- 【イエス】神秘の宝石騎士団 XIX【キリスト】
760 :グレン☆KoE[]:2011/02/13(日) 12:52:34 ID:wzJXQZL20 - >>747
自我 フロイトの定義では1923年以前までは意識を中心にした自己の意味で使われていた。 つまり私や意識に近いものとして語られていたのである。これはこの時期以前においては、 彼が意識と無意識の区別によって精神を把握していたためである。 1923年以後、心的構造論と呼ばれる新たな理論を語るようになってから自我という概念が 「意識と前意識、それに無意識的防衛を含む心の構造」を指す言葉として明確化された。 自我はエスからの要求と超自我からの要求を受け取り、外界からの刺激を調整する機能を持つ。 無意識的防衛を行い、エスからの欲動を防衛・昇華したり、超自我の禁止や理想と葛藤する、調整的な存在である。 全般的に言えば、自我はエス・超自我・外界に悩まされる存在として描かれる事も多い。 自我は意識とは異なるもので、飽くまでも心の機能や構造から定義された概念である。 有名なフロイトの格言としては「自我はそれ自体、意識されない」という発言がある。自我の大部分は構造や機能によって把握されており、 自我が最も頻繁に行う活動の一つとして防衛が挙げられるが、この防衛は人間にとってほとんどが無意識的である。よって自我=意識と考えるのには注意しなくてはならない。 ちなみに「意識する私」という概念は、精神分析学においては「自己もしくは自己イメージ」として明確に区別されている。 日本語においての自我という言葉は、一般的には「私」と同意に受け取られやすいが、それは日常語の範囲で使用する場合にのみ当てはまる。 ウィキペディア 自我 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E6%88%91
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761 :グレン☆KoE[]:2011/02/13(日) 12:59:35 ID:wzJXQZL20 - 「意識と前意識、それに無意識的防衛を含む心の構造」
と書かれているけど「意識と前意識」と「無意識的防衛」 をわけて考えてみたい。 そうすると>>748の言っている防壁のような機能は「無意識的防衛」という事になる。 これが日本語でいう「タガ」という事になるのではないだろうか。
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762 :グレン☆KoE[]:2011/02/13(日) 13:06:37 ID:wzJXQZL20 - 防壁のような機能を考えてみると。
自我より奥にある意識というのは弱いから防壁によって守られていると 考えられる。 自我より奥にある意識というと超自我とかエス言われるものがあるけど 心の階層モデルには諸説あるのでここでは単に 意識ー防壁ー無意識 という単純なモデルにしておく。
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763 :グレン☆KoE[]:2011/02/13(日) 13:12:10 ID:wzJXQZL20 - 例えば超能力を使うのに固定概念とか常識が邪魔をするという
事がよく言われる。 スプーンが曲がらないのはスプーンは曲がらないという固定概念があるとか云々。 最近流行りの引き寄せの法則もそんな感じ。
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765 :グレン☆KoE[]:2011/02/13(日) 13:23:06 ID:wzJXQZL20 - カトリックでは自分の中のキリストに会いに行きます。
自分の中のキリストというのは当然ながら意識の中にはいません。 防壁の向こうのいわば無意識に存在します。 そして自分の中心をキリストに明け渡すのですが。 そういう事には当然、防壁を超えて意識と無意識のやり取りが行われます。 ここで、防壁を超えてキリスト意識が無意識から意識にやってくるって 話にしようと思ったのですが、何か変なので変えます。 無意識にあるキリストが意識を照らす為には防壁が高くてはいけません。 防壁が低いあるいはまったく存在しない状態であればキリスト意識は 防壁に遮られる事無く私たちを照らす事ができます。
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767 :グレン☆KoE[]:2011/02/13(日) 13:27:42 ID:wzJXQZL20 - 仏教でも執着を捨てる事が大切と言われますが
仏教では悟りを開く前段階として必ず魔境を通ると言われます。 防壁を低くするというのは聖なる道の一つなのではないでしょうか。 防壁を低くするという事は当然悪いものが入ってきやすくなります。
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769 :グレン☆KoE[]:2011/02/13(日) 13:31:21 ID:wzJXQZL20 - 高潔な人格ほど防壁が低い人物という事になれば
それだけ悪の衝動も受けやすいのではないかと思います。
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