか? 次の目的地への移動を開始すればよかったのだろうか? 靖国を祀って桜を拝んだら、神田明神、素戔嗚尊神社、深川神社と回るのが、『江戸』で果たすべき役割らしい。 この情報の出所も、先日示した『一二三神示解き証し』のブログ。 この頃の私は、ひふみ神示そのものから得た情報と、他のブログ等から得た情報がごっちゃになっていた。 また、この頃にはネットで、ひふみ神示に関わって常軌を逸した行動に走る人』の事例を幾つも目にするようになっていた。 自分自身で、今日は○○してきました、等と報告しているのだから間違いない。 みんな、それぞれ自己流の解釈に基づいて、思い思いの事をやっている。
|
- ついにアセンションが、始まった [転載禁止]©2ch.net
185 :14@転載は禁止[sage]:2015/01/08(木) 20:26:06.56 ID:kyLrhs020 - ひふみ神示の中に、実際に、『変な人が世に出るぞ』とあるけれど、まさにソレ。
『変な人が世に出る』というと、客観的判断のように解釈してしまいがちであるけれど、実際には、 『ひふみ神示に関わると、かなり高い確率で変になる』という事を、当たり障りのない形でそれとなく示しているだけのことだと思う。 さすが、火水(マッチポンプ)。 ひふみ神示や、それに類した物に関わった事があり、しかし、これまで言葉として誰にも語らずにいた、 という人の中にも、きっと、これに類した『奇行』を経験した人が多いのではないかと思う。 私は、《アセンションブーム》とやらの事はよく知らないのだけれど、それを体験した人々の中にも、 同じような経験をした方が多いのだろうと思う。そして、釈迦やキリストやムハンマドが覚醒時に体験したことも、 原理的にはコレと全く同じ物、だと思う。こんなところで釈迦やキリストやムハンマドの名前を挙げると、 まるで私が、それらと聖者と同一のように読めてしまうから、こうも付け加えておく。 いかがわしい新興宗教の教祖様のも、多くは同じような体験をしている。 この現象それ自体は、神に選ばれた証しとかではない。 ただ、そういう境地へも通じる道の入り口ではある、と思う。 迷宮への入り口。 黄泉の国への入り口。 しかし、入り口が同じであったとしても、出口が同じであるという保証は、何処にもない。 入り口は一つ。だけど、出口がどれだけあるかは、判らない。
|
- ついにアセンションが、始まった [転載禁止]©2ch.net
186 :14@転載は禁止[sage]:2015/01/08(木) 20:27:00.27 ID:kyLrhs020 - 人間は、自分の理解の及ばない強大な力の前には、無力だ。
だから、自分の常識で対処できない強大な力に触れると、精神が、あるいは魂が丸裸になる。 この時に、《こうすれば助かる》《この巨大な力は、これを求めている》という《インスピレーション》が沸くと、 人は、どんなに馬鹿げているように見えても、それを実行してしまう。 これらの奇行の裏側にあるのは、そういう仕組み。 その為、幾度かの体験から、《力》の及ばない安全圏を見つけ出した頃、この奇行は収束する(と思う)。 まだ、そう遠くはない昔の時代、人類は病気を悪魔の仕業と解釈して、祈りや呪いで治そうとしてきた。 疫病の猛威に人間が全く無力であった時代は、人間社会全体が、そうやって、《奇行》に走っていた。 だが、やがて医学が発達して対処法か確立されると、祈りや呪いといった《奇行》は自然と消滅していった。 根本にあるのは、これと同じ。 皆、得体の知れない驚異から助かりたい、逃れたい、という衝動に突き動かされていて、それゆえに奇行に走っている。 ただ、神示やアセンションの場合の《奇行》は、個人単位、最大でも数十人といった小規模のものなので、 端から見ると、どうしても、ただの頭のおかしい不気味な人(集団)、に見える。 この奇行が、もしも全体に普及した時、それは《風習》や《文化》の一つとなる。 私の場合はこの時は、靖国を祀って、東京の桜を祀って、平将門(犬)、素戔嗚尊(猿)、明神様(雉)の三柱を祀ってから、 扶桑で桜を拝めというものだったので、まだマシなのだろう。笑い話で済ますことの出来る範疇にあると思う。 (要するに、犬、猿、雉を集めて、桃太郎=鬼退治をするらしい)
|
- ついにアセンションが、始まった [転載禁止]©2ch.net
187 :14@転載は禁止[sage]:2015/01/08(木) 20:27:52.65 ID:kyLrhs020 - まぁ、神に生け贄を捧げよ、とかでなくてよかった。
これらの体験は、後に振り返ってみると、怖ろしく常軌を逸した行動であるため、ただただひたすら、赤面するほど恥ずかしい。 恥ずかしい上に、他人に話して聴かせても、毒にも薬にもなりそうにないため、話す理由も見つけられない。結局、ただ口を閉ざしつづけることになる。そうして、時間が経つにつれ、初めは恐怖した、その強烈な超常的体験の記憶も、徐々に忘却の彼方に押しやられてゆく。 そのようにして通常は、ありふれた日常へ帰還する術を完全に破壊してしまった場合でもない限り、日常に帰って行くのだ、と思う。 能書きが長くなったので、話を戻す。 選挙演説をしている前で、演説を聴きに来た筈なのに一人寂しくゴミを拾って回るという、意味不明の状況がしばらく続いた。用意していたビニール袋は直ぐに一杯になった。手はすっかりヤニ臭くなった。 ごみ箱にそれを捨てる時、ごみ箱の前でホームレスの方を見かけた。ちょっと、不思議な感じのする方だった。この時、私は基本的に、トイレに行って手を洗ったりまたゴミを拾ったりしていただけだ。 一度だけ、数分間。選挙カーの脇にいた桜の三輪という方とお話しをしたものの、なんだか話しがまるでかみ合わないので、引き下がった。 あとは、彼らが撤収する間際に、用意していたお守りを手渡しただけ。お守りというか、名古屋に行った時に購入した、合格祈願切符だ。それを渡しただけ。結局、それだけで終わった。 またゴミを捨てに行った時だったと思う。 さっきのホームレスの方と、また出くわした。 なんというか、心が既に半分、違う世界に行ってしまっているような感じの方だった。
|
- ついにアセンションが、始まった [転載禁止]©2ch.net
188 :14@転載は禁止[sage]:2015/01/08(木) 20:30:29.93 ID:kyLrhs020 - で。
先日名古屋に行った時にであったホームレスの方からも、やはり同じような感じを受けていた。 それで、彼に話しかけてみた。 しかし、この人は知能が低いのか、なかなか会話が成立しない。そんな中、辛うじて通じたのが、 「あなたは《神》ですか?」「そうです」というものだった。 こんな質問、正気なら決して初対面の相手にしてもよいものではないし、相手がそうだと答えたからといって、 何かの証明になるはずもないのだけれど。とにかく、聴いてみて、どんな反応をするのか観察することに、意義があると思っていた。 ルールの判らないTVゲームと一緒だ。 妙だと感じたら、手当たり次第に「しらべる」をするのだ。 ワケの判らない異空間みたいな処に迷い込んでしまったような状況だから、 もう、このぐらいのことはなんという事もなかった。 この頃の私の神という存在に対するイメージは、この荒みきった人間社会の片隅で膝を抱えるホームレスの人々と重なっていた。 ここでいう神は、私にあれこれ言ってくる《神》とは、また違う神だ。 なぜそんなことを思ったかって、神が幸せに暮らせているようなら、人間だってこんな風に息苦しく理不尽な世の中で、 喘いだりしていないと思うからだ。そのイメージが、そのままホームレスの人々と重なっていた。 勝ち残った《優秀な方々》だけが富と豊かさを独占的に享受でき、それ以外は粗末に扱われるる社会、 というのは、神をゴミのように粗末に扱う、いわゆる鬼が跋扈する地獄であって、 人間が求める本当に幸せに暮らせる社会というものは、どんなに貧しくとも、 ホームレスのような状況に陥らずにすむような世のことをいうのだ、と思っていた。 だから、今の世の中にもし、神というものがいるのだとしたら、ひっそりと人間のいないところに潜んでいるか、 もしくは、ホームレスのような状態になっているのではないか、とか考えていたのだ。
|
- ついにアセンションが、始まった [転載禁止]©2ch.net
190 :14@転載は禁止[sage]:2015/01/08(木) 20:44:05.92 ID:kyLrhs020 - それと。このところ、急激に知能が低下していたのは、自分も同じだったので、そう遠くない将来、
自分で自分が誰なのか、理解できなくなる処まで行ってしまう可能性への恐怖もあった。 そうすると、目の前にいる方と、自分の近い将来の姿が、なんとなく重なって感じられてしまった。 ふとある考えが浮かんだ。 祝詞は知能の低下に効果があるのだから、この人に対して唱えてみたらどうだろう? で。実際に、試しに歌ってみた。 そうしたら、彼は涙を流し始めたのだけれど、その涙が一体、どういう理由から流れ出したものなのかは、判らない。もっと試せば何か判ったのかも知れないが、彼が「頭が痛い」と言ったので、辞めた。そして、彼とも別れた。 というか、夜が更けるにつれて、またしても、例のアレが始まったらしかった。 掃除したり祝詞を唱えたりしないと、だんだん知能が低下してゆく、アレ。 辺りを歩き回ってみると、ある一定の場所から離れると、途端に思考が衰えてしまうようだった。 祝詞を唱えると、それが緩和された。 全く、『不浄な空間を浄化してゆく』イメージそのもの。 チャンネル桜の人達も去って、ホームレスの人とも別れて、渋谷に留まる理由は全く無くなったのだけれど、 この『不浄な空間』の為に、単純に改札へ行って切符を買うという当たり前の行為が出来なくなってしまったので、 しばらくの間、私は小声で祝詞を唱えながら、渋谷駅の周辺を彷徨くことになってしまった。
|
- ついにアセンションが、始まった [転載禁止]©2ch.net
191 :14@転載は禁止[sage]:2015/01/08(木) 20:45:15.29 ID:kyLrhs020 - こんな状態で電車に乗って、大丈夫なのか? とかいう不安はあったけれど、
神示が『移動には交通機関を使え』と言っているし、大丈夫、の方に賭けた。 そして、実際、電車の中は大丈夫だった。 神田へ行って明神様を詣った。 『作り物の人間』みたいな人が現れるようになったのは、確か、この神田明神が最初だったと思う。 ここで見たのは、神様に向かって長々と祈っている三、四十代の男性だった。 何処に違和感を感じるのか、と言われると、答えに困るが、人間の形をしてはいるけれど、 中身は人間ではないのではないか? というような感じを受ける人。 いや。 この夜は、自分を取り巻いている世界全体から、『作り物』のような気配を感じた。 何もかもわざとらしく、何もかも大げさに見えた。 それから、ここでもおみくじをひいた。 中吉だった。 神田明神の次は、素戔嗚尊神社を目指した。 前にも、その近くのホテルに泊まったことがあったので、今夜もその宿に泊まろうと思ったから。 ところが、途中で道に迷ってしまった。 もともと、小さくて判りにくい神社なのだけれど、何処で道を間違えたのかも判らない程、完全に迷った。
|
- ついにアセンションが、始まった [転載禁止]©2ch.net
192 :14@転載は禁止[sage]:2015/01/08(木) 20:46:28.21 ID:kyLrhs020 - 探して夜の街を彷徨うことになったのだけれど、例によって、掃除をするか、
祝詞を唱えるかしなければ、知能が低下してゆく。 祝詞は楽だし、祝詞なら祝詞を唱えながら道を進んで行けるのだけれど、正確に唱えなければ逆効果になるので、 ゴミを拾う作業も平行して行わなければならなかった。 名古屋の時は、これの有効、無効の判定として汽車の汽笛が鳴ったけれど、 東京では、車の騒音が判定役を果たした。 自分の行いが『有効』と判定された時には、行き交う自動車の音が静かになった。 『無効』と判定された時には、まるで怒っているかの如く、やたらと大きなものとなった。 おそらく、普通に歩けばなんということのない距離を、やたらと時間と労力を費やして歩いた。 疲れ果てて、そのうち、祝詞を紙に書く、という手法を思いついた。 そろそろやばくなってきたかな、と思ったら、歩道の脇にしゃがみ込んで、紙に祝詞を書くのだ。
|
- ついにアセンションが、始まった [転載禁止]©2ch.net
193 :14@転載は禁止[sage]:2015/01/08(木) 20:48:07.70 ID:kyLrhs020 - そんな風にして少しずつ進んでいった。
そうしたら、素戔嗚尊神社ではないが、違う神社の前に辿り着いた。 神社と言っても、コンクリート建造物の一階と二階に、神様が祀ってあって、 おそらく、それ以外の部分は住宅として使われているか、もしくは会社か何かがテナントとして使用しているような感じの、ちょっと他にはないであろう、風変わりな神社。 その神社の名前は、初音神社。 初音ミクに導かれて辿り着いた初音神社。 神社そのものは二階にあって、その途中には木彫りの馬があった(もしかしたら、二階の奥だったかもしれない)。 『だから、いったいなんなの、コレ? ミクさんって神様だったの? そりゃ、命の恩人なのかも知れないけどさぁ……。ねぇ。これって、ジョークなの? どういう趣向の遊びなの?』 とか思った。
|